瀬谷肉葱
土曜休日。前日予報では晴れると言われていても当日は結局朝から厚い雲に覆われて夕方には雨が降るという予報に変わった。この時期らしいはっきりしない天候が続いている。
このところ我はラーメンショップに訪問しているが市内に未だ訪問していない有名なラーメンショップがあった事を知り、数日前から訪問の予定を立てて楽しみにしていた。『ラーメンショップ二ツ橋店』だ。場所は相鉄線三ツ境駅から10分以上歩いた中原街道沿いにある。店には開店予定の30分も前に到着したのだが…既に17人も並んでいた。急いで最後尾についた。開店するまでに我の後ろに更に15人以上の列が生じていた。日本一のラーショの異名をもつ牛久結束店並の人気ではないか!想定外の人気に驚いた。客席は13席だったので30分前に並んでも開店時に店内へ入れず更に30分待ちした。つまり1時間は店外で待ったよ。もう少し早く家を出ておくべきだったと後悔した。この店は日祝定休なのでこんなにも行列が生じるようだ。陽射しがなく風のある天候に待っている間逆に感謝するようになったよ。厨房には熟年の男女2人の店員がノーマスクで切り盛りしている。厨房には恐ろしいほどのチャーシューが大胆に積み上げられている。男の店主が調理や注文、支払い時の値段の把握も全て1人でこなしてコントロールしている。店主のタイミングで注文を確認され口頭注文し料金は現金後払い制。客席はL字型カウンター13席で感染防止用の仕切り等は無い。壁には紙でメニューが貼られていた。外観も内装も昔ながらのラーメン屋って感じ。
ラーメンショップ 二ツ橋店 『ネギチャーシューメン』1100円
ラーショと言えばのネギチャーシューを注文。麺かため指定をする客が多いが我はあえて何も言わなかった。そうしたら牛久結束店以上の衝撃の一杯が提供された。
正に圧巻の一杯。ラーメン二郎の豚に近いような分厚く切られたチャーシュー6枚が丼を覆い、その中心部の細切り葱にも結構な大きさのサイコロチャーシューがゴロゴロ入っている。他にほうれん草と海苔3枚が入り若干家系っぽくなっている。麺は中細ストレート。スープは先日訪問した『GODDMORNINGラーメンショップ』に比べても背脂はなく寧ろ澄んだ色をしたスープだった。だけど味はしっかりラーショ。でもやっぱりこれだけ豚肉が入っているとそこから出る豚の出汁も影響していると思う。実に美味しかった。自分が食べる番になって初めて知る回転率の悪さの理由。分厚い豚肉にいくら食らいついても少ししか減らない。こんなのとても10分程度で食べられる量ではない。小ライスとか注文しないで良かった。20分以上はかけて平らげた。お腹いっぱいだ。スープは少し残してしまった。でも大満足だ。支払いを済ますとスタンプカードをもらった。店外に出ると店前には変わらず20人以上の行列がのびていた。噂以上の凄い店だった。我は横浜市内の店はほとんど訪問していた気になっていたが、こんな強烈な店を見落とし訪問していなかった事実は慢心以外の何者でもないなと反省した。それと同時にラーメン食べ歩きの面白さも感じる事が出来たよ。
再び駅に戻り横浜で買い物をした後帰宅した。予報通り夕方には雨が降り始めた。夜飯はまた永谷園の梅茶漬けになりそうだ。
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