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2022年11月30日 (水)

焦葱麺黒

水曜平日。11月最終日。今年も残りあと1ヶ月だ。それなのに気温がまだ20℃で全然温かく冬らしくない。

帰宅途中に東神奈川駅で途中下車。JRと京急の駅の中間にある商業ビルに今月24日にオープンした新店『麺処 黒』に訪問。なんでも横須賀にある『らぁ麺しろ』という店の3号店なのだそうだ。このビルは以前『麺屋黒琥』が入っていた所だ。今は「リーデンスフォート横浜」なんて名前になっている。ここにラーメン店が入るのは久々になると思う。1階に降りて入口正面に横に伸びる店舗がありそこが目的店だった。暖簾は出ていたし店前に待ち客なく早速入店。入口脇に券売機。店員は男2人女1人。客席は厨房前に一列のカウンター4席、窓際に2人がけテーブル席3卓と入口近くの奥に4人がけテーブル2卓。先客1人後客ゼロ。BGMはFM横浜。

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麺処 黒

『焦がし葱醤油らぁ麺』800円+『TKG』220円=1020円

筆頭は鶏白湯、続いて焦がし葱醤油、魚介つけ麺と続く。店名にちなんで焦がし葱醤油の方を注文。TKGも付けた。しばらく待ってお盆で提供された。TKGのご飯は結構な量で食べごたえありそう。キッコーマンの生醤油も同時提供された。

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麺は全粒粉入り中細ストレート自家製麺。食感はパツパツのザックリ。具は青葱の小分け切りと白髭葱、紫玉葱の微塵切り、三つ葉、海苔1枚、穂先メンマ1本、低温調理された鶏と豚の2種のチャーシュー各1枚づつ。豚の方は黒胡椒で味付けされていた。スープは鶏出汁のスッキリした味わいながらしっかりと焦がし葱の味わいが出ている。良い味わい。卓上にも焦がし葱があるので追加するとよりその香ばしさが増すのも良かった。TKGはシンプルだけど先に書いた様ににボリュームがあり食事として満足出来た。なかなか良い店が良い場所に出来たな。再訪問する機会も多分にあるだろう。退店し帰途についた。

2022年11月27日 (日)

晩秋港南

221127sky01221127sky02 昨日とは打って変わって朝から快晴の11月最後の日曜休日。横浜市街地もめっきり紅葉が進んでいるね。このところ立て続けに新店訪問していたので、今日は久々再訪問する店を決めて家を出た。電車に乗り港南台駅で降り立った。駅周辺の商業施設で色々買い物をした後今日の目的の店へ向かった。港南台駅から歩いて7,8分くらいのところにある『龍ちゃん』というラーメン店だ。開店は1996(平成8)年で横浜では珍しい背脂チャッチャ系ラーメンを提供している。前回訪問から約14年ぶりの再訪問だ。店名もラーメンもふた昔前って雰囲気で逆に惹かれた。店に到着したのは開店ちょうどくらい。店主がシャッターを上げ店へ戻ったタイミング。店前に待ち客はいなかったので本日最初の客として入店。店員は男の店主と女の店員の2人。客席は変形クの字型カウンター10席。口頭で注文。水はセルフ。後客3人。

221127ryuuchayan00221127ryuuchayan02 ラーメン ギョウザ 龍ちゃん

『味噌カレーラーメン』1000円+『半ライス』100円=1100円

メニューは醤油・塩・味噌・つけ麺・油そばと多彩。今日は何となく味噌の気分だったのでメニュー表の味噌の項目を見ると味噌カレーなんていうメニューもあった。興味を惹かれたので注文。味噌となればライスも付けておこうと半ライスを注文した。すると店主から脂の量を聞かれたので多めでとお願いした。

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きっちり背脂たっぷり、背脂チャッチャ味噌カレーラーメンだ。麺は中太ストレート。具はきざみ葱、ワカメ、海苔1枚、ゆで卵半個、フライドガーリック多め、柔らかメンマ数本、脂多めのバラチャーシュー1枚。懐かしくも目新しい美味しそうな一杯だ。最初大量のフライドガーリックの味とドロドロ背脂の食感で何だかよくわからなかったが、次第に味噌カレースープの味が浮き出てきた感じ。これが不思議な味わいでカレーと味噌の割合が絶妙。カレー味でも味噌味でもない味噌カレーラーメンとして仕上がっている。背脂チャッチャ系は大概しょっぱめの味わいになるのだが、これはまろやかな味わい。カレーが甘いのかな?それも背脂の甘さでよく判らなくなっている。最後まで迷いながら食べ終わったのは久々だ。いや、美味しいので完食はしたんだけどね。やっぱり醤油で再確認が必要かな?満足で支払いを済ませ退店した。店の外に家族5人客が待っていたよ。駅に戻り早々に家路についた。

 

2022年11月26日 (土)

蓋閉不可

土曜休日。週末の天気予報は晴れだと思っていたが昨夜辺りに急に雨の予報に変わった。実際朝から空は雲に覆われていた。そして8時過ぎくらいには雨が降りはじめ次第に雨脚は強くなってきた。8時から10時の間は、油断するとつい二度寝してしまったりグダグタと過ごしてあっという間に時間が過ぎ去ってしまう我にとっての魔の時間帯。このタイミングで強い雨に降られたので完全に出鼻を挫かれてしまった。当初東京に出るつもりだったのが今日はもう家でダラダラと過ごそうというモードになってしまった。昔は台風が来ても雪が降っても未訪問店開拓をしていたけど今ではもうそれが信じられないよ。しかし10時半頃に雨は止み僅かながら日差しも出て来た。この時間に家を出ても食べ歩きとしては完全に機を逸してしまっているので色々諦めて近場の店で食べることにした。

色々迷ったけど弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』がランチ営業しているらしいので行ってみる事にした。最近困った時はこの店にしているような気がする。開店30分過ぎた頃に店に到着。待ち客はいなかったのでドアを開けて入店。先客は2人だけだった。窓側のテーブル席に案内される。口頭で注文。後客は来なかった。

221126nekonezumi00221126nekonezumi01 ねこ娘とねずみ男 『閉まらないカツ丼』1400円

今日のランチメニューは色々あって、筆頭は「牛ザブトンステーキ」だったが「スパイスカツカレー」や「鶏と煮干しのWスープラーメン」等もあり悩んだけど上記のメニューを選択した。しばらくまって提供されたのは切られたカツが3枚ものっている見たこともないかつ丼だった。これは確かに蓋は閉まらない。店員から「蓋は取皿としてお使いください」と言われ開いた状態で提供された。特製ソースも別提供された。

221126nekonezumi02221126nekonezumi03 衣は薄めで柔らかく、ややしっとり食感のとんかつ。かつ丼用に食べやすくしてくれたのだろう。カツにはかかってないけどご飯部分には薄味の玉ねぎ玉子とじがちゃんとかかっている。とんかつの脇から箸でほじりながらご飯部分を食べた。まるでラーメン二郎でヤサイの下から麺を引きずり出す感覚に似る。味は薄かったけど特製ソースがいい味していた。完食し満足。支払いを済ませ店を出た。我はこういうのばかり頼んでいるが大食いではないので腹いっぱいだよ。コンビニに立ち寄っただけでそのまま家に直帰し午後は惰眠を貪った。

2022年11月25日 (金)

