カテゴリー

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 2022年9月 | トップページ | 2022年11月 »

2022年10月30日 (日)

画面変釦

221030tree01

昨日に続いて清々しい秋晴れの日曜休日。今日は日用品の買い物を優先。業務スーパーで買い物をした後、曙町のサミット&エディオンで向かう途中で我がホームの店『地獄ラーメン田中屋』に立ち寄る事にした。今年6月以来の訪問。時刻は開店予定の11時の5分前くらいだったが暖簾は出ていて店内には先客6人が全員ラーメンを食べている状況。厨房にはいつもの兄ちゃん2人。あ、券売機がタッチパネル式からボタン式に変更されている!多分この店の客層だと「え?次どうすればいいの?」って店員に尋ねる事態が続いたからだろうなーとすぐ察しがついて苦笑しながら食券を購入。前回訪問時から値上げしていない。ありがたい。後客2人。

221030tanakaya00221030tanakaya01 地獄ラーメン 田中屋 『ラーメン』700円

後客はだいぶ後から入店したので我単独のロットとなった。このラーメンに我の体に一番馴染んでいるので今更特に書くことはない。卓上の焦がし葱を大量投入し美味しく完食し「ごちそうさまー」と店員に挨拶をして退店した。

エディオンで電池等消耗品と電源タップを購入してから地下のサミットに移動し食料品をビニール袋パンパンに購入し家路についた。重かった。

2022年10月29日 (土)

大岡山移

221029sky02

新橋から山手線で目黒まで移動し、東急目黒線に乗り換え大岡山駅にやって来た。空が広く抜け感があり、駅前から続く細く長い商店街ではイベントをやっているらしく出店がたくさん出て大勢の人で賑わっていた。好印象な町だ。

以前「関内ラーメン横丁」で営業していたラーメン店『ナルトもメンマもないけれど。』。我は元住吉時代から店主のラーメンへのセンスの良さに一目置いていたので2年前閉店してしまった時は残念に思ったね。でも数カ月後この大岡山駅近くで店を構えたと聞いた時は「何だよー」と思った。それでも店主がラーメンを止めてしまったわけでは無かった事は良かったとも思ったよ。ただこの店主少し問題があり、かなり気まぐれな性格の持ち主のようなのだ。最初は塩ラーメンがメインだったけど、ある日突然広島ラーメン専門店に変えてしまったりした。でも技量があるからどちらも美味しいラーメンだったのだけど。移転後は自家製麺まで行ったり、またYouTubeに他店のラーメン批評の動画を投稿したりもしている。お喋りが達者だね。その動画を見ている内に大岡山まで訪問してみようという気持ちが我の中で出てきた。ところがこの店主の気まぐれ度が加速したのか、営業時間が物凄く不安定になり、本当にラーメンで生計を立てているのか不安になってしまうほどになってきた。しかもレギュラーメニューを止めて限定メニューのみ提供するようになってしまった様子。なのでなかなか訪問は実現出来なかったが、今日の昼営業する事をTwitterで知り急遽やって来た次第。

店に到着したのは昼12時半くらい。早速入店。ドアを開けると正面に券売機。限定のみで今日は広島ラーメンのみらしい。広島ラーメンとは関内時代と同じだから比較し易いか、とラオタ脳で考えてしまった。券売機の裏側にまわると厨房と客席スペース。かなり狭くやや暗い店内。厨房には店主1人のみ。客席は厨房周りにL字型カウンター5席か6席。開店時間も気まぐれなので開店後どのくらい経った後だったか知らないが先客は4人いた。空いていた席に座る。後客は3人来たが店内で席が空くまで立って待っていた。

221029narumen00221029narumen01 なるめん 『広島ラーメン』800円

提供された一杯は良い顔をしていた。麺は中細ストレート。具は青葱の輪切りともやし(ブラックマッペ)、小ぶりながら厚めの柔らかチャーシュー4枚。このチャーシュー美味かったなー。そしてスープだが、広島ラーメンに似せるという事は重視していないようで、かなり豚骨濃度が高めだった。そして結果的に一杯のラーメンとして関内時代と比べて確実に美味しくなっていると思う。夢中で食べてスープ完飲の完食!丼の底には骨粉が堆積していたよ。大満足で店を出た。あとは安定した営業が出来るようになる事を望むよ。

駅に戻り目黒線で日吉に出て東横線に乗り換え横浜へと戻った。

新橋檍丼

221029sky01

朝から鮮やかな青空が広がった土曜休日。酷暑の日々、長雨の日々を乗り切ってようやく辿り着いたこの快適な季節。また今までの行動制限が解除されてきたので今日も都内まで足をのばしてみる事にした。

と言っても先述の通り目的の店は定まらずどうしようかと思案した結果、新橋へ行ってみる事にした。我が大好きな有名なとんかつ専門店『とんかつ檍』。そのセカンドブランドであるカツカレー専門店『いっぺこっぺ』。この店が今年1月20日、ニュー新橋ビル内に出店したのだが、何と檍初となる「かつ丼」が提供されていると聞き興味を惹かれたのだ。場所はニュー新橋ビル1階の豚丼の『豚大学』の対面。近くには肉めし『岡むら屋』や『かつや』もあるので、この一帯の豚肉率が異常に高くなっているのが笑える。店に到着したのはちょうど開店したタイミング。既に5人並んでいた。先客に続いて券売機で食券を買い着席した。厨房には若い男の店員が3人。客席は厨房前一列のカウンター8席のみ。後客は4人。

221029ippekoppe00221029ippekoppe002

とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 新橋店

『檍のかつ丼』1200円

もう「檍の」と言っちゃってる。豚汁付き。かつの「あとのせ」も選択出来たが、それだとかつ丼としてどうなのか?と思い止めておいた。ラーメンの大盛り用と思われる丼で提供された。また300円プラスするとひれかつにも出来るようだ。

221029ippekoppe01

想像していたけど味付けはかつ丼そのもの。玉ねぎたっぷり玉子とじ。だから檍のとんかつの真骨頂である林SPFの豚脂の甘み等は感じる事は出来なかった。だから今まで『檍』でかつ丼を提供していなかったのかと分かることになった。とは言えやはり豚肉の質は他店で食べるかつ丼とは別物の食感。むしろ豚肉を噛み切る喜びを感じられるものとなっていた。朝飯抜きですっかり「かつ丼」を求める口になっていたので大満足。次回機会があればあとのせを選択すればより「とんかつ」を楽しめるかも知れない。しかしそれであれば「かつ丼」である必要もないか。良い経験が出来た。〆?の豚汁は『檍』のと同様で玉ねぎと大根がたっぷり入っていて実に美味い。完飲して席を立った。後ろに立ち待ち客が数人並んでいた。

2022年10月28日 (金)

金夜勝鬨

今週は朝晩はぐっと冷え込むようになった。出勤時はちょっと辛くなったが5日間勤め上げようやく金曜の夜を迎える事が出来た。欠乏症までは至っていないが何となくガッツリと家系ラーメンが食べたくなったので、近場の『勝鬨家』へ約半年ぶりに訪れてみる事にした。確か8月くらいに店舗を改装したと聞いた。でも店の外は変化なし。待ちもいなかったので入店。厨房には若い男の店員2人。壁は白く塗り直されカウンターも赤色から茶色に変わっているが、店内の構造は全く変わっていないので全然違和感がない。店中央にある券売機で食券を購入し空いている席に座った。客席は厨房前に一列のカウンター8席のみ。先客6人後客1人。

221028kachidokiya00221028kachidokiya02 横濱家系ラーメン 勝鬨家

『勝鬨ラーメン並』1050円+『ライス中』150円=1200円

屋号を冠した筆頭ラーメンとライス中を注文。前回訪問時より各50円値上がっていた。この時期だから納得はしていたつもりだけどライスも値上がったかー。好みは全て普通を選択。

