秋休南海
土曜休日。空は雲が優勢で徐々に晴れてくるというが朝の段階では昨日同様肌寒い。三連休初日だがまたもや天気は明日夕方から下り坂という予報。今回も旅行計画は立てていない。だから食べ歩こうかと思ってはいるが、開拓したい未訪問店がパッとは思い浮かばない。こういう時はシンプルに今自分が食べたいものを食べに行こう。そんなわけでまたもや神保町へやって来た。今日の狙いは『キッチン南海』神保町店。新生となってから3回目の訪問となる。ここでの我の定番は旧本店時代から「チキンカツ&生姜焼き定食」。前回訪問時はカツカレーを食べていたのでこれを食べるのは約2年ぶりとなってしまった。店には開店の約30分前に到着。既に長蛇の列が生じていて急いで最後尾についた。定刻に開店する頃には30人近くまで我の後ろに行列が生じていた。相変わらず大人気の店だ。我の後ろの客で初回開店時満席となった。危なかった。口頭で注文。以前はカツカレー注文がほとんどだったが、今回は半分程度だった。やはり昔から通っている客は定食になるわなー。
キッチン南海 神保町店 『チキンカツ&生姜焼き定食』800円
旧本店時代から続けていた値段が改定されたというがたった50円値上げしていただけだった。配膳されてまず我が行うのはライスに親の仇のごとく胡麻塩を約30秒くらい降り続ける事。続いてチキンカツに練り辛子を塗ってキャベツと共にドボドボとソースをかける。久々の対面!さあ喰うぞ!
揚げたてサクサクのチキンカツに下品にたっぷりかけたソース、豚の脂と玉ネギの甘みがたっぷり感じられる生姜焼き、それを交互に胡麻塩たっぷりホカホカ御飯と共にパクつく。たまに懐かしい味わいのスパゲッティで口直し。どれもが至福の美味さ、至福の時間。食べている時から「辛い日々を今取り返しているぞ!」と思いながら食べていた。こんな単純な自分で助かるよ。皿までは舐めなかったけどその勢いで完全完食!大満足で支払いを済ませ店を出た。
その後久々の神保町をぶらついてみたけど、三省堂が建て替えで休業していたり大分古本店が減っていたりで、昔のように本の街、神保町とはとても言えなくなっている事が実感され一抹の寂しさを覚えた。
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