勝丸煮干

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新横浜ラーメン博物館が開館したのが1994年3月4日。この時の創業メンバーが札幌『すみれ』、喜多方『大安食堂』、阿佐ヶ谷『げんこつ屋』、環七『野方ホープ』、目黒『支那そば勝丸』、横浜『六角家』、博多『一風堂』、熊本『こむらさき』の8店舗。現在も営業中の『こむらさき』を除く7店が別枠で『あの銘店をもう一度94年組』として三ヶ月のリレー形式で復活営業していく。しかもただの再出店ではなく「94年当時の味の再現」をしてラーメンを提供していくらしい。そのトップバッターが目黒『支那そば勝丸』だ。目黒本店へは2008年に一度だけ訪問しているが、ラー博開館当時は訪問していない。何せラーメン食べ歩きを本格的に始めたのがこのブログ開始と同時だったからね。『勝丸』1994は今月7日から営業を開始していたが3ヶ月も営業期間があるのでずっと後回しにしていた。今回満を持して入店する事にした。店前に待ち客無し。食券を買ってスムーズに入店。店員は男3人女2人かな。先客3人後客3人。

221125katsumaru00221125katsumaru01 支那そば 勝丸 新横浜ラーメン博物館店

『極上煮干し焼豚麺(正油味)』1200円

メニューには正油味とミックス味の2種があり今回は正油焼豚を注文した。麺は縮れに縮れた特徴的な中太麺。具はきざみ葱、ナルト1枚、海苔1枚、バラチャーシュー4枚。チャーシューは黒豚ばら肉を使っているらしく地味ながら美味しかった。スープはじんわり煮干しが効いた醤油味。いいねーこのじんわり染み渡るような味わい。前知識を入れずに食べたのだが目黒というより山形辺りでありそうな一杯だなーと思いながら食べていた。後で調べたら店主は青森出身で地元の食堂のラーメンを意識して作っているとの事。煮干しだから青森だったか…。でも我は東北のラーメンは一番日本らしいラーメンだと感じて特に大好きなので大満足だ。次はミックス味を食べよう。

最近はレギュラーサイズを連食するともう腹パンでキツくなってきたよ。もうこのまま家路につくだけにしよう。

再会大砲

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辿り着いた週末金曜。退社後空を見上げると放射状に直線に伸びる雲が見えた。富士山がある方角の方から伸びているように見える。何も無ければ良いが…。

さて毎週恒例と化した新横浜ラーメン博物館訪問。30周年企画「あの銘店をもう一度」も第8弾となり、本日いよいよ久留米ラーメンの筆頭店と言っていい『大砲ラーメン』が帰ってくる。1953(昭和28)年創業で羽釜を使った呼び戻しスープ発祥の店。ラー博出店時に訪問しているし、その後久留米本店にも訪問した。でもファーストコンタクトはラー博だった。当時は食べ歩きの地方遠征を始めて間もない頃で、「久留米ラーメンは九州豚骨ラーメンの源流」という知識しかなく、首都圏に進出している久留米ラーメン店も無かったと思う。どんなラーメンなのだろうか?と期待が膨らむばかりだった。久留米ラーメンを調べるとほぼ必ずこの店の名が出て来たので「行ってみたいなー」と長い間憧れを抱いてきた。そんな中奇跡の『大砲ラーメン』ラー博出店だったので嬉しくて小躍りしていた自分を思い出すよ。早速入館し地下1階の『大砲ラーメン』へと向かう。幸運な事に待ち無しで入店出来た。既にいい感じの豚骨臭が店内に漂っている。店員は男5人女2人。先客5人後客5人くらい。

221125taihou00221125taihou02 久留米 大砲ラーメン 新横浜ラーメン博物館店

『昔ラーメン』900円

筆頭のこってりスープの昔ラーメンを麺かたで注文。麺は中細ストレート。具はきざみ葱とメンマ数本、海苔1枚、半分に切られたゆで卵、チャーシュー3枚。そして特徴的なコリコリ食感の豚脂の揚玉数個。流石は大砲ラーメン、スープの美味さが別格だ。そんじょそこらのペラい豚骨スープと違い重厚感がある。美味しかったな。飲み終わった後骨粉が少しだけど堆積していた。3週間と言わず数ヶ月営業してくれないかなーと思いつつ店を後にした。

2022年11月23日 (水)

雨休豚仙

勤労感謝の日の水曜祭日。朝から冷たい雨が降る休日。せっかくの休日が1日雨かと残念がるか、こんな寒い雨の日に会社へ行かずに済んで良かったかと思うか、捉え方で全然違うものになる。我は圧倒的に後者で朝遅くまで惰眠を貪る幸せな時間を過ごした。今日は1日休養優先。スーパーへ行く必要があるので近場限定で少しだけ外出しよう。その前にラーメン。最近何故か二郎系を欲するようになったので『豚仙人』吉野町本店へ向かった。今年2月17日に訪問して以来になる。開店7分前くらいに店に到着したが既に先客2人待ち。その後に並ぶとすぐ我の後ろにも列が生じた。人気なんだな。この店は在宅勤務時の平日に訪問する事が多いから気が付きにくい。定刻に暖簾が出され先客に続いて入店し食券を買い着席。初回で満席になったね。男客ばかりだ。厨房には若い男の店員2人。

221123butasennin00221123butasennin01 豚仙人 吉野町本店

『国産豚ミニラーメン』800円+『味噌』100円=900円

ミニを100円増しで味噌にしてみた。冷たい雨の日だったからね。前回訪問時より50円値上がっていた。事前に麺かため指定。コールはニンニク・アブラ。

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久々だけどこれが本当にミニなのか?と思う程インパクト大。麺かためだとブリブリ極太麺がよりゴワゴワ感を楽しめるようになる。そして意外にもしっかりとした味噌味の二郎に仕上がっている。大概ニンニクに負けて味噌の存在感が負けるパターンとよく遭遇していたのだが、こちらはしっかり味噌二郎。卓上から辛味をかけてより体を体内から暖める事が出来た。美味い。それにしても豚肉1枚だけど強烈な大きさだ。最後まで手こずったが何とか完食。満足して店を出る事が出来た。店外には3人くらい傘をさして待っている客がいた。

蒔田駅方面に出て二度目のライフビエラ蒔田へ訪問。新しいスーパーが出来るとついつい物珍しさで色々買ってしまう。正午過ぎには帰宅し午後は雨音を聞きながら完全寝て曜日として休日時間を楽しんだ。

2022年11月22日 (火)

上星蜆雅

火曜平日。でも明日は祭日なので開放的な気分になった。会社帰り強引に新店開拓してしまおう。帰宅途中横浜駅で相鉄線各駅停車に乗り換えた。上星川駅で下車。駅から徒歩1分程度、3月に訪問した『上星商店』と同じ上星川商店街に今月19日に開店した『支那そば屋 雅(まさ)』という店だ。夜営業開始から5分後くらいに店に到着。店前に待ち客無し。入口に立つと中にいた女店員に招かれ奥の方の席に座るよう指示された。店員は男2人と女1人。客席は厨房周りに変形J型カウンター約10席。卓上のメニュー表を見て口頭注文。料金後払いのようだ。先客3人後客3人。

221122masa00221122masa03 支那そば屋 雅

『特製塩しじみらあー麺』1050円+『卵黄醤油漬けご飯』150円=1200円

メニューは大きく分けて塩しじみ、醤油があり、各々のラーメンと昆布水つけ麺があるようだ。サイドメニューも結構豊富。我は塩しじみの特製ラーメンと卵黄醤油漬けご飯を選択。お肉ご飯も魅力的だったが特製と味がかぶる可能性があったので控えた。しばらくラーメンを待っていると、どう見ても特製ではない普通のラーメンが提供された。不審そうにしばらく丼を見ていたら女店員が駆けつけて来たので「特製頼んだんだけど」と伝えると厨房から「申し訳ございません!」と謝罪されすぐに特製のラーメンと取り替えてくれた。返したラーメンはそのまま他の客に提供されたようだ。提供順番の間違いだ。すぐ気付き作り直ししないで提供されたので結果的にそれほど問題ない気持ちでいたが、食べ終わり支払いする際、厨房にいた店主と思しき男店員に再度「誠に失礼しました。申し訳ありません。」と謝罪が入った。開店間もないからこういう事もあるだろう。真摯な接客に好感がもてた。