221028kachidokiya01

くたくたのほうれん草がたっぷり入っているのもいいし家系用の海苔6枚がライスをどんどん減らしていく。チャーシュー3枚は噛むと燻製の香りが口内に広がる。醤油ダレも豚骨出汁も旨味十分なスープで家系に飢えていた気持ちを鎮めてくれた。ただ美味い!でも平打ストレート麺は個人的な好みとは合わないのはどうしようもなかったのだが、かためを止めたので抵抗感もやや薄らいだ。改装しても味は変わらずで安心し満足の退店となった。

すぐ隣の『地球の中華そば』。何でも近々に金沢区の方に移転するとか。人気店があり実力があるのはわかるが自分にははまらなかったのでそれほどショックはない。人気のわりに店が狭すぎたので良い事だとは思う。でも近場にあるラーメン店が減るのはやはり寂しい。

2022年10月27日 (木)

笠岡古麺

221027raahaku01

木曜平日だが早く上がれたので今週も新横浜ラーメン博物館へ立ち寄ってみる事にした。「あの銘店よもう一度」第6弾として絶賛出店中の岡山笠岡のご当地ラーメン、笠岡ラーメンの筆頭店『中華そば坂本』が今週になって数量限定のメニューの提供を開始したと聞いて気になっていたのだ。約10年前に本店を訪問した様子から思うに、この店は限定ラーメンなど提供することはなかったと思う。それがあえてラー博再出店を契機に別の味を提供するという事に興味があった。その名も「いにしえの中華そば」。蘊蓄によると「笠岡ラーメンには大きく2つの系統がある」という。そんなの知らなかったぞ!一方はこの『坂本』に代表される鶏出汁のみで作り上げるタイプと、もう一つは鶏に加え魚介出汁を合わせタイプで、笠岡ラーメンの元祖と伝えられる今は無き『斎藤』という店のラーメンがこちらのタイプだったらしい。つまり笠岡ラーメンの源流の味を、現在笠岡最古の店である『坂本』が復活させるということだ。ご当地ラーメンマニアと言っていい我にとっては俄然興味を惹かれるメニュー。早速券売機で食券を買い暖簾を割る。待ち無しで着席出来た。でも来客は相次いだしほぼ満席みたいな状況だったと思う。店員は男3女2くらいだったか。

221027sakamoto00221027sakamoto01 中華そば坂本 新横浜ラーメン博物館店

『いにしえの中華そば』950円

1日限定100食という目的のメニューをレギュラーサイズで注文。鶏皮の短冊切りがのっている以外は麺も具も通常の中華そばと変わらないみたいだ。では早速スープを味わってみる。…あれ?先週たべた中華そばとの違いがわかりずらい。もしかして間違われたのかと疑ったほど。でもその区別の為に鶏皮の短柵切りがのっているのだからそれはないよな。でも我の駄舌だと鶏出汁が強い醤油スープにしか感じなかった。よく考えてみればこれは「いにしえの中華そば」。今の時代のわかりやすい魚介出汁の味ではなかったのだろう。逆に言うと『斎藤』の味をちゃんと引き継いで、なおかつブラッシュアップしている『坂本』の中華そばの凄さを感じる事が出来た。つまり美味しかったのでスープ完飲で完食し店を出た。

あと4日で卒業してしまう『八ちゃんラーメン』を食べ納めしようかと思い行ってみたけど15人くらいの行列が生じていたので断念した。卒業後横浜市内に出店してくれる事を期待している。

2022年10月23日 (日)

八王子竹

221023sky02

『ラーメンちとせ』を体験し良い気分で駅の方に戻ってきた。JR八王子駅から北西方向に伸びる多くの人で賑わっている歩行者天国「西放射線ユーロード」の中にある1954(昭和29)年創業という八王子最古のラーメン店『竹の家』へ連食する事にした。約10年半ぶりの訪問となる。八王子へ初めてラーメン食べ歩きで訪れた際、あまりの老舗感、地方感に軽く感動を覚えた店だ。相変わらず風格漂う店構え。早速暖簾を割る。入口のおばちゃんに口頭注文し料金前払い。楕円形のプラ板食券をもらい空いている席に座る。箸箱が昭和感を醸し出して良いね。

221023takenoya02

厨房には若い男の店員1人で回している。客対応は入口のおばちゃんともう1人の婆さん。客入りは6割ちょっとって感じかな。回転は良いのでどんどん入店しどんどん出ていく。

221023takenoya00221023takenoya01 ラーメン専門店 竹の家『ラーメン』630円

いわゆる「八王子ラーメン」と呼ばれる種類ではなく、昭和の中華そばそのものといったような一杯が提供される。ボソッとした食感の縮れ細麺。具は薬味葱、細切りメンマと小さな海苔1枚、脂身の少ないチャーシュー1枚。卓上の胡椒がバッチリ合う正油ラーメン。看板にある「釜玄」「オートボイル式」というのは2分10秒かけて茹で麺機の中を自動で一周し、スープを張った丼に自動的に自然に落とされる機械を使っているからだそうだ。今回厨房があまり見えない席に座ってしまったから見ることは出来なかったけど。この店を失ったら八王子には計り知れない大損失を被るのではないか?と思わせるほど残さなければならない店だと思う。満足の退店。今日は老舗店の魅力、地方食べ歩きの魅力を存分に味わう事が出来て良い休日時間を過ごす事が出来た。午後2時前には帰宅し布団などを取り込みゆったりと過ごした。

八王子黒

221023sky01

朝から快晴の青空が広がった日曜休日。最高気温も24℃くらいで空気は爽やかで半袖で快適に過ごせる。こういう日はまた遠出しよう。朝9時前には家を出て久々に八王子まで出てみた。

「八王子ブラック」と呼ばれるラーメンがあるという。前にも書いたけど「富山ブラック」が現れて以降、全国で「〇〇ブラック」があちらこちらで誕生した。もう「土地名+ブラック」の存在は飽き飽きしているのだが、今回の「八王子ブラック」は最近の店の話ではなく昭和53年の老舗店のラーメンがそう呼ばれていると聞き興味を惹かれて行ってみる事にした。店名は『ラーメンちとせ』。八王子駅からは歩いて12分くらいだったかな。商業地域からずいぶん離れた場所の街角にひっそりと佇むこじんまりとした店だった。開店6分前くらいに到着してしまい入口で待つと定刻に女将が暖簾を出しに来て入店を促された。その時は他に客はいなかった。厨房には熟年夫婦と思しき男女2人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席のみ。卓上のメニュー表をみて口頭で注文。だいぶ後に後客1人が来たが、この店出前対応しているらしく店主はバイクに跨り出ていってしまった。

221023chitose00221023chitose02 ラーメンちとせ

『ラーメン』430円+『小チャーハン』300円=730円

筆頭基本メニューと小チャーハンのセットを注文。八王子は一体どうなっているんだ?昭和のままでリアルに時が止まっているのか?そう錯覚するくらいな上記の値段。しかも普通サイズのチャーハン480円と間違えられたのではと心配になるくらいの小チャーハンのサイズ感よ。他にメニューはカツ丼や生姜焼き定食、カレーライス等がありラーメン専門店ではないようだが、どれも価格が昭和のまま。凄い店が現存しているものだと驚かされたよ。

221023chitose01221023chitose03 正に八王子ブラックと呼びたくなるのを止められないくらい黒いラーメンが提供された。中細縮れ麺はスープが染みて醤油色っぽくなっている。具は八王子らしく大量のきざみ玉ねぎと絹さや2つ、小さく切られた海苔1枚とうずらの玉子、チャーシューは分厚くて大きめ。とても430円だとは思えない内容だった。メニュー表には「当店のラーメンのスープの黒は、大豆と小麦の発酵熟成による自然色であり着色料などは一切使用しておらず塩分も控えめになっております」と書かれている。実際その通りで「富山ブラック」とは異なりしょっぱくない。醤油の熟成感を感じる味。我の大好きな玉ねぎのシャクシャク感が存分に楽しめた。炒飯もアツアツでいい味していた。完全に我好み!大満足でお釣りなしの現金後払いをして店を出た。すっかり地麺巡りで地方遠征している気分になって自然と笑みが溢れたよ。

