竹岡式帰
水曜平日。1日どんより曇っていた。体感的には涼しくない。
今年6月に野毛に開店した千葉の地麺である竹岡式ラーメンが食せる間借りラーメン店『竹ちゃんラーメン』。個人的に竹岡式ラーメンには思い入れがあるので嬉しかったのだが、営業が不安定になり結局開店間もない頃に一度訪問しただけになってしまっていた。情報によると店主が体調を崩してしまい一時閉店となっていたらしい。それが本日新しい店主を迎え再出発すると聞いて行ってみる事にした。店に到着したのは夜営業開始から15分ほど過ぎたあたり。厨房には小柄な女性と金髪の兄ちゃんの2人。調理はもっぱら女性がしていたので新しい店主なのかもしれない。先客2人で後客は来なかった。口頭で注文。料金前払い。
『竹岡式チャーシューメン』1000円+『玉ネギ多め』100円=1100円
前回同様チャーシューメンを注文。あ、玉ネギ増しが出来るようになっている!早速追加した。「都一」の乾麺を使用しているため調理に時間がかかったが提供された一杯はビジュアルだけで大満足してしまいそうなものだった。前回訪問時より厚めに切られたかためのチャーシューは7枚も入っており、より迫力が増しているし実際美味しかった。穂先メンマも豪快に入っている。我の好きな玉ネギもふんだんに入っていて嬉しいなー。このシャクシャクの食感が竹岡式ラーメンを食べている感じがするよなー。スープはチャーシューの煮汁から取っているのであまり出汁感はないものだよ。でもそこをいじってしまったら竹岡式とは言えないものになってしまうはず。このスープだからこそ乾麺と玉ネギとメンマの食感が活きて良い相乗効果を生んでいるんだと思う。麺と具は平らげ食べてスープもほとんど飲んで大満足。何にしろ本格的な竹岡式ラーメン店が復活して野毛の街に帰ってきてくれた事が嬉しい。この素朴な一杯は野毛という街に合っていると思うんだけどなー。末永く続いて野毛になくてはならない店になって欲しいと思うよ。良い気分で店を出て家路につく事が出来た。
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