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麺はシコシコ食感の中太ストレート。具は紫玉ねぎのみじん切り、芽葱数本、半分に切られた味玉1個、鶏チャーシュー2枚と豚チャーシュー2枚。チャーシューはいずれも脂身は少なくサッパリとした味わいになっている。そして肝心のスープは事前予想していたよりしっかりとした蜆の旨味を感じられた。塩味もやや強く出ている。これは美味しいね。ついついスープを先行して味わいたくなってしまい麺があらわになってしまうほどだった。中太麺も意外とこのスープに合っている。玉ねぎのみじん切りも良い味のアクセントになっている。自然とスープを飲み干して完飲完食をしてしまった。大満足だ。

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卵黄醤油漬けご飯。これラーメン店でありそうで中々無いんだよ。卵かけご飯と似て非なる美味しさ。とても美味しかった。こちらも大満足。ラーメンもサイドメニューも含め、単純に料理上手で美味しく、近所にあったら良いのになーと思わせる店だった。良い気分で支払いを済ませ店を出た。横浜で少々買い物をしてから帰宅。明日は休みだ!

2022年11月20日 (日)

綱島肉玉

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昨日までの青空から一転、朝からどんより曇った日曜休日。正午近くには雨が降るという予報。このところ市内新店開店ラッシュが続いているが、天気が悪かった場合に行こうと保留していた店に行ってみる事にした。場所は東急綱島駅近くで昔『麺屋ばばん』という店があった場所。今度新規開店した店は『元祖おかず系ラーメン 肉玉そば おとど』といい先月18日に開店した。本店は北松戸にあるが㈱プロジェクトMなる資本系のラーメン店だそうだ。店に到着したのは開店2分後くらいかな。入店すると入口脇に券売機。結構狭く暗い印象。厨房には男の店主1人と若い女の店員2人。客席は厨房周りにカウンター7席。先客3人後客1人。

221120otodo00221120otodo02 元祖おかず系ラーメン 肉玉そば おとど 綱島店

『肉玉そば』950円

筆頭基本メニューを注文。基本はおそらく醤油味だろう。他に塩・旨辛があり、まぜそば、つけ麺等もある。店員に食券を渡すと御飯とニンニクの有無を聞かれる。両方有りと答えた。普通にご飯茶碗に1杯の量。ライス無料はなかなかないね。

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肉玉そばと言う時点で「徳島ラーメン」を想像したがほぼその通りだった。でもそんな表記はない。麺は四角い太麺やや縮れ。密度が高い感じでかために感じる食感。好きな麺だ。具はきざみ青葱、平メンマ数本、ナルト1枚、卵黄、甘辛の豚バラ肉数枚。スープは牛骨、豚骨、鶏ガラから作ったそうで「三獣スープ」とアピールしている。豚バラには予め黒胡椒がかかっており、これが良いインパクト。きざみニンニクと合わせガッツリと白飯に合う味になっていた。もちろん完飲完食、満足して良い気分で退店した。帰りに近くの肉屋でメンチカツ5個を買って家路についた。帰宅後食べたら美味かった。

2022年11月19日 (土)

呼戻二郎

快適なサイクリングを終え、桜木町駅から京浜東北線に乗り大森駅で下車した。今日の狙いは『バリ男』という二郎インスパイア店。虎ノ門駅近くにに本店があり、都内に3店舗、ハワイに2店舗支店を展開している。この店は二郎系ながら久留米ラーメンの豚骨呼び戻し方式でスープを作っていると聞き興味を惹かれたので行っている事にした。今年5月に大森を訪れた時に店を見かけたので覚えているので大森店へ行ってみる。駅北口改札を抜けて右に曲がり真っ直ぐ進めば徒歩2分くらいで到着だ。店前に待ちは無し。早速入店。おー早速豚骨臭の洗礼だ。入口脇に券売機。あ、プラ板食券が落ちてきた。厨房内に男の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター12席と奥に4人がけテーブル席2卓。先客8人くらい後客5人くらい。食券提出時に好みを聞かれる。この店はタレときざみニンニクが卓上にあるのでコールはヤサイ・アブラのみ。でも今回は好みなしで注文した。

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らーめん バリ男 大森店 『ねぎラーメン』1050円

筆頭メニューを注文。葱ののった二郎系ラーメンは初めてなので興味あり。スープは溢れんばかりの状態で提供された。受け皿があるとは言え最初から天地返しは困難。

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麺はブリブリに縮れた硬めに茹でられた平打極太麺。しっかり小麦が詰まったような食感で、こういう麺好きだな。具は通常のもやし&キャベツの上にシャキシャキの葱。それが胡椒にしっかりと和えられており事前に想像していたよりインパクトがあった。これによって他の二郎インスパイアと明確に差別化が出来ていると感じるほどだった。チャーシュー3枚は半分くらい脂身でトロトロ。あまり肉感は楽しめなかったかな。スープは背脂たっぷりの豚骨醤油。事前に想像していたほど豚骨濃度は高くなく、むしろ醤油が立っているような印象。適量のきざみニンニクとタレを追加しながら食べ進める。あー同じインスパイアでも先日食べた『豚山』のラーメンとは結構違うものだね。こちらはこちらで大変美味しく食べ終えることが出来た。背脂スープは少し残したが麺と具は完食。大満足で店を出た。

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5月に訪問した時隣にあった『月見ワンタンメン三日月』は早くも閉店していた。結構美味しいラーメンだったのに、大手は見限るのも早いね。そのまま駅に戻り家路についた。

試漕電走

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快晴の土曜休日。気温もそれほど低くなく爽やかな過ごしやすい気候。今日は最近各所で目につくようになり気になっていたシェアサイクルを初めて使ってみることにした。レンタサイクルとは異なり元の場所に返却する必要がなく別のポートに乗り捨てOKなのが良い。調べてみると貸出ポートは中区にはかなりの数が出来ているようなので使い勝手が良さそうに思えた。アプリをインストールすれば使えるようになり事前予約も出来る。料金も電動アシスト付きで30分税込165円だからまあまずまずの値段。今日はお試しなので最寄りのポートからハンマーヘッドまで行ってみることにした。

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最初は当然ながら借り方や返却方法、施錠の仕方等をサイトを見ながら行った。また久々の自転車運転なので交通ルールも昔と変わっており慎重に気をつけながら走った。でも電動アシストはかなり楽でスイスイと進み、とても快適だったね。思ったより電池の減りが早かったけど。小一時間ほどサイクリングを楽しみ桜木町駅近くのポートに自転車を返却した。返却完了通知メールを確認し終了だ。借りっぱなしで料金が凄い事になったらえらいことになるからね。もう少し慣れればちょっとした移動でも気軽に利用出来るだろうし使い勝手が良さそうだ。我に合っている交通手段だ。都内や他の地方都市でも同様の活用が出来るようだし。このインフラが維持・拡張していけば少なくとも近距離移動に限定するなら自分で自転車やバイクを買う必要はなくなりそうだ。

2022年11月18日 (金)

王様拉麺

1994年に新横浜ラーメン博物館が誕生した当初から今に至るまでずっと出店し続けている唯一つの店、熊本ラーメンの『こむらさき』へ入店した。熊本天文館に本店があり創業は1954(昭和29)年だそうだ。店前に待ち客は無し。タッチパネル式券売機で食券を買う。メニューの豊富さに驚いた。限定で発売されていた「鍋焼きとんこつ」までレギュラー化しているのか。今回は筆頭の「王様ラーメン」をタッチし入店、着席。店員は男2人女1人。先客は10人くらい。後客はなし。