2022年10月22日 (土)

赤坂鈴鬼

221022akasaka00

土曜休日。朝から雲が広がってはいるが雨は降らない様子。空気も爽やかで外出するには良い感じなので今日も都内遠征決行。

今年2月に小伝馬町にある『中華そば たた味』を訪問した。二郎系と千葉のアリランラーメン、青森の辛葱ラーメンの3種をかけ合わせたようなジャンク性が高い興味深いラーメンに遭遇することが出来た。ところがよく調べると、それに先行してスタミナラーメンを提供している店があった。『元祖スタミナ満点らーめん すず鬼』だ。画像で見る限りとても魅力的な一杯だったので食べてみたかったが、本店は三鷹にあり、何と夜6時からの営業となっていた。これは訪問は無理だと諦めていたのだが、今年5月4日に赤坂にFC1号店がオープンし、こちらは昼も営業しているという。好機到来!暑い季節も過ぎ去ったタイミングで訪問してみる事にした。

東横線に乗り明治神宮前駅で地下鉄千代田線に乗り換え赤坂に到着。店は開店15分前に到着。雑居ビルの地下階にあった。店前に人はいない。店はドアが閉まっていたが準備中なのが分かった。営業はするようで安心した。しばらくするとすぐ後客が階段を降りてきて我の後ろに並び始めた。定刻に開店するまで5人くらい並んだかな。開店すると1人づつ順番に店内に案内されるようで入口脇の券売機で食券を購入し一番奥の席に案内された。水が入ったコップは予め置かれていた。厨房には男の店員ばかり3人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。非常に狭く火災や地震が起こった場合は怖いなと想像してしまった。

221022suzuki00221022suzuki002 元祖スタミナ満点らーめん すず鬼 赤坂店

『スタ満ソバ』900円+『生卵』60円+『小ライス』60円=1020円

筆頭基本メニューに生卵と小ライスを注文し自作セットにした。無料トッピングはニンニク・ショウガ・背脂があり、我はショウガは抜いてニンニクと背脂コールにした。

221022suzuki01

『たた味』とはまた違う基本黒っぽい美味そうな顔をした一杯。やっぱり我は玉ねぎ好きなのでそこに目が行ってしまうけど。麺はかために茹でられた凶悪そうなゴワゴワの平打太麺。具はニラ、大量の玉ねぎの細切れと豚バラの短冊切り数個。無料トッピングの背脂ときざみニンニクが二郎感を出している。スープは見た目通り辛さを感じるほど濃い醤油味。豚の旨味がたっぷり感じられる。かなりヘビー級のライス必須の一杯だ。途中生卵をつけ汁代わりに麺を浸けて食すと甘みと温度変化があり飽きが来ないで頼んでおいて正解だった。スープと豚バラも白飯の上に乗せて食べるとこれまた美味しい。ゆっくりと食べ進み大満足の完食。スープは濃すぎて完飲には至らなかった。それでも大満足だった。見た目通りの魅力を持っていた。また食べたい。これ、流行ってもっと気軽に食べられるといいな、と思った。

連食する予定も立てていたけど満腹になってしまったのでストップ。駅に戻り横浜へと戻った。

2022年10月21日 (金)

狐中華麺

大満足で『かめ囲』を退店し駅に戻って新宿方面行きの電車に乗った。滅多にやって来る機会がない京王線沿線にやって来たのだからもう一店くらい立ち寄ろう。事前に調査もしてあった。柴崎駅から各駅停車で4駅先、芦花公園駅で下車する。ここはもう世田谷区だ。初めて降りる駅だと思っていたが、どうも引っかかるものがあって帰宅後調べたら初めてでは無かった。14年前に今は閉店したがアメリカ人店主の店『アイバンラーメン』を食べにやって来ていたよ。

さて次に向かった店は駅からすぐ近くにある2020年1月31日開店のお店『中華蕎麦きつね』だ。正午前に店に到着すると店外で男女2人待ちだったのでその後に並んだ。5分ほど待って店内に案内される。店内隅に券売機。客席は厨房周りにL字型カウンター5席と4人がけテーブル席1卓。こじんまりとしているが落ち着いた雰囲気。厨房には若い店主夫婦。旦那が厨房担当で奥さんが接客担当。それにしても若い奥さんの笑顔の接客が凄い。気持ちがこもっているのが伝わってくる。「なんでこんなに笑顔で働けるのだろうか?この笑顔に比べたら我などはきっと苦虫を潰したような顔をして働いているだろうな。」とまで考えてしまったほどだ。立ち上げ時には夫婦共『渡なべ』の渡辺寿庵氏に師事を仰いでいたようだ。

221021kitsune00221021kitsune01 中華蕎麦 きつね 『味玉中華蕎麦』1000円

メニューは淡麗系の中華蕎麦、濃厚系の中華蕎麦、他にごはんものやお稲荷さんもある。我は味玉付きの淡麗系の方の中華蕎麦を選択した。美しい顔をした一杯が提供された。油揚げが入っていることで、うどんに似たビジュアル。やもすればうどんっぽい味を連想してしまうが、そんなことは無く、煮干し感が出たしっかりとしたラーメンの味わいになっている。結構ハッキリ節系の味わいがするのに優しさ、丸さを感じる不思議なスープだ。麺は平打気味の中細ストレート。具は青菜、三つ葉、ナルト1枚、チャーシュー1枚、トッピングの味玉は黄身とろり。最大の特徴である油揚げだが、普段我が食べているものがどれだけ貧素だったか気付かされるほど、フワッフワで食べると溶けるかのような美味しいものだった。個性的な特徴を備えた一杯。けれども新店らしからぬ、なんとも言えない暖かさも感じる。これは評判になるのわかるなー。大満足で店を出た。偶然にも今日は若い夫婦が営む店2軒を食べ歩くことになり、なんか感心させられたよ。

221021sky02

帰りは新宿経由で新宿湘南ラインで横浜に戻ってきた。用事には間に合ってその後スーパーで買い物をしてから帰宅した。

手打亀囲

221021sky01

金曜平日だが8月以来2ヶ月ぶりの有給休暇を取得した。会社から「年5日の有給取得は義務なので休むようにして下さい」と通知が来た。時代は変わったものだ。元々午後から用事があったのでどうせならと丸1日休む事にした。今朝から快晴で過ごしやすい気温。朝晩だけは冷え込むようになったが日中はまだまだ半袖でちょうどいいくらいだ。

昼過ぎくらいまで自由時間になるので「平日休暇もったいない」発動。週末で行列リスクがあるような遠方のラーメン店を訪問すべく朝8時過ぎくらいには家を出た。選んだのは今年6月24日に開店した『手打麺祭 かめ囲』という店だ。今注目の新店としてよくメディアに取り上げられている。場所は調布市、京王線の柴崎駅から徒歩5分くらいのところ。今この店を選択をすることは、もろに「情報を食べているラオタ」と思われても仕方がないという自覚はある。でも自分の日記で言い訳するのも変だが、パンデミックの影響で遠方外出が封じられた為に昨年夏前以降、横浜市以外のラーメン店の情報を積極的に収集しようとしなくなったんだよ。だから行ってみたい店は何か?と考えても全く店名が思い浮かばない状況。その結果、単純によく店名を耳にしていたし、ラーメンも見た目で美味そうな店を選ぶことになる。更にこの店は注文を受けてから麺を打ち、手切りするらしく異常に回転率が悪いとの情報も聞いていたので、平日訪問する価値が高いだろうと判断した。

