男向濃店
金曜平日。今日も昨日に続いて厚い雲で覆われた空。雨は降らないようだ。一昨日くらいまでの酷暑に比べれば全然過ごしやすく思えた。
会社帰りに相鉄天王町駅近くに今月2日オープンしたばかりの新店『ばちこり亭』へ立ち寄ってみた。ネットの情報では『豚仙人』吉野町本店の創業メンバーが立ち上げた店だという。オレンジ色の派手な外観の店だ。夜営業開店時間の少し前に到着してしまったので店の近くで開店を待つ。定刻にシャッターが上がり開店。先客1人が先に入店。入口脇に券売機。厨房には若い男の店員2人。客席は厨房前に一列7席の小さな店舗。窓がある分『豚仙人』吉野町本店よりはやや明るい程度。新店なのにあまりそれらしくなく男っぽい店内。でもそれが逆に良い。「女性にも入り易い店にして集客アップ」等という甘言に惑わされ、ラーメン店が過剰に清潔感を出す事はない。大きな寸胴でグツグツと豚骨スープを炊いているが、豚骨臭はあまり出ていない。後客は3人ほど。
この店は豚骨醤油ラーメンと油そばの2本立てで、それぞれノーマルと上と特上が設定されている。連食はしないつもりだし特上へ手が伸びそうだったが今日は様子見でラーメンの上を注文。しばらく待たされ提供された。麺はかために茹でられているがモチモチした食感のちぢれ太麺。具はきざみ葱と平メンマ数本、ナルト1枚、海苔4枚、ゆで卵丸1個、かなり大きめなチャーシューが2枚。スープは骨粉が感じられるくらいの結構な豚骨濃度。豚骨濃度が高いだけでなく醤油もしっかり濃いめ。おー、なかなか美味しいぞ。ラーメンも男っぽくコンセプトがわかり易いのも良い。余計な事は考えずにラーメンを啜る事へ集中出来る。ラオタからすると「あの店に影響されたんじゃないか」とか勘ぐって考えてしまいがちだが、単純に店主はこういう濃厚極太な一杯が作りたかったんだろうなと伝わってきたような気がした。なので短時間で食べ切りスープも完飲して完食マークを出した。大満足で店を出る事が出来た。ぜひ機会があれば再訪問したいとも思った。懸念点があるとしたら、また1年程度で『豚仙人』天王町店に鞍替えしてしまわないかという事くらいかな。
駅へ戻り家路についた。今週一週間乗り切ったぞ。
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