221118komurasaki00221118komurasaki01 元祖熊本ラーメン こむらさき 新横浜ラーメン博物館店

『王様ラーメン』850円

提供された時「美味そう!」とテンションが上がったほどのラーメンの顔の美しさに驚いた。自分の過去の記憶と違う。麺は柔らかめの中細ストレート麺。具はきざみ葱、もやし、細切りメンマ数本、細切りきくらげ数本、かための焼豚が3枚以上入っている。スープはあっさりしているけどシャバシャバではない適度な豚骨濃度。そしてローストされた細かく刻まれたニンニクチップの味のインパクトが強め。昔の熊本ラーメンはマー油じゃないんだよね。源流の玉名ラーメンに近い。そして美味しかった。先日『龍上海』で食べた時も思ったが、技術の進歩で本店のラーメンの再現度が昔に比べて格段に上がっているのだと思う。だから今やってる過去出店した店を再出店させる企画はとても良いタイミングだと言える。おそらく前出店していた時に比べて美味しくなっているはずだ。より本店の味に近づいて提供されてくるものと思われる。満足して気分良く退店出来た。

爐茶拉麺

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辿り着いた金曜夕方。何とか一週間勤め上げた後のお楽しみ、新横浜ラーメン博物館へ向かった。

今夜こそ『勝丸』…と思ったけど、札幌の『爐』へ再訪問することにした。先週スペシャルらーめんを食べたのだが、スープ表面を覆う真っ黒な焦がしラードのインパクトが強かった。食べ終わった後に「元の味を知りたいので普通のラーメンも食べないとな」とラオタっぽい事を思ってしまった。なにせこの店が撤退するまで一週間をきってしまっているからこちらを優先するしかない。到着時店前に待ち客無し。店前タッチパネル式券売機で食券を買い店員に渡すと店内に案内された。先客は10名以上いた。空いている席に座りラーメンの到着を待った。店員は男2人女2人。後客5人くらい。

221118irori00221118irori01 名人の味 爐 新横浜ラーメン博物館店 『醤油らーめん』930円

スペシャルと見た目が全然違いスープは茶色だ。麺は西山製麺製多加水中太縮れ麺。具は玉ねぎともやし、メンマ数本、巻バラチャーシュー2枚。スープは淡い醤油味。黒くはないがスープ表面にラード層がある。なのでやっぱり旭川醤油ラーメンに似た一杯に印象が残った。魚介の味は感じなかったのでそっくりという程ではないけどね。この店の基本の味を知ることが出来、満足した気持ちで退店した。

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来週はいよいよ久留米『大砲ラーメン』が新横浜で開店する。これは凄い事だ。

2022年11月16日 (水)

関内豚山

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水曜平日。早出出勤の定時退社日の夜。帰宅途中にラーメン店へ立ち寄る事にした。

JR関内駅前にあった『麺処 山一』跡地に一昨日の11月14日、『ラーメン豚山』関内店がオープンしたと聞き行ってみる事にした。『麺処山一』はあっさりしたラーメンを提供しオフィス街という街柄人気を博していたと思っていたので驚いたよ。支店も検討していると噂を聞いた気がしたが結局噂だったのか。それにしてもこのオフィス街でニンニクマシマシ店を作って大丈夫なのだろうか?あー、来年駅前に関東学院大学の新キャンパスが出来るからそれを見越しての事か。流石は大手、出店条件調査に抜かりはないな。…等というラオタの虚しく気持ち悪い経営予測はこれくらいにして店へ向かう。珍しく2週間前くらいから自分の胃袋が二郎系ラーメンを求めている状態だったからね。久々だなぁ豚山。約2年半前、鶴見店に行った以来だ。店前に待ち客無しだったので早速入店。入口脇に券売機があり食券を買って水はセルフで注いで席は指定され着席。『山一』時代の高級感漂う感じの内装は普通のラーメン店の感じに改装されていた。店員は男2人女1人。『町田商店』同様威勢の良い声出し接客。従業員教育訓練凄そう。客席は厨房周りに変形J字型カウンター15席。先客5人後客4人。

221116butayama00221116butayama01 ラーメン豚山 関内店

『ラーメン小』830円+『うずら5個』100円=930円

腹は減っていたけどラーメン小にうずらトッピングだけした。コールはニンニク・アブラ・カラメ。

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麺は茶褐色のビロビロ平打太麺。分厚い巻バラチャーシュー2個。アブラたっぷりニンニクたっぷり。ジロリアンではない我からすると味もクッキリとわかりやすく二郎。こんなに美味しかったっけ?と思いながら食べていた。横浜西口店鶴見店で麺がダマになっていた記憶があるので正直『豚山』には良い印象がなかったんだけど、今回はそんな事はなく全く問題が無かった。あれから2年以上経過して今『豚山』は25店舗以上展開しているんだっけ?そりゃあ完成度も高まるだろうなー。ヤサイ増しはしなかったとは言え満腹の大満足で退店した。関内二郎の略称「カンジ」に習って「カンブタ」か、或いは「関東学院」に習って「カントン」とか言われるようになるのかね。…下らない。早々に家路についた。

2022年11月13日 (日)

秋歩浅間

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日曜休日。早朝綺麗な朝焼けを眺めることが出来たが、夕方くらいに雨が降るという予報だ。

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浅間町付近に今月7日、博多豚骨ラーメンの新店が開店したというので行ってみた。横浜駅から1.2kmくらいなので川に沿って歩いて行ってみる事にした。店名は『七星堂』といい、佐賀にある『喜隆』という店から受け継いだラーメンを提供するのだそうだ。店には開店15分過ぎくらいに到着。店前に待ち客無し。早速入店。入口脇に券売機。店員は若い男ばかり3人。客席は厨房周りにL字型カウンター9席。先客5人後客5人で一時店内待ちが生じていた。

221113nanahoshidou00221113nanahoshidou01 博多豚骨 七星堂 『博多とんこつ赤星』830円

券売機左上の法則に従い筆頭メニューを注文。麺のかたさは店長オススメと書かれたバリカタ指定。「博多とんこつ」と名乗っちゃっている以上、佐賀の豚骨とは無関係なんだな。麺は細麺ストレート。具は刻み葱、もやし、チャーシュー2枚。スープはかなりあっさりめの豚骨スープで豚骨臭は感じられなかった。レンゲに辛味噌が盛られているが、これが『喜隆』の特徴であり本店では「かんしゃく魂ラーメン」という名前で提供されいる様子。でも豚骨臭は希薄でスープの豚骨濃度自体も低くシャバシャバ。こちらでもよくある豚骨ラーメンの印象。確かに本場でも豚骨濃度や豚骨臭もまちまちだったりするけど、これだとこちらでも良く見かける豚骨ラーメンなので正直インパクトも希薄で埋もれてしまうのではないかな?という印象で終わった。他の客の替え玉注文率は高かったが我は全くその気持になれず麺と具を食べきった後スープは残して退店した。

どんどん雲の割合が増してきたので家路を急いだ。午後は自宅でゆったり休養だ。

2022年11月12日 (土)