まず東横線で武蔵小杉に出てJR南武線に乗り換え稲田堤まで移動。京王相模原線の駅まで徒歩5分ほど歩き京王線に乗り換え調布経由で柴崎駅へ辿り着いた。改札を出て約5分歩いて甲州街道沿いにある店に到着したのは開店予定時刻の45分前だった。店前には誰もおらず1番のりを確保した。その5分後くらいから後ろに人が来はじめ、開店する頃には20人弱の立派な行列になっていた。平日の昼間とは思えない光景。定刻を2分過ぎたあたりで店主がドアを開けて店内に案内される。入口正面に券売機。店内はイメージカラーであるライトグリーンの配色をされた壁や椅子。そこかしこに亀関連のグッズやアクセサリーがお洒落に配置されていた。若い店主夫婦の理想を詰め込みました、という感じ。厨房にはまだ20代に見える若い店主夫婦と男の店員1人を加えた3人。後で調べたら蒲田の『煮干しつけ麺 宮元』で6年修行し、この店の前身である『手打ち中華蕎麦 亀庵』と暖簾を出して間借り営業をしていたらしい。その頃から麺に強いこだわりがあったそうだ。食券を渡すと本当にそれから麺を打ち始めていた。客席は厨房前一列5席のカウンター席が並んで2つで計10席。一番手前の席に案内された。席には既に冷水入りの緑のコップが置かれていた。箸置きも亀だ。店内デザインのこだわりが強い。

221021kamei00221021kamei001 手打麺祭 かめ囲 『特製手打中華蕎麦 醤油』1350円

味は醤油・塩・こってり醤油・こっさり煮干しの4種。初訪問だがビジュアルが美しかった特製の醤油を注文した。特製は味玉、手打ちワンタン1個、鴨チャーシューが追加されるそうだ。ライトグリーンの丼も良い感じ。我の好きな色だ。中身も今まで見たことが無いようなものが入っており個性が強く出ている。打ち立て切りたての縮れ太麺は麺の太さが不揃いでマチマチ。「一反も麺」かと思うような切れ端の凄い太いやつも入っていた。打ち立てだけあってモチモチツルツルの食感で喉ごしが良い。具は白葱の細切りと九条葱の細切り、インパクトのある四角い板メンマ2枚は柔らかいけど繊維も感じる食感が楽しいもの。あっさりだけどしっかりメンマの味わい。チャーシューはちゃんと燻製の香りがする豚ロース2枚と表面に焼き目がついた上質の分厚い鴨チャーシュー1枚。焼印入りの燻製臭のする味玉は黄身トロリ。抹茶を練り込み緑色になった分厚い皮に包まれたワンタン1個。こういう厚い皮の雲呑は好きだ。しかも抹茶の味がするとか初めてだ。餡は鴨葱山椒だそうだ。とにかく素人目から見ても具のひとつひとつが丁寧に作られており、どんだけ手間がかかっているんだろうか?と思う。これを毎日丹念に仕込んでいるとなると相当な手間と労力を要すると思われる。

221021kamei03221021kamei02

そして肝心のスープだが、結構濃いめの味付けながら旨味先行でしょっぱさはあまり感じない。醤油はしっかり感じる、でも鶏も強く感じるし鴨も強く感じる。もちろん豚や魚他も入っているのだろうが鶏と鴨がメインの味わい。鴨を使うとどうしても日本蕎麦に近い味わいになりがちだけど、そうならないよう調整されている。個人的に最近豚骨や豚肉の出汁の旨味にハマっているのだが、このスープを飲んだ瞬間「うわー鶏系の出汁も美味いじゃん!」って思ってしまった。麺と具とスープ、どれもが店主のこだわりを感じさせ、かつ個性的。こんなの文句なく完飲完食だよ。話題になるにはちゃんと意味があるんだなと改めて実感した。遥々調布まで来て開店45分前に並んだことはしっかり回収出来た。大満足で店を出ることが出来た。店前には開店時と同じくらいの人数が並んでいた。最後尾の人は待ち時間が大変なことになるだろう。

2022年10月20日 (木)

秋龍上海

221020rahaku01

続いて訪問したのは山形赤湯『龍上海本店』だ。久々の入店だなーと後で調べたら2013年以来の入店だった。先客6人くらいだったのでそれほど待たないで入店出来るだろうと思ったら大間違い。この店どうも入れ替え制のようで入店するまで25分待ち、着席後更に10分待ちでラーメンが提供された。35分待ちだった。入れ替えされるまで我の後ろに10人以上の行列が生じていた。見通しの悪い隅の席に案内されたので店員数は判らず。

221020ryuushyanhai00221020ryuushyanhai01 赤湯からみそラーメン 龍上海本店 新横浜ラーメン博物館店

『赤湯からみそラーメン』1000円

基本メニューをレギュラーで注文。麺はもちもちの平打縮れ中太麺。具はきざみ葱と細切りメンマ数本、ナルト1枚とバラチャーシュー2枚。中央にはあまりにも強いシンボルマークとなっている辛味噌玉、その周りに青海苔が振られている。スープは煮干しがじんわりと効いたあっさり味噌スープ。辛味噌に混ぜる前の時点でこんなに美味しかったんだ。辛味噌を混ぜると一気に濃厚味噌。ラー博店と言えど流石赤湯元祖『龍上海』だ。昔はこういう集合施設へ出店しているラーメンは本店とはかなりかけ離れたものが提供されるのが常だったが、技術の進歩が進んだし、ラー博自体がそういう技術情報を欲して集まり共有され易い環境だと思うしね。9年前訪問した時よりぐっと赤湯本店に近い味わいになっていると思われる。腹いっぱいになって満足の退店。夏頃に比べると平日でも来客数が増えた事が如実にわかる。でも外国人客というのは今の時点だとまだあまり見かけなかった。新横浜駅に戻り家路についた。

浜八豚骨

221020sky01

このところ毎週訪れている新横浜ラーメン博物館。加速度的に訪問するのが楽しみになってきている。ラー博倶楽部会員証で入館。早速向かったのは博多薬院に本店がある『八ちゃんラーメン』。あと11日で卒業してしまう。最後の訪問として店へ向かった。食券を買い店前に並ぶ4人の後について並ぶ。5,6分待って店に案内された。店員は男2人と女1人。

221020hacchyan00221020hacchyan01 博多薬院 八ちゃんラーメン 新横浜ラーメン博物館店

『浜八ラーメン』1150円

横浜の地に感謝を込めて横浜の調味料や材料を使ったという卒業記念の提供数量限定特別メニューを麺バリカタ注文。麺は通常通りの極細ストレート。具材は青葱と白葱のきざみ、海苔1枚、バラと肩ロースのチャーシュー各1枚。バラチャーシューは県内産「はまぽーく」を使っているのだとか。手前のはおろし大蒜かと思ったら胡麻ペーストだった。最初から胡椒がかけられている。スープは横浜醤油と九州たまり醤油を合わせたカエシで作られているそうで、やや醤油寄りの豚骨醤油スープとなっている。それでも『八ちゃんラーメン』の濃厚豚骨スープの存在感は大きい。美味しかったよ。豚骨スープが開店当初とは全く別物と言っていいくらい熟成し美味しくなっていたのでこのタイミングでの卒業は本当に残念。でもこういう横浜にちなんだ卒業ラーメンを提供するということは、横浜に実店舗として出店してくれるのでは?と勘ぐって期待を寄せてしまう。

それから『八っちゃんラーメン』卒業後だが、予想通り「あの銘店をもう一度」の店舗として使用されるのだそうだ。何でも1996年の創業メンバー8店舗中、現在も続いて営業している熊本『こむらさき』を除く7店舗が1996年当時の味の復元を目指し三ヶ月単位で交代し出店されるそうだ。その7店は札幌『すみれ』、博多『一風堂』、喜多方『大安食堂』、横浜『六角家』、環七『野方ホープ』、阿佐ヶ谷『げんこつ屋』、目黒『勝丸』となる。早速来月7日から目黒『支那そば勝丸』が営業スタートになるそうだ。『六角家』は3ヶ月もの長期間出店は大丈夫なのだろうか?やはり加速度的にラー博へ注目してしまうよ。

2022年10月16日 (日)

