牛乳味噌
金曜平日。今日もうだるような真夏の暑さ。めげてしまいそうだったが仕事があるので出勤した。
仕事が終わり早々に退社しこのところ毎週訪問している新横浜ラーメン博物館に立ち寄る。ラー博倶楽部会員になり入場無料になった途端現金なものだ…というより、この暑さと感染症拡大を考慮し選択した。更に今は30周年記念企画「あの銘店をもう一度」が開催され過去出店した店が入れ代わり立ち代わり出店するという夢の企画が開催されているというのが大きい。先週会津若松の『牛乳屋食堂』が開店し初日に訪問したが、極太麺とカツ丼が売り切れていた為そのリベンジするつもりで入館。店に到着すると店前に待ち客なしで食券を購入し暖簾を割った。店員は男2人と女3人。先客は7人くらい。後客も同じく7人くらい。
『ミルクみそラーメン』1000円+『ミニソースかつ丼』700円=1700円
極太麺を注文する気満々で来たのだが券売機で「期間限定ラーメン」という表示があった。そもそも期間限定出店なのに期間限定メニューとはどういう事だ?疑問に思いながらタッチすると「ミルクみそラーメン」というのが表示された。先週には無かったメニューだ。どうも今日から追加されたらしい。これは抵抗なくこちらに切り替えるよ!となりタッチパネルを押した。麺は選択出来ず中太会津麺になるようだ。それと1日100食限定のもう一つの看板メニューのミニかつ丼、ソースかつ丼の方は残っていたので注文する事が出来た。
ラー博限定メニューかと思ったら本店の方でも提供しているメニューらしい。麺はチュルチュルした食感の縮れが強い中太会津麺。具は刻み葱、コーン、糸唐辛子、平メンマ数本、チャーシュー2枚。これは我が駄舌という前提で書くが、味はバターが溶けた後の昔ながら味噌ラーメン、コーンが入っているので味噌バターコーンラーメンそのもの。別にミルキー感とか甘ったるさは感じない。むしろ少々ピリ辛。『どさん子ラーメン』の味噌バターラーメンを思い出した。それでも中太会津麺は埋もれる事なく存在感が主張しており、最後は紛れもなく『牛乳屋食堂』の味噌ラーメンであることが印象に残るようになっていた。汁一滴残さず完飲完食だった。
煮込みカツ丼を狙っていたけど『牛乳屋食堂』としてはソースかつ丼の方がメインなのだろうな。甘辛ソースが塗られたカツが三切れ千切りキャベツの上にのっている。別小皿で漬物付き。美味しかったけどこれで700円というのはもろにラー博値段だろう。でもこの一杯できちんとした食事が出来た満足感が得られ良い気持ちのまま退店する事が出来た。何しろ暑かったのですぐ退館し家路についた。
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