中田横綱

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中田駅周辺の食べ歩きはまだ終わらない。昨日に続いて連食だ。『とり夢』を退店し南の住宅街の方に歩を進めた。このあたりは本当に静かな住宅街。個人住宅しかない様子。食べ歩きをしていなかったらまず歩くことは無かったであろう路地を歩く。天気が良いし気温も穏やな散歩日和なので気分は良い。歩くこと約15分、こんな陸の孤島みたいな場所に本当にラーメン店があるのかと疑う気持ちが出てきた頃にようやく店を発見した。『なっとくの中華そば 横綱』という店で今年7月には開店していたそうだ。以前もラーメン店があって居抜きで開店したそうだが全然知らなかった。葛の湯店とあるから温泉施設に併設された店のようだ。こんなところに温泉施設があるのも驚きだった。営業中の看板が出ていたので早速入店。入口脇に券売機。厨房には男の店員2人。客席は厨房前一列のカウンター8席。厨房内に設置されたテレビが大音量で流れていた。先客1人後客ゼロ。

221112yokozuna00221112yokozuna01 なっとくの中華そば 横綱 葛の湯店 『中華そば(並)』650円

筆頭基本並のメニューを注文。他につけ麺もあるらしい。麺はツルツル食感の中太縮れ麺。具は太めの万能葱のきざみと平メンマ数本、ナルト1枚、バラチャーシュー3枚。スープはあっさり鶏ガラ正油。かなりアツアツのスープ。きざみ葱の味が強く感じられるほどあっさり味。シンプルを追求したコスパ重視の一杯。でもチャーシュー3枚入りとかサービス心がある。麺と具は平らげスープは飲みきれず退店した。

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同じ道を引き返すのもつまらないので踊場駅まで15分以上かけて歩いた。地下鉄に乗り蒔田駅で下車した。以前南区役所があった場所に商業施設『ビエラ蒔田』が先月20日にオープンしたと聞いていたので前から気になっていたから行ってみる事にした。1階のスーパーライフは品揃えも良く、2階にはダイソーがあり、3階は眺めが良かった。少し買い物をして帰宅した。

中田鶏夢

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昨日と同じく11月中旬というのにポカポカ陽気な土曜休日。今日は事前予約をしていた床屋へ行く日。前回から2ヶ月ぶりなので髪の毛が伸びて不快になりこの日を待っていた。サッパリして爽快になった。

さて今日の予定は事前に決めていた。市営地下鉄ブルーライン中田駅近く、『味噌ラーメン雪ぐに』の旧店舗に先月20日オープンした新店『麺工房とり夢』。営業時間は昼3時間半のみ。開店早々トラブルに見舞われたらしくしばらく休業していたが、昨日から営業を再開したらしいと聞き訪問してみることにした。先日は『みつは』も開店したし、最近中田駅付近がラオタ的に賑やかになっている印象がある。店に到着したのは開店15分後くらいかな。無事営業しており店前に待ち客もいなかったので入店。店員は男1人と女2人。年齢から想像するに家族でやっているのかな?客席は厨房周りにL字型カウンター10席。先客9人で1席だけ空席があったので案内された。口頭注文で後払いシステムのようだ。席は仕切りがされ各席にピッチャーが置いてある。内装は『雪ぐに』時代からはかなり手を入れているようで良い雰囲気。後客3人。221112toriyume00221112toriyume01 麺工房 とり夢 『特製とりそば』1050円

筆頭の特製メニューを注文した。おばちゃん店員にサイドメニューもオススメされたけど今回は断った。他につけ麺もあった。麺は中細平打ストレート。具は刻み葱と平メンマ数本、ナルト1枚、味玉丸1個、ずいぶん肉厚の低温調理チャーシュー4枚。脂多めと少なめの2種があった。味玉は黄身しっとりで味付けもばっちり。スープは鶏白湯の醤油味。最初見た時我の苦手なタイプの麺とスープだったので警戒したのだが、実際に食べてみると美味しかったねー。上から目線な表現になってしまうが鶏白湯のマイナスなところが抑えられ上手に調理されていた。スープ完飲完食の大満足。支払いを済ませ退店した。

2022年11月11日 (金)

継続拉博

221111katsumaru00221111hacchyan00 さて続いてはラー博創業メンバーが帰ってくる「あの銘店をもう一度94年組」第一弾の『勝丸』…にしようかなと思ったが、こちらは三ヶ月出店期間があるので焦ることはなく楽しみは取っておこうと今回は見送り。店舗が『中華そば坂本』の跡地だったのが意外だった。では今後は同じ地下1階の『八ちゃんラーメン』の跡地と交互でイベント出店するという事だね。

入店したのは北海道利尻島に本店がある『味楽』。1年ぶりの訪問。入口前の券売機で食券を買い早速入店。店員は男2人女2人。接客担当が白人女店員だったのでちょっとびっくり。先客3人後客2人。

221111miraku00221111miraku01 らーめん味楽 新横浜ラーメン博物館店

『スパイシー焼き醤油らーめん』1050円

前回はを食べていたんだな。では今回は未食のスパイシー焼き醤油を注文してみた。

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スパイシーというから胡椒とか調味料が加えたやつかな?と思ったが通常の焼き醤油ラーメンに唐辛子を多めにかけた一杯だった。見た目より結構の量の唐辛子入だったのでちょっとむせるほどだった。これではせっかくの利尻昆布の出汁が味わえないじゃないか!と後悔したのだが、食べ進める内に不思議としっかり濃厚な出汁の旨味が感じられるようになった。もしかしたら唐辛子と昆布出汁の相乗効果ってあるのかな?というわけでこちらも満足の完飲完食。丼底には唐辛子粉が堆積していた。

感染第8波が警戒される状況だが、休館しない限りは引き続きラー博通いは続けていきたいね。

爐黒拉麺

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11月も半ばに差し掛かったというのに袖を捲り上げるほどのポカポカ陽気だった金曜平日。一週間の勤務を終え辿り着いたこの夕暮れ時。2週間ぶりにラー博へと足を運ぶ。ようやくだ。その間に2軒も新店が開店してしまった。まずは「あの銘店をもう一度」第7弾出店の『らーめん爐(いろり)』だ。ラー博開館2年後の1996年に最初の期間限定出店イベント「新横浜着全国ラーメン紀行」の第1弾出店として半年間のみ出店していた店らしい。本店は札幌にあり創業1951(昭和26)年の老舗店だという。我は札幌遠征を3回ほど行ったが事前情報収集でも引っかかる事が無かった。おかしいなー。という事でこの店は再会ではなく「はじめまして」になる。店入口のタッチパネル式券売機で食券を買うと即店内に招かれ「お好きな席へどうぞ」と案内された。店員は男3人女1人。先客4人後客4人。

221111irori00221111irori01 名人の味 らーめん爐 新横浜ラーメン博物館店

『スペシャルらーめん』1300円

この店の看板メニューながら数量限定のスペシャルらーめんをレギュラーサイズで注文。一昔前だったらドン引きの値段設定。今ではもうそのショックは受け流せるくらい何もかも物価が上がった。本店でも1000円超えで提供されているようで、実際食べてみると帆立が丸1個入っていたり、チャーシュー2枚入りだったりと納得の価格設定だった。

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何と言っても目を引くのはイカ墨を思わせるような真っ黒なスープ。実はスープ自体が黒いんじゃなくて、スープ表面を覆う焦がしラードの黒。表面を覆っていると言ってもたっぷりかかっているので食べ終わる頃までまだ真っ黒だった。麺は札幌の店らしく西山製麺の多加水縮れ中太麺。具は玉ねぎ、挽き肉、平メンマ数本、イカ、つぶ貝、帆立、浅利、チャーシュー2枚。スープは意外とサッパリした味わいの豚骨白湯がベースとなっていた。事前調査時はラードが表面を覆っているというから旭川の醤油ラーメンっぽいのかな?と想像していたがかなり趣が異なる面白い一杯だった。そして麺と具、熱によって、いかにも北海道らしさを感じさせるところも良かった。完飲完食、大満足で店を出た。

2022年11月 8日 (火)

