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2022年6月10日 (金)

朝拉麺店

金曜平日。今日は午後用事があったので、どうせなら1日休んでしまおうと1日有給休暇を事前取得していた。幸いにも梅雨の合間の晴れ間…とまではいかないが雨は降らないようだ。この貴重な平日休暇、当然ラー活に活かそう。

220610ootorii001 まずは先月有給休暇取得日にフラレてしまった京急空港線大鳥居駅付近にある『GOOD MORNINGラーメンショップ』にリベンジする為朝7時頃には家を出た。久々通勤ラッシュ時の電車に乗ったが結構な人出でパンデミック前と変わらないように感じた。この光景を見ると本当に少子高齢化が進行しているのか疑問に思ってしまうくらいだ。朝8時ちょうどくらいに穴守稲荷駅に到着。駅から環八通り沿いに歩くこと5分くらい。「今日こそ営業しているように」と心の中で祈りながら店に近づいた。遠くから店前に自転車と丸椅子が出ているのが見えたので「良かったー、やってるよー」となった。この店は「最初の(椿食堂系)ラーメンショップ」と言われたりする。概要は我は約9年前に初訪問 した時の記事に書いた通り。謎が多いのだがラーメンショップの歴史上重要な店であろう事は間違いない。早速入店。歴史を感じる雑多な店内。厨房には白髪のおじさん店主1人だけ。客席はL字型カウンター8席。感染防止用の仕切り有り。先客3人だったが我の後で来客は続々現れ外待ち客も生じた。危なかった。店主は客グループ単位でラーメンを集中して作るらしく、店主のタイミングを伺い注文、支払いをするのが暗黙のルールになっているようだ。先客のラーメンの完成を待ち口頭で注文。

220610ramenshop00220610ramenshop01 GOOD MORNING ラーメンショップ 『ネギラーメン』800円

基本のラーメンを注文するか迷ったのだがやっぱりネギラーメンを注文した。食べたいものを食べる。9年前とほぼ変わらぬビジュアルの一杯が提供された。麺はラーメンショップ独自の中細ストレート。具も独特な胡麻油に和えられた白髭葱と黒胡椒まみれの細切りメンマ、海苔2枚、ペラく薄いチャーシュー1枚。スープは細かい背脂が混じるあっさり豚骨醤油。でも白髭葱から染み出した胡麻油と、メンマの黒胡椒の味が支配的になり結構味が濃くなる。だから基本のラーメンとの注文と葛藤したのだが、この絶妙な味わいこそがラーメンショップの味だと感じた。基本は背脂の量以外は我が4月末に訪問した『ラーメンショップ牛久結束店』とそう大した違いはない。つまりで歴史的価値がある店というのを別にしても美味しい。大満足で完食した。

220610ramenshop04

この店は元々平日しか営業していなかったが、そこに水曜定休が加わったので更に敷居が高くなった。それに加えて我が先月喰らったように臨時休業も多いようだ。営業時間は朝6時から昼1時迄と徐々に短くなっている。厨房に立つ店主の様子からもこの店の先の行く末が心配になってしまった。突然閉店という事態も十分考えられる。もし我と同じく「ラーメンの歴史も一緒にいただく」事が好きな人は早めに機会をつくり訪問した方が良いかと思う。ともかく我は今日一杯にありつけた事に感謝だ。店主のタイミングを待って支払いを済ませ退店した。今度は大鳥居駅へ向けて環八通り沿いを歩き電車に乗った。

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