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2022年6月14日 (火)

野毛竹岡

竹岡式ラーメンを提供する店が野毛に開店したという。『竹ちゃんラーメン』という店で今月6日には営業開始していたそうだ。前にも書いた通り「千葉竹岡式ラーメン」は我のご当地ラーメン食べ歩きのきっかけのひとつになった重要な存在。それが横浜野毛で食べられるとあっては注目もする。ところがこの店の営業時間が平日昼3時間半のみという敷居の高さ。例外的に月曜と火曜だけは夕方少し営業するという。ならば今日訪問するしかないじゃないかと小雨が降る中早速訪れてみた。場所は『すみれ』の1本隣の路地にあった。看板も出ていないのでフラれたかと思ったけど「らーめん」と書かれた幟は出ている。ガラス戸に「営業