弐七油麺

秋晴れの火曜平日。今月1日JR根岸駅前近くに油そば店『弐七家』が開店した。旭区千丸台に本店がある同名の家系ラーメン店が出店した。相鉄いずみ野線弥生台駅近くにも2号店を出していたので今回で3店舗目か。謳い文句によると油そばが評判が良かったから専門店を出したという。白根本店をしばらく休業してまでの力の入れようだとか。火曜日だけど早く会社を上がれたので行ける時に行っておく事にした。店は不定休らしいのでね。

駅ロータリーに面したビルの1階に店を発見。営業していたので早速入店。店員は男2人。店内隅に券売機。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と4人がけテーブル席2卓。BGMは有線っぽい歌謡曲。前後客ゼロ。

221108nishichiya00221108nishichiya03 油そば 弐七家

『油そば 醤油』750円+『中盛』100円+『ネギチャ丼』300円=1150円

家系の油そばというのであまり経験がなくどういうものなのだろうと興味を惹かれた。まず醤油と塩を選択出来たので醤油を、好みは家系と同様に選べたが全て普通選択。麺は並160gで油そばとしては少なく思えたので100円増しで中盛にした。240gだそうだ。麺だけなので二郎系に比べれば可愛いものだ。サイドメニューの弐七家定番と書かれたネギチャ丼も付けた。

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具の構成はきざみ葱、ほうれん草、海苔1枚、チャーシュー1枚。具は家系っぽい。麺は中太縮れ麺。味は豚骨醤油…ではなくやっぱり醤油味の油そばだった。油そばなのでラーメンほど特徴は出しにくい。それでも我はこのアツアツでシコシコの縮れ麺に高評価したい。色々調味料を足して味変して食べるのかも知れないが、我はそういうのは好まないので最後まで基本の味のまま完食した。

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弐七家定番のネギチャ丼はゴマ油で味付けされた、多少ピリ辛要素が入ったごく普通の正に定番の味だった。でもサイドメニューらしくメインを補って満足の晩飯にしてくれた。

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今夜は皆既月食だとメディアで騒いでいたので帰宅後ちょっと月を観察してみた。今夜は雲ひとつ無い夜空なので絶好の天体ショー日和?。でもやっぱりiphoneのカメラだといくら露出を下げても上手く撮影出来ないね。諦めて肉眼でしばらく欠けていく月を見上げていた。

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完全には真っ暗にはならず赤っぽく小さくなっていった。

 

2022年11月 6日 (日)

濃厚三亀

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快晴に恵まれた日曜休日。我の4連休も最終日。前半2日は張り切って遠出した為今日は家の近くでの日用品の買い物を中心の外出に留める。ゆったりと休日を満喫したい。曙町のサミットと横浜橋通商店街で買い物をして今日の昼は『ラーメン三亀』に狙いを定める。プレオープン時も含めて三度目の訪問となる。正午開店なので数分前に行ってみると店前の観葉植物に「13時オープン」という張り紙が貼られていた。これはショック!近くに代替の店は多いとは言え、我の腹はこの店のラーメンでもう決めちゃっていたからね。仕方ない。重い買い物袋をぶら下げてもう一度横浜橋通商店街に戻ったりして時間を潰したよ。開店10分前には店の前に再び来た。他に待ち客はなし。定刻に開店。券売機で食券を購入し着席。厨房には店主1人。後客3人。

221106mikame00221106mikame02 ラーメン三亀

『三亀ラーメン並(濃厚)』1000円+『ライス』100円=1100円

この店は豚・鶏・帆立のスープがウリなのだが、店のTwitterを見たら帆立抜き、豚と鶏のみのバージョンも提供するようになったという告知。新メニューというわけではなく、注文時に「濃厚で」と言うと対応してくれるらしい。帆立を抜くと濃厚になるのか?特製に該当する屋号を冠したメニューを濃厚バージョンで、ライスも合わせて注文。そうしたらライスがラーメン丼級のもので出てきた。この店ボリューム強めをウリにし始めたのだろうか?ラーメンも海苔10枚、ほうれん草たっぷり、味玉丸1個、分厚く柔らかい茹で豚4枚というのは、この時代ラーメン店としてはなかなかのサービスぶりだよ。

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現れた濃厚バージョン。見た目は前回食べた通常バージョンと見分けがつかない。そして味も我の駄舌ではほとんど差はないように感じた。ここまで具材が満載だと分かりづらいというのもあるかも知れない。だいたい元々のスープが濃厚だし。個人的な好みでは、ほんの僅かオリジナルの方が良いかな。この店のスープが家系とは別の個性を持ち始めているとも言える。結果、この旨味濃厚スープは白米に合ってガッツリと食べられる。具材も豊富で、卓上の調味料も魅力的なのでご飯のお供の選別が難しいくらい。具材フル活用で大盛りご飯と共に胃に収まり、麺も完食、スープも完飲で大満足の完食。この店のもう一つのメニューである「賄い醤油ラーメン」も試してみたいけど、『天下一品』で「あっさり」を選択する以上に困難かも知れない。それほど濃厚スープが魅力的だからだ。また訪問したい。難点としては開店時間が遅い&不安定という事かな?昼訪問は避けて夜に再訪問すればよいか。

横浜橋通商店街の脇に本屋が開店していた。この時代に本屋を開店するというのは凄い事なので興味を惹かれ覗いてみた。『象の旅』という変わった店名。店頭とは別に本棚に置かれている本は全て1冊づつしか置かれておらず、品揃えも個性的。お洒落な雰囲気。我の好みと一致はしないのだけど、そういう自分の興味から外れて面白そうな本と出会えるというのが、これからの本屋の位置づけというか生きる道なのかも知れないと思った。今回は覗いただけで出てきたけど、今度はゆっくり吟味して一冊買ってみようかな?と思わせる本屋だった。

2022年11月 5日 (土)

神海老天

曇天の土曜休日。昨日一昨日と張り切って遠くへ移動したので今日は近場で過ごす事にした。ちょっと体が疲れている気がしていたからね。

相鉄線星川駅近くに面白そうな店が今月1日に開店したと聞き訪問してみる事にした。店名は『贅沢濃厚海老味噌専門店 神の海老天ラーメン』とちょっと凄い。朝7時から営業しているそうだが、我が店に到着したのは10時半頃だったかな?営業中の札が出ていたので入店した。店入口脇にタッチパネル式券売機で食券を購入。厨房には男女の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター4席。まさか4席だけって事もあるまい。2階にも客席あるのかな?先客1人。ネタ満載の店だし週末だしラオタ達が群がって激混みするかと訪問を迷っていたくらいだったが全然そんな事は無かった。後客1人。

221105kamiebi00221105kamiebi01 贅沢濃厚海老味噌専門店 神の海老天ラーメン

『海老味噌ラーメン 海老天セット』1280円

海老天ラーメンと名乗っているので海老天が無いのは寂しい気がして海老天のセットを注文。天ぷらを揚げるので提供にはどうしても少し時間がかかる模様。でも丁寧に調理されている様子が伺えた。

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麺は細麺ストレート。具は葱のみじん切り。そして看板に偽りなしの濃厚な海老風味の、少し甘さを感じる味噌スープ。そして秀逸なのがやはり揚げたての天ぷら。海老と茄子とかぼちゃとピーマン。久々に揚げたての天ぷらを食べたがやっぱり美味しいね。個人的に甲殻類の味噌の味わいが苦手なのだが、それを納得の上で訪問しているのであまり抵抗なく楽しめた。スープ完飲は出来なかったけど。