蟹豚復活

221016tree01

昨日よりは晴れ間が広がった日曜休日。ここぞとばかり早朝から洗濯と布団干しをした。しかし昨日接種したワクチンの副作用が出ている。接種箇所には鈍痛がするし風邪の初期症状に似ただるさが出始めている。そんな体調なのであまり張り切って遠出も出来ない。

幸い食欲は減衰していないので比較的近場の店を検討し東神奈川駅近くの『カニトン』へ訪問することにした。昨年に一度訪問済。その時は煮干しラーメンの行列店『丿貫』店主プロデュースによる、家系ラーメン店『とらきち家』の新ブランドとして注目され、両店の熱心な信者が集まりしばらくは整理券を配布して入店規制したほどだった。しかしその後あまり名前を聞くことがなかった。どうやら一時閉店していたらしい。そして先月3日、『とらきち家』が離れて別のオーナーがついてリニューアルオープンしたという噂を聞いていたので少し気になってはいたんだよ。こういう機会に行ってみようかと思った。11時15分前くらいに東神奈川駅に到着したが駅前のマルエツで買い物をしてから店へ向かった。到着したのは開店時間を5分ほどまわったあたり。引き戸を開けて入店すると厨房には若い男女2人の店員。店内は以前と変わらず客席は厨房周りにL字型カウンター8席。先客3人だけだったので間隔を空けて端の席に着席し口頭で注文。後客は続々来店し外待ち客も生じていた。危なかった。

221016kaniton00221016kaniton01 カニトン 東神奈川店

『カニトン』950円+『うずら味玉』100円=1050円

店名を冠した筆頭メニューにうずら味玉を付けて注文。麺は多加水平打麺と低加水中細麺から選択出来るようになっていた。平打ち麺がデフォルトとの事だったが、『丿貫』の影響を強く感じていたので固茹での中細麺を選択した。具は輪切りの刻み葱、薄く大きめの低温調理チャーシューが2枚。以前は厚めのチャーシューが1枚だったのでリニューアルを機に変えたようだ。このラーメンにはこちらの方が合っている気がした。それとトッピングのうずら味玉4個。うずらはしょっぱい味付けになっていた。そしてスープだが、メニュー名の「蟹豚」を裏切らない程よくまとまった味わいになっている。美味しかったので満足して支払いを済ませ店を出た。3人が外待ちをしていた。

正午には帰宅し布団などを取り込んだらワクチン副作用のダルさが悪化してきた。すぐ横になって2時間ばかり睡眠したところケロッと収まっていた。

2022年10月15日 (土)

湘南手前

221015sky01

空には雲がかかった土曜休日。今日は朝から4回目のワクチン接種の為横浜ハンマーヘッドへと向かった。オミクロン型対応ワクチンというやつだ。大型会場での接種は初めて。それなりに大勢の人が接種を受けに来ていた。定刻に会場に入ったが接種後の15分の待機時間を除けば約20分弱で終了した。何度も本人確認はされたね。会場へは徒歩で向かったが帰りの桜木町駅行きのバスは無料だったのでそれに乗る事にした。

一旦横浜に出てから横須賀線に乗って戸塚へと向かい、駅前のバスターミナルからバスに乗った。目的は『麺や幸村』グループの二郎インスパイア店だった『ラーメン幸豚』があった場所に今月5日にオープンした『湘南の手前』という新店に初訪問することだ。奇妙な店名だ。我は今まで戸塚が湘南の手前だと意識したことは全く無い。店には開店から40分後あたりに到着。待ちはなかったので早速暖簾を割る。入口脇に券売機。厨房には男の店員1人と女の店員1人。客席は厨房前に一列のカウンター7席と4人がけテーブル席2卓。先客10人くらい。後客1人くらい。水とレンゲはセルフ。店内にはレゲエっぽい曲が流れていた。

221015syounantemae00221015syounantemae01 中華蕎麦 湘南の手前

『手揉み醤油』880円+『玉ねぎ』100円+『味玉』120円=1100円

券売機左上の手揉み醤油並を注文。玉ネギと味玉をトッピングした。先客が多かったから思ったより待たずに提供された。良い顔をした一杯。真っ黒なスープに背脂が浮き玉ネギが映える。双喜のクラッシクな丼で老舗ご当地ラーメン店っぽくて好感が持てた。具は薬味葱と細切りメンマ数本、小ぶりのバラチャーシュー2枚。トッピングのきざみ玉ネギと味玉丸1個。味玉は黄身トロリ。スープはくっきりと醤油味が立っているものになっていた。

221015syounantemae02

そしてメニュー名で強調された手揉み麺。これまた川崎の『ラーメン日陰』を彷彿とさせる食感がユニークな多加水の極太ビロビロ麺。ニュルニュルモチモチだ。鶏脂を使っており並で200gだそうだ。この麺をくっきりした醤油味のスープに合わせている一杯は初めて。だからきざみ玉ネギが良く合い、シャクシャクした玉ネギの食感とニュルニュルした麺の食感が合わさり食べていてとても面白かった。こういう一杯、好きだなー。食べ終わった後中盛で頼めば良かったと思うくらい美味しかったし味に大満足出来た。退店してバスに乗り戸塚駅に戻った。アクセスがもう少し良かったら高い頻度で訪問したいと思わせるものがあったよ。

午後1時過ぎには帰宅し部屋で安静に過ごした。

2022年10月14日 (金)

再会坂本

『浅草來々軒』を退店してすぐ隣にある『中華そば坂本』の店舗に入店した。過去ラー博に出店した店の復活リレー企画『あの銘店をもう一度』シリーズ第6弾は岡山県の南西、広島県に隣接する笠岡市の地麺である「笠岡ラーメン」の現存する最古の店だという『中華そば坂本』だ。この店は2010年の出店当時にも訪問しているし、2012年11月には笠岡本店への訪問を達成した。初めて笠岡に訪問した際にフラレて、その3週間後に再訪問をしてリベンジを果たしたという経緯があったので思い出深い店でもあるよ。食券を購入し早速入店。先客は8人くらいだったが小さな子供を連れた家族客が2組来店したりで外待ち客が生じた瞬間もあった。店員は男3人女2人。

221014sakamoto00221014sakamoto01 中華そば 坂本 新横浜ラーメン博物館店 『中華そば 大盛り』1000円

せっかくなので大盛注文。麺は黄色い中細ストレート。具は斜め切りされた青ネギ、平メンマ数本、そして最大の特徴とも言える「かしわ」と呼ばれる、醤油ダレで煮込まれた鶏チャーシューが数枚。結構小ぶりでコリコリした食感。そして水・鶏・醤油のみで作られたスープは関東の人間からすれば薄味に感じてしまうが、我の好きな鶏油の味わいが活きており美味しい。こういうラーメンは他の岡山の地域で見られず、すぐ隣の広島県でも見られない、かなり特異な存在の地麺だったりする。今でこそ町おこしの手段としてアピールされているが、笠岡の人達はこの一杯が当たり前だったので長い間それに気づいていなかった。笠岡の地は養鶏が盛んだった事から、戦前から1994年まで営業していた笠岡ラーメンの元祖の店といわれた『斎藤』という店が作り上げた味らしい。この『坂本』は『斎藤』の味を継承した最古の存在との事。ラー博で紹介されるまでは我はその存在を全く知らなかったので「まだこんなご当地ラーメンの存在があったのか?日本には一体何種類ご当地ラーメンがあるのか?」と驚き、どんどんご当地ラーメンの魅力に加速してハマっていった。だから我にとっても特別で思い出深い存在の「笠岡ラーメン」。2杯目だけど大盛りで注文したのは滅多に食べられないこの一杯を堪能する為だ。美味しくてスープまで完飲、完食して大満足で退店した。

