赤坂鈴鬼
土曜休日。朝から雲が広がってはいるが雨は降らない様子。空気も爽やかで外出するには良い感じなので今日も都内遠征決行。
今年2月に小伝馬町にある『中華そば たた味』を訪問した。二郎系と千葉のアリランラーメン、青森の辛葱ラーメンの3種をかけ合わせたようなジャンク性が高い興味深いラーメンに遭遇することが出来た。ところがよく調べると、それに先行してスタミナラーメンを提供している店があった。『元祖スタミナ満点らーめん すず鬼』だ。画像で見る限りとても魅力的な一杯だったので食べてみたかったが、本店は三鷹にあり、何と夜6時からの営業となっていた。これは訪問は無理だと諦めていたのだが、今年5月4日に赤坂にFC1号店がオープンし、こちらは昼も営業しているという。好機到来!暑い季節も過ぎ去ったタイミングで訪問してみる事にした。
東横線に乗り明治神宮前駅で地下鉄千代田線に乗り換え赤坂に到着。店は開店15分前に到着。雑居ビルの地下階にあった。店前に人はいない。店はドアが閉まっていたが準備中なのが分かった。営業はするようで安心した。しばらくするとすぐ後客が階段を降りてきて我の後ろに並び始めた。定刻に開店するまで5人くらい並んだかな。開店すると1人づつ順番に店内に案内されるようで入口脇の券売機で食券を購入し一番奥の席に案内された。水が入ったコップは予め置かれていた。厨房には男の店員ばかり3人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。非常に狭く火災や地震が起こった場合は怖いなと想像してしまった。
『スタ満ソバ』900円+『生卵』60円+『小ライス』60円=1020円
筆頭基本メニューに生卵と小ライスを注文し自作セットにした。無料トッピングはニンニク・ショウガ・背脂があり、我はショウガは抜いてニンニクと背脂コールにした。
『たた味』とはまた違う基本黒っぽい美味そうな顔をした一杯。やっぱり我は玉ねぎ好きなのでそこに目が行ってしまうけど。麺はかために茹でられた凶悪そうなゴワゴワの平打太麺。具はニラ、大量の玉ねぎの細切れと豚バラの短冊切り数個。無料トッピングの背脂ときざみニンニクが二郎感を出している。スープは見た目通り辛さを感じるほど濃い醤油味。豚の旨味がたっぷり感じられる。かなりヘビー級のライス必須の一杯だ。途中生卵をつけ汁代わりに麺を浸けて食すと甘みと温度変化があり飽きが来ないで頼んでおいて正解だった。スープと豚バラも白飯の上に乗せて食べるとこれまた美味しい。ゆっくりと食べ進み大満足の完食。スープは濃すぎて完飲には至らなかった。それでも大満足だった。見た目通りの魅力を持っていた。また食べたい。これ、流行ってもっと気軽に食べられるといいな、と思った。
連食する予定も立てていたけど満腹になってしまったのでストップ。駅に戻り横浜へと戻った。
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