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そこで提供時店主から「半ライスも提供しますのでおっしゃって下さい」と言ってもらったのでお言葉に甘えサービスしてもらった。これが助かった。海老味噌と言えど味噌には白飯が合う。満足の食事となったよ。ここの店主は天ぷら職人なのか、ラーメン店主としてこのアイデアを思いついたのか気になったよ。手間はかかるとは思うけど、色々な天ぷらのバリエーションで客に飽きさせない事が出来るかも知れないし斬新なアイデアの店だなーと思った。接客も良く気分良く退店出来た。

星川駅から相鉄線に乗り横浜駅へ移動。少しだけ買い物をして正午過ぎには帰宅し体を休養する事にした。

2022年11月 4日 (金)

塩原飛火

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『手打 焔』と同じ直線道路沿いに約550m離れた場所に今年5月8日、新しいラーメン店『白河手打中華そば 緑川』が開店した。この店の肩書きが驚くことに「とら食堂那須塩原分店」となっている。これは『とら食堂』と『火風鼎』の白河中華そば2大巨頭(?)の戦いが那須塩原に飛び火したようなもの!とプロレス的に勝手に煽りを入れて『焔』を出た直後店へと赴いた。帰りの事を考えて早歩きで、時々小走りで。開店から約25分過ぎくらいに店に到着すると、幸いな事に店前に待ち客はなし。名簿も置かれていたが全て横線が引かれていた。これは入店して大丈夫だと思い暖簾を割った。無事店内に迎えられ入口脇に設置された券売機で食券を購入し席に案内された。店員は男2人女1人。いずれも若いが連携が取れていて客対応も申し分なし。荷物かごまで持ってきてくれた。客席は厨房前に一列のカウンター6席と4人がけテーブル席2卓。こじんまりして新店らしい清潔感が隅々まで行き届いているような店内。先客8人で後客は5人くらい。

221104midorikawa00221104midorikawa01 白河手打中華そば 緑川 とら食堂那須塩原分店

『焼豚麺』1080円

こちらは醤油味のみ。基本の手打中華そばを筆頭に焼豚麺と雲呑麺と続く。雲呑はもういいや、焼豚麺にしておいた。いい顔をした一杯があまり待たずに提供された。

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麺は多加水中細縮れ麺。こちらは東北の手打ち中華そばらしいモチモチツルツルの食感。具は輪切り葱、ほうれん草、メンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、焼豚は7、8枚。こちらは燻製ではなく本当に焼豚で焼いた香ばしさが伝わってくる。スープは『焔』ほどではないが鶏油メインのあっさり和風醤油味。正に『とら食堂』と言った感じの繊細で旨味たっぷりの和の味わい。個人的には東北出身の亡き母が作ってくれた我が家のお雑煮を思い出した。『焔』と連食でこれを食べると『焔』の個性がより浮き出てくる。そして白河中華そばのスタンダードのじんわり来る旨味と味わいという良さもよく判った。美味しくて完食したけど東北の手打ち中華そばは麺量が多い傾向にあるのでスープは残す形になってしまった。かなりの満腹感。店員に「ごちそうさま」と伝え大満足で店を出た。すると店外に待っている人がいた。店内は空席が多かったが制限しているのかな?我はすぐ入店出来て良かった。と言うのは正午過ぎに来るバスに乗る必要があったからだ。これを逃すと午後4時くらいまでバスは来ないからだ。やっぱり早起きは三文の徳。余裕を持ってバス停でバスを待つ事が出来た。那須塩原駅には12時半前に到着、13時過ぎの新幹線に乗り東京には14時半前くらいに戻ってこれた。本当にラーメンを食べる為だけに日帰りになったけど、我の満足度は高い旅だった。県境とか無関係にあの辺りは白河中華そばの影響下にあるんだなと改めて知る事になった。

手打焔訪

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金曜平日…だけど我は今日は1日自由だ。有給休暇とは別に会社から言われて期初に設定する特別休暇の日。つまり昨日と週末合わせて4連休となる。設定した時は一泊か二泊の旅行が出来るかなと考え設定したのだが、何故かそういう気持ちにならなかった。ならなかったけどせっかくの好天に恵まれた平日休暇、勿体ないので日帰りで遠方まで足をのばしてみる気になった。

地方のラーメン事情を軽く調査していた時に気になる店がいくつか出てくる。その一つが『手打 焔』という店だった。何でも白河中華そばの中でも名店と言われる『火風鼎』店主の息子が独立して出した店だそうだ。この店はラーメン愛好家達の間でよく名前が出てくるので気になってきたんだよ。話題になるということは個性があるという事だろうし、しかもその評価は賛否両論分かれている。これは自分で確かめてみたいと強く思うようになった。福島県白河は地麺巡りを始めて間もない2009年7月に『とら食堂』を訪問しただけで終わっているので、ぜひ再訪問したいなと考えていた土地。好都合だ…と思ったら、よく調べると店は福島白河ではなく栃木の黒磯近くにあった。しかも黒磯駅と那須塩原駅の中間あたりという駅から遠い場所だった。それを知って難易度の高さに一度諦めていたんだけど、この機会に一本釣り感覚で強行訪問してやろうと考えた。観光抜き、ただラーメン一杯を食べる為だけに新幹線に乗って訪れる。狂っている自分に今日1日戻ってみる事にした。

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朝7時前に家を出て東京を8時半に出る東北北陸新幹線なすのに乗車し約1時間で那須塩原駅で降りた。南関東に比べると雲が多かったがまずまずの天候。気温も想像していたより横浜と変わりはない。地域コミュニティバスで店の近くまで移動し目的店に到着したのは開店約1時間前。情報では大行列店だと聞いていたからね。しかも平日とは言え連休の中日みたいなもの、帰りのことを考えればこれくらい早く到着して無駄ではないと考えた。でも既に先客が1人店前の待ち席に座って待っていた。2番客として隣に座らせてもらう。開店30分前になると店前の広い駐車場に車が次々と駐車しはじめ、開店定刻の頃には20人を超える行列になっていた。開店10分前を過ぎた頃に女店員が出てきてメニュー表を回して注文を取りにきた。口頭で注文。定刻に店主が暖簾をかけて店内に案内された。店員は店主を含め男2人と女1人。客席は厨房前に一列のカウンター5席と4人がけテーブル席2卓。奥に座敷席もあるようだがそちらは判らなかった。席は指定され水は提供された。先客や我の直後の客はやはり常連なようで店主とラーメン談義に花を咲かせていた。途中店員が店主に「お客様27名お待ちでーす」と伝えていた。やっぱり早く来ておいて良かったと思った。

221104homura00221104homura01 手打 焔 『手打チャーシューワンタンメン』1100円

メニューには醤油・味噌・塩があるけど、この店の一番のオススメと名高い手打ち醤油のメニューを注文。提供された時スープ表面が黄色っぽかったので「ラー油でも入っているのか?」と思ったけどこれは鶏油だった。こんな白河中華そばは初めてなので確かに個性がありそうだ。具は刻み葱とほうれん草、メンマ数本。チャーシューは6,7枚入っていたが、これが『家系総本山吉村家』並の燻製の香りなんだよ。でも白河中華そばに準じているのでスープはもちろん魚介出汁しっかりの清湯醤油。

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そしてこの店一番の特徴である自家製手打ち麺。中太平打でモチモチはしているんだけど、麺の表面にザラツキを感じボソッというような印象を受ける。なかなかに癖のある自家製麺だが、この麺が鶏油多めの清湯スープとよく合っている。雲呑はこの生地を薄くしているのかな?餡は入っておらず皮の食感を楽しむ為のもののようだ。鶏油たっぷりのスープと燻製チャーシューは、白河中華そばの流れから逸脱しているようだけど、横浜家系に馴染みが深い我からすればそれが逆にとても美味しく感じる。店主が横浜家系ラーメンに影響されたのか、偶然の一致なのかまでは判らないけど。実食して初めて賛否両論が展開されている理由が分かった。ネット万能の時代と言われるが、ラーメン食べ歩きは実際に食べて経験しないと判らないし語れもしないのだ。我は賛否の賛の方だったので大満足。この一杯を食べるために新幹線に乗ってわざわざやって来たのだから、スープを完飲し完食した。支払いを済ませ気分良く店を後にする事が出来た。