221014rahaku02

退館してもまだ小雨が降っていた。南風で我からすると全然涼しく感じなかったので汗がなかなか引いてくれなかった。スーパーで食材を買ってから家路についた。

空想來塩

221014rahaku01

天気予報を信じて折り畳み傘を置いていったらなんか1日雨が降っていた金曜平日。一週間の勤めを終えた金曜日はこのところ習慣になっているラー博訪問。かつて「日本最初のラーメン店」と紹介されていた『浅草來々軒』を『支那そばや』の協力を得て現在に復活させるという、ラー博ならではと言っていいプロジェクトによって立ち上げられてから早くも2周年を迎えるのだそうだ。それを記念して昨日と今日の2日間限定で塩ラーメンを数量限定で提供すると聞き、本命の店より先に入店したわけだ。でも店には先客3人のみ。入店すると「お好きな席へどうぞ」「隣の席に荷物を置いて下さい」とか言われた。厨房には男の店員3人と女の店員1人。後客3人ほど。

221014rairaiken00221014rairaiken01 浅草 來々軒 新横浜ラーメン博物館店

『塩らうめん』1100円

初訪問時にも書いたがこの店はかつて浅草に存在した『來々軒』を忠実には復刻したラーメンを提供しているわけではない。大前提に入館料を払い更に金を出してラーメンを食べに来てくれる現在の客を満足させなければならない。戦前に大人気になったというラーメンを真っ正直に再現しても駄目なのだ。今では入手出来ない食材は色々あり、もしかしたら今では禁止されているような材料も使っていた可能性だってあるかも知れない。それを『支那そばや』が当時の雰囲気だけを何となく匂わせた一杯を新たに作ったという事なのだろう。ましてや『來々軒』は正油味のみで塩は存在しなかったという。全くの空想の一杯なのだ。だって「こんな美味しかったわけあるか!」と思いながら食べてしまっていたから。物足りなさを感じないギリギリのラインで作られた優しい塩味のスープは鶏油がじんわり舌に伝わってくる。具は小口切りの白葱、ワカメ、平メンマ数本、赤縁のチャーシュー2枚。このチャーシューが特に美味かった。麺だけはこの店オリジナルなのかな?『支那そばや』の塩ラーメンとは麺と具は違うのだろうが、そのクオリティだったのでスープまで完飲し完食した。

2022年10月12日 (水)

竹岡式帰

水曜平日。1日どんより曇っていた。体感的には涼しくない。

221012takechyan02

今年6月に野毛に開店した千葉の地麺である竹岡式ラーメンが食せる間借りラーメン店『竹ちゃんラーメン』。個人的に竹岡式ラーメンには思い入れがあるので嬉しかったのだが、営業が不安定になり結局開店間もない頃に一度訪問しただけになってしまっていた。情報によると店主が体調を崩してしまい一時閉店となっていたらしい。それが本日新しい店主を迎え再出発すると聞いて行ってみる事にした。店に到着したのは夜営業開始から15分ほど過ぎたあたり。厨房には小柄な女性と金髪の兄ちゃんの2人。調理はもっぱら女性がしていたので新しい店主なのかもしれない。先客2人で後客は来なかった。口頭で注文。料金前払い。

221012takechyan00221012takechyan01 竹岡式竹ちゃんラーメン

『竹岡式チャーシューメン』1000円+『玉ネギ多め』100円=1100円

前回同様チャーシューメンを注文。あ、玉ネギ増しが出来るようになっている!早速追加した。「都一」の乾麺を使用しているため調理に時間がかかったが提供された一杯はビジュアルだけで大満足してしまいそうなものだった。前回訪問時より厚めに切られたかためのチャーシューは7枚も入っており、より迫力が増しているし実際美味しかった。穂先メンマも豪快に入っている。我の好きな玉ネギもふんだんに入っていて嬉しいなー。このシャクシャクの食感が竹岡式ラーメンを食べている感じがするよなー。スープはチャーシューの煮汁から取っているのであまり出汁感はないものだよ。でもそこをいじってしまったら竹岡式とは言えないものになってしまうはず。このスープだからこそ乾麺と玉ネギとメンマの食感が活きて良い相乗効果を生んでいるんだと思う。麺と具は平らげ食べてスープもほとんど飲んで大満足。何にしろ本格的な竹岡式ラーメン店が復活して野毛の街に帰ってきてくれた事が嬉しい。この素朴な一杯は野毛という街に合っていると思うんだけどなー。末永く続いて野毛になくてはならない店になって欲しいと思うよ。良い気分で店を出て家路につく事が出来た。

2022年10月10日 (月)

月昼鴨麺

月曜祭日。三連休はあっという間の最終日。空はどんよりと曇り昼には雨という予報。正直家に引きこもっていたかったが10時半前に家を出た。どうせ夕方後悔する事になるだろうからね。

横浜ヨドバシ地下フロアに今月5日に開店した『鴨そば さわ田』へと向かった。フロアに到着したのは開店10分後くらい。そうしたら30人を超える長蛇の列!…と思ったら隣にある『パンチョ』の列だった。一体何があったのか?『鴨そばさわ田』の方も食券購入で2人2組が並んでいたので後に続いた。タッチパネル式券売機で注文し席に案内された。厨房には男の店員が5人かな。客席は厨房両脇に一列のカウンター席が5席と8席。テーブル席が2人卓が4つ。先客8人後客5人。

221010sawada00221010sawada04 鴨そばさわ田 ヨドバシ横浜店

『鴨と大山どり 鴨だし中華そば』900円+『奥久慈卵の卵かけごはん』300円=1200円

基本メニューと思しき鴨だし中華そばと卵かけごはんを注文した。朝飯を抜いてきたがそれでもあまり動いていないので、卵かけ御飯は迷ったけど注文した。

221010sawada01

全粒粉入のパツパツ食感の細麺ストレートと鶏油の甘みと醤油の旨味を効かせた鶏清湯系のスープ。具は青葱と穂先メンマと低温調理チャーシュー1枚。看板にしている鴨はあまり感じなかった。これは紛れもなく『はやし田』のINGSブランドのラーメン店だろう。帰宅後調べたら隣の『パンチョ』と同じ外食産業グループの「ファイブグループ」の店だった。…と知ったところで印象は変わらず『はやし田』のラーメンと寸分違わずの一杯に感じた。つまり美味かったので完飲完食。ただ面白みが感じられない。

221010sawada02

鰹節たっぷりの卵かけ御飯。普段家で卵かけ御飯を食べる機会がないので美味しく完食し満足だった。

早々に家路について午後1時前には帰宅し残りの休暇時間を自宅で過ごした。

2022年10月 9日 (日)

特三亀飯

221009sky01

日曜休日で三連休中日。朝少し日が覗いたがだんたんと雲が増して夕方には雨が降るという予報。気温は24℃前後とこの時期としてはやや高め。

今日は遠出せず近場に限定する。目的店として選んだのは、先月9日プレオープン期間に一度訪問した三吉橋商店街に出来た『ラーメン三亀』だ。11時40分くらいに店に到着したらシャッターが降りていた。食べログで確認すると12時開店と知る。目測を見誤った。仕方なくもう一度横浜橋商店街に向かい買い物をしてから戻る。あとは開店前まで中村川を眺め時間を潰し正午に店に向かうとシャッターが空いていた。営業中の札も出ていたので1番のりで入店。他客もいなかった。入口脇の券売機で食券を購入。厨房には男の店主1人のみ。客席は厨房前一列のカウンター5席と1人がけテーブル席1卓と変わらず。我のラーメンが着丼した直後あたりから後客が現れはじめすぐに満席、外待ち客も現れた。

221009mikame00221009mikame02 ラーメン三亀 『特三亀ラーメン』1000円+『ライス』100円=1100円

今日は筆頭の特三亀ラーメンという、チャーシュー3枚、海苔9枚、味玉丸1個、ほうれん草増しという特製仕様をライス付きで注文した。特に好みは確認されなかった。ライスにはサイズ指定がなくどんな感じになるか少し不安だったが、普通のごはん茶碗にたっぷりごはんをよそってくれた。100円でこのボリュームの店は近年稀に見るサービスだった。前回訪問時ライスが無かったので嬉しかった。

221009mikame01

見てみい!スープのこの色ッ!この艶ッ!と声に出して言いたくなるような、ラーメン好きにはタマラナイであろう美味そうな色をした濃厚なスープだ。プレオープン時に提供された一杯と比較すると明らかに強化調整されている模様。表のA看板には「豚鶏ホタテラーメン」と書かれていた。やっぱり家系とは異なるオリジナリティを出してきた。確かに鶏油感はあまり感じないけど、豚骨出汁の旨味が十分に出ているのでそれを補うどころか余りある美味しさ!最近「極濃厚」の文字で目を引いて旨味があまり感じられないスープを出す店があったけど、この店はそんなの全然アピールしないでこの濃厚さだからね。これはライスに合うよ。卓上には粗微塵ニンニクや牛肉ラー油、フライドオニオン、玉ネギの辛味みたいなオリジナルな薬味が豊富に配置されているので、あんなに御飯をたくさん盛ってくれたのに足りなくなりそうだった。麺は家系の麺と比較するとやや細めの中太縮れ麺。ほうれん草のクタクタ具合も素敵な感じでこのボリューム。そして厚みがあるのにトロトロなチャーシューは3枚増しどころか切れ端のもサービスして入れてくれた様子。こんなの完飲完食して店主に感謝を返答するしかないよ。スープを飲み干した丼の底には少し骨粉が堆積していた。腹いっぱいで本当に大満足だった!店を出ると店前に8人以上の行列が出来ていた。大満足の退店だったのでそれにも納得したよ。こんなハイレベルな豚骨醤油ラーメンが家から徒歩圏内で食べられる事が本当に嬉しい!ヘビーローテションしてししまう可能性大だ。オープン以降もスープの微調整を続けているようなので、その安定具合と客席数の少なさ(待ち時間)が気になるところだけどね。

そのまま徒歩で帰宅。休日なので満腹状態に身を任せ昼寝を少ししてしまった。至福の時間だ。目が覚めると雨がしとしと降っていた。

2022年10月 8日 (土)

超多加水

221008sky02

神保町の散策後に超多加水自家製手揉み麺をかかげる『きたかた食堂』というラーメン店に入店した。事前調査などはしていなかった。『キッチン南海』の定食を食べた後だったのであっさりした喜多方ラーメンなら食べやすいかなと思ったから。場所柄チェーン店っぽい印象。店前に待ちはなかったし食券を買ってからフラッと入店したのだ。中に入ると奥にのびる店内。一列のカウンター17席。9割方の席は埋まっているように見えた。手前に1席空いていたので座った。厨房には男の店員3人。

221008kitakatasyokudou00221008kitakatasyokudou01 超多加水自家製手揉み麺 きたかた食堂 『中華そば塩煮干し』780円

醤油が筆頭だったが、『坂内食堂』のさっぱりした一杯をイメージし塩煮干しを選択。麺は中太か極太か確認されたので通常の中太麺でお願いした。15分以上待たされ提供された一杯は注文時自分がイメージしていたものとは色々違っていた。ビジュアルはいい感じだった。塩っぽい透明なスープに縮れ麺。具は白髭ネギと細切りメンマ、バラとモモ2種のチャーシュー各1枚。そしてスープだがハッキリくっきり煮干しが強く出た味わい。全然あっさりではなかった。だけど問題は麺の方で、屋号のほとんどを占める「超多加水自家製手揉み麺」とは店前に書かれている通り「手打ち式5割6分」、つまり加水率56%。食感で正にもちもちプリップリッ。この一杯は麺こそが主役だった。この麺を食べた時我の頭に思い浮かんだのは川崎南加瀬の『ラーメン日陰』だった。事前調べ無しで入店したので「資本系が早速あそこをパクったか」等と思ってしまったが、実際はこの店の開店は2016年7月16日で2018年7月頃に現在の屋号に改めて既にこのスタイルで営業していたそうだ。そして店主は喜多方にある『麺や玄』という店で修行し数店舗展開しているとの事。だから全然パクリではなかった。これは後から調べて初めて分かった事なので、食べ終わった時は「資本系がこれをやるか」と驚いていた。それぐらい麺の主張が強く、スープの味が強めだったので最初想像していた一杯とはかけ離れていた。麺と具は食べきってスープは残して店を出た。

221008temple01

帰りはいつも通り御茶ノ水駅から湯島聖堂を抜け秋葉原に出て京浜東北線に乗って家路についた。

秋休南海

 

221008sky01 土曜休日。空は雲が優勢で徐々に晴れてくるというが朝の段階では昨日同様肌寒い。三連休初日だがまたもや天気は明日夕方から下り坂という予報。今回も旅行計画は立てていない。だから食べ歩こうかと思ってはいるが、開拓したい未訪問店がパッとは思い浮かばない。こういう時はシンプルに今自分が食べたいものを食べに行こう。そんなわけでまたもや神保町へやって来た。今日の狙いは『キッチン南海』神保町店。新生となってから3回目の訪問となる。ここでの我の定番は旧本店時代から「チキンカツ&生姜焼き定食」。前回訪問時はカツカレーを食べていたのでこれを食べるのは約2年ぶりとなってしまった。店には開店の約30分前に到着。既に長蛇の列が生じていて急いで最後尾についた。定刻に開店する頃には30人近くまで我の後ろに行列が生じていた。相変わらず大人気の店だ。我の後ろの客で初回開店時満席となった。危なかった。口頭で注文。以前はカツカレー注文がほとんどだったが、今回は半分程度だった。やはり昔から通っている客は定食になるわなー。

221008nankai00221008nankai01 キッチン南海 神保町店 『チキンカツ&生姜焼き定食』800円

旧本店時代から続けていた値段が改定されたというがたった50円値上げしていただけだった。配膳されてまず我が行うのはライスに親の仇のごとく胡麻塩を約30秒くらい降り続ける事。続いてチキンカツに練り辛子を塗ってキャベツと共にドボドボとソースをかける。久々の対面!さあ喰うぞ!

221008nankai02221008nankai03 揚げたてサクサクのチキンカツに下品にたっぷりかけたソース、豚の脂と玉ネギの甘みがたっぷり感じられる生姜焼き、それを交互に胡麻塩たっぷりホカホカ御飯と共にパクつく。たまに懐かしい味わいのスパゲッティで口直し。どれもが至福の美味さ、至福の時間。食べている時から「辛い日々を今取り返しているぞ!」と思いながら食べていた。こんな単純な自分で助かるよ。皿までは舐めなかったけどその勢いで完全完食!大満足で支払いを済ませ店を出た。

その後久々の神保町をぶらついてみたけど、三省堂が建て替えで休業していたり大分古本店が減っていたりで、昔のように本の街、神保町とはとても言えなくなっている事が実感され一抹の寂しさを覚えた。

2022年10月 7日 (金)

咖喱拉博

前線の通過に伴い昨日から一気に気温低下が進み、その気温差は前日比10℃以上で12月並の気温だという。これは半袖では流石に厳しいので今朝は長袖とウインドブレーカーを着て出勤した。

221007raahaku00

今週は仕事で色々理不尽な事があったけど堪えて頑張って勤め上げ辿り着いた金曜日。冷たい本降りの雨の中傘をさしながら新横浜ラーメン博物館へ。先週訪問した『伊豆あまからや』が新メニューのカレーラーメンを数量限定で販売スタートという事でやって来た。店前に待ちはなく食券を買ったらスムーズに入店出来た。厨房には男の店員2人と女の店員2人。先客8人後客1人。

221007amakaraya00221007amakaraya01 伊豆あまからや 新横浜ラーメン博物館店

『カレーラーメン ラー博ver.』1200円

基本的には「スパイス醤油ラーメン」と同じだが、半味玉とチャーシューの代わりにきざみチャーシューがたっぷり入っている。そしてスープはトロトロで正にカレースープ。でも日本風カレーではなく、どちらかというとスパイスカレー風の独特な味わい。