2022年11月 3日 (木)

調布煮干

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20分ほど歩いて調布駅前付近に戻ってきた。時間は正午をまわっていた。朝食を抜いてきた状態で結構な距離を歩いてきたので腹はグーグーだ。調布のラーメンと言えば昔から『たけちゃんにぼしラーメン』。2008年3月に初訪問、7年前調布を訪れた際にも立ち寄っているので今回は三度目の訪問となる。以前は代々木に店を移した時があったのでそちらにも訪問しているので結構な訪問回数になる。今でこそ煮干しラーメンは珍しくもないけど看板に煮干しの文字を入れてアピールしたのはこの店が最初ではなかろうか。駅前にあるこの有名店に正午をまわった祭日の昼に訪れれば当然行列を覚悟しなくてはならない。店外に10人くらいの列が生じていた。約15分ほど待って店内に入り店中央にあるタッチパネル式券売機で食券を購入することが出来たが、なんと店内待ちがありそれから5分待って席へ案内された。客席は厨房前にカウンター席が一列6席と一列4席、3人がけテーブル席が2卓。テーブル席に案内された。店員は男3人女1人。後客は続々来店。

221103takenibo00221103takenibo03 たけちゃんにぼしらーめん

『スペシャルらーめん(しょうゆ)』980円+『煮干し飯(小)』160円=1140円

チャーシュー2枚と味玉が追加されたにぼスペ、しょうゆを選択。腹が減っていたので煮干し飯(小)も付けた。

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麺は太麺ストレート。具は薬味葱、ナルト1枚、海苔1枚、平メンマ数本、巻バラチャーシュー3枚、濃い醤油色をしたスープは魚介醤油味。今で言う煮干しラーメンとは違う。当時好きだった理由は美味しそうな顔をした一杯だったから。でも今見ると懐かしいと思ってしまう。時の流れを感じた。でも味は当時の印象のまま見た目のまんま美味しい魚介醤油だ。煮干し飯とは煮干しの煮汁で炊いた御飯の事だろう。味付けはごくあっさりで具も入っておらずシンプルに美味しかった。味玉やチャーシューはこちらに引っ越しさせておかずとして食し完飲完食、大満足の一杯だった。店員に「ごちそうさま」を言って退店した。店の外には最初と同じくらいの行列が生じていた。

今日は帰りに新宿など都会の駅を経由する気分になれなかったので橋本まで出て横浜線に乗って横浜へ戻る事にした。橋本で誤って快速に乗れなかったので各駅停車に乗って帰ってくる事になり帰宅は3時過ぎになってしまった。でも心の癒やしを得る事が出来、良い休日時間が過ごせたと思う。

調布散歩

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文化の日、木曜祝日。前日から今日は快晴の予報だったので「癒やし」を求め調布市深大寺へやって来た。7年前の夏に一度訪問しており、その時緑に覆われた静かな雰囲気だったことを思い出し、せっかくの貴重な秋の休日をのんびり過ごそうと再訪問してみる事にした。

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予報どおり快晴。爽やかな快適な気温。歩くと少し汗ばむくらいだ。南武線稲田堤駅を経由して京王線調布駅に降り立ちバスに10分ほど揺られて寺の付近までやって来た。

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木々に紅や黄色が混じり良い雰囲気。七五三参りで子連れ客が多かったが、それでも静かな境内。

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なんじゃもんじゃの木も7年ぶり。

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鬼太郎茶屋にも立ち寄り、水木グッズを幾つか衝動買いしてしまった。

221103jindaiji09221103jindaiji08そんな事をしていたら急に御大の墓に行ってみたくなった。Google Mapで調べると歩いて20分ほどの場所にあるというので足を運んでみる事にした。

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こじんまりとした寺の裏にある静まり返った墓地に御大のお墓があった。幸い誰もいなかったので不謹慎と思いつつお墓の写真を撮らせていただいた。早いもので旅立たれてもうすぐ7年。ようやくお墓参りをする事が出来た。突然思い立って歩いてきたので御大に呼ばれて来たかのような都合の良い解釈をして良い散歩になったなーと感じる事が出来たよ。

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2022年11月 2日 (水)

十階丿貫

福富町に本店を持つ煮干しラーメン店『丿貫』。今更ながら資本系を除外すれば今横浜で最も勢いのあるラーメン店と言っていいと思う。そんな『丿貫』の横浜市内4店舗目が、昨日横浜そごう10階にオープンしたというので退社後行ってみる事にした。アソビルの店舗と同じ『横濱丿貫』の店名を使っている。新店の方は東口店というらしい。

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我は横浜駅東口の方は早朝羽田空港行きのリムジンバスに乗る時に通るくらいで滅多に来ないんだよ。だから横浜そごうなんて10年くらいぶりかも知れない。エレベーターに乗り10階のレストラン街へ直行した。迷いながらようやく目的の店を発見。あまり店内が暗く人気が感じられないので中休み中なのかと思ったくらい。店入口で店員が数人集まってなにやら話をしていたので思い切って入店すると「いらっしゃいませ」と言われ、そこで初めて営業中だった事を知った。席は指定され着席。内装はレンガやランプ等開港時の横浜を彷彿させるような演出がされておりお洒落で高級感があるもの。とてもラーメン店の感じじゃない。客席は2人がけテーブル席が4卓、6人がけテーブルが4卓は目視出来たが店内は仕切りがされていたのでもっと席はあるかも知れない。今ネットで確認したら32席あるそうだ。店員は男4人女1人くらいかな。あまりに大人しい接客だが開店2日目だからしょうがないか。先客は1人は確認出来た。後客は4人くらい来たと思う。冊子メニューを見て口頭で注文。

221102hechikan00221102hechikan03 横濱丿貫 東口店

『濃厚煮干蕎麦』950円+『大人のニボ咖喱セット』400円=1350円

メニューは「煮干中華蕎麦」「濃厚煮干蕎麦」「生紅ズワイ蟹蕎麦」の3種。店としては「生紅ズワイ蟹蕎麦」を推しているようだが『丿貫』は久々だったのでやっぱり濃厚な煮干蕎麦を味わいたかったので注文。更にこの東口店オリジナルのニボ咖喱のセットを注文した。

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かために茹でられた細麺ストレート。具はきざみ葱と低温調理チャーシュー。スープは期待していたよりあっさりな仕上がりだったが、それでもニボニボ感が楽しめた一杯。ただこの単品ではコストパフォマンスが良いとは言えず満たされないと感じた。

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実は今日楽しみにしていたのはこのカレーの方。おそらく『カレーマニア045』からフィードバックされて作られたのだろう。あちらはカレーを食べに来た客を満足させる必要があったのでカレーとしての完成度を高める為、煮干しは隠し味程度の存在感に留まっていた。でもこちらは本当に煮干しの味が前面に出された、サイドメニューだから許される、なかなかにチャレンジングな一杯だった。こちらの方こそ正に煮干しカレーというべき品。ペーストというにはちょっと個体寄りなほど濃厚なルーだった。なので後半ラーメンの煮干しスープを足して御飯に馴染むようにして食べて美味しくて完食。もうこちらの方を単品として提供して欲しいほどだ。割りスープ付きでね。満足して支払いを済ませ退店した。

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