本ブログでも何度か書いているがカレーラーメンは結構難易度が高いメニューだと考えている。ラーメンとして他の味より美味しくなかった場合はもちろんだが、美味しかったとしても「これなら御飯の方が美味しい」と思わせてしまったとしたら、やっぱりラーメンとして成立していないと思うからだ。伊豆の本店ではカレーとラーメン両方を提供している店なのでカレーには精通しているであろう店主だからと期待していた。結論から言うとこの一杯は結構善戦していると思う。普通のカレー味ではないところがミソなのかな?この辺はスパイス醤油ラーメンと通じてる。伊豆本店のカレーの味を想像させてくれる一杯で、より一層本店へ訪問してみたくなったよ。帰りに売店で店オリジナルの「七味香辛料」を購入した。

今日は腹は減っていたもののなんとなくラーメンを連食する気分ではなかったので『八ちゃんラーメン』でラー博オリジナルのチャーハンを食べて帰る事にした。店に行くと店前に5人待っていた。5分ほど待って入店。店員は男2人と女1人。後客も5、6人はいて外待ちは続いている状態だった。

221007hacchyan00221007hacchyan01 八ちゃんラーメン 新横浜ラーメン博物館店 『限定チャーハン』720円

塩胡椒だけではない、脂の甘さをどことなく感じるのでラーメンの豚骨スープを使って調理しているんじゃないかな。添えられた高菜も良い効果。美味しかった。この店が今月で卒業はとても残念。提供を待っている間に考えたが、この店舗はどうなるのだろうか?単純に新しい店が入るのだろうか?「あの銘店をもう一度」で同時2店出店になるのか?それともこの企画繋がりでラー博復帰継続店になるのだろうか?その場合、幻の『らーめんの駅』あたりが復活してくれると嬉しいなー、等と妄想した。

本降りの中新横浜駅に戻り家路につく。駅の中は混雑しやたら女子率高いなと思ったら案の定横アリでジャニーズのコンサートがあったそうだ。

2022年10月 2日 (日)

京鰹節淡

221002sky01

昨日同様秋晴れになったが暑さは相変わらずの日曜休日。今日は市営地下鉄ブルーライン中田駅近くに出来た新店へと向かった。場所は『横浜らーめん源泉』中田店跡地。先月13日に開店した『らぁ麺みつは』という店だ。店には開店4分後くらいに到着。店入口に2人くらい詰まっていたが入口脇に設置された券売機で食券を買う順番待ちで席は空いているようだ。先客に続いて食券を購入し着席。店員は男の店主と女の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター8席と4人がけテーブル席2卓。後客は続々来店しすぐ外待ちも生じていたようだ。

221002mitsuha00221002mitsuha03 らぁ麺みつは

『味玉京鰹節中華そば淡口』900円+『〆の鰹節ごはん(小)』150円=1050円

この店は「淡口あっさり」と「濃口鶏白湯」の二本立て+つけ麺という構成。今回は筆頭表示されていた淡口あっさりを味玉付き、更にオススメらしい〆の鰹節ごはんの小を注文した。

221002mitsuha01221002mitsuha02 麺はもちもちした食感の平打ちっぽい中太ストレート。具は紫玉ネギのスライスと三つ葉、筍のスライス1枚、豚バラと豚ロース2種のチャーシュー各1枚。トッピングの味玉は黄身トロリ。スープは醤油より鰹節をメインにしたいという意思を感じる。昆布出汁も用いているようで完全に和風テイストだけど味が薄いわけではなくラーメンらしく結構はっきりした美味しい鰹出汁のスープだった。麺と具を完食し、あえて残したスープを〆の鰹節ごはんにかけ山葵を溶くと、まるで高級料亭の〆で出てくるような、とても150円とは思えない上品な〆ごはんとなって大満足の食事になった。店主の意思が感じられる個性のあるラーメンは高印象だった。

また地下鉄の駅に戻り桜木町駅へ移動、サミットで来週の食料を調達し家路についた。まだまだ扇風機をしまう時期ではないなー。

2022年10月 1日 (土)

五種混合

221001kamioooka01

秋空に誘われて上大岡まで歩いてみたのだが、疲れはないのだが意外と気温が高くて汗をかいたよ。

1992年創業のラーメンチェーン『らあめん花月嵐』が創業30周年を迎えたらしく、それを記念して代表的な(?)5種のラーメンを混合した一杯を限定メニューとして提供している。「嵐げんこつらあめん(背脂醤油)…約13%」「嵐げんこつらあめん味噌(味噌)…約13%」「中華そば竹下食堂(あっさり醤油)…約13%」「豚そば銀次郎(魚介豚骨)…約30%」「横浜家系ラーメン藤崎家(家系)…約30%」の混合だそうだ。全く味の想像がつかない。かなり乱暴で実験的なメニューなのでちょっと気になっていたのだ。もうすぐ提供期間が終了してしまうとの事で思い切って入店。入口にタッチパネル式券売機。店員は女ばかり3人。奥行きがあり狭い店舗だったので客数はよくわからない。先客は5人くらいだったので「お好きな席へどうぞ」と言われテーブル席に座ったが、我が食べ終わる頃には来客が続いて席待ちも出来ていた。

221001kagetsuarashi00221001kagetsuarashi01 らあめん花月嵐 上大岡カミオ店

『嵐げんこつらあめん5GMAX』990円

なかなかに迫力ある一杯が提供された。具は多めのきざみネギ、ほうれん草、ナルト1枚、海苔1枚、半味玉、チャーシュー3枚。このチャーシューは豚バラ、大判、炭焼き燻しの3種が入っているという。スープは背脂が浮くギトギトで茶色。味噌の赤い粒もよく見ると入っている。まず感じるのが魚介、そして背脂、後味で少し味噌の順。この濃厚なスープに負けないように通常より太くした特製縮れ太麺が1.5玉使用されている。凶暴性を感じるが意外と上手くまとめられていて関心したよ。背脂醤油、味噌、中華そば、魚介豚骨、家系、この5種を合わせたものはどんな感じになるのか、子供っぽくはあるが空想ではなく経験が出来ただけでも食べた甲斐があったというものだ。もう我の胃袋は限界だったのでスープ完飲とはならなかったが満足の退店となった。

午後1時前には帰宅し洗濯物を取り込んだ後シャワーを浴びてから横になったら寝てしまったよ。今夜はまた永谷園の梅茶漬けだなー。

蒸煮牛肉

221001gumyouji01

今日から10月。今年も残り3ヶ月。毎年思う事だけど早いよなー。夏がようやく終わったばかりだよ。

秋晴れの土曜休日。こんな日はまた都内遠征かなーとか思っていたが、家事が溜まっていたので出遅れてしまった。なので今日は近場で済まそう。急だったので訪問すべき店がパッと思い浮かばず、先週訪問したばかりだが弘明寺の奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』へ出向くことにした。またランチ営業するようなのでね。今日はゴロッとビーフシチューorカシミールカレーだそうだ。カシミールカレーは今年1月に食べているので今日はビーフシチューにしてみよう。開店10分前くらいに到着。先客無し。定刻に開店し注文を確認され着席。水はセルフ。後客はだいぶ後に2人来た。

221001nekonezumi00221001nekonezumi01 ねこ娘とねずみ男

『ゴロッとビーフシチュー(ノーマル)』1800円+『目玉焼き』100円=1900円

今日はノーマル、目玉焼きトッピングで注文。ビーフ、ライス共各200gらしい。爆盛専門店と思われるのを嫌ってかレディースサイズとかも設定してあるね。朝飯抜きだったので一層美味そうに見えた。ゴロッとトロトロ柔らか牛肉が3個、エリンギ、人参、インゲン数本、パスタ、追加の目玉焼き。ビーフシチューの味は見たままの深みの美味さ。誤解を恐れずに例えるならセブンイレブンの金のビーフシチューと同レベル。あれはコンビニ食品と言ってもビーフシチューの究極レベルだから。ビーフシチューはライスと食べるのが正義だが、パスタを絡めても美味い。大満足で支払いを済ませ退店した。天気が良いので上大岡まで歩いてみる事にした。

« 2022年9月 | トップページ | 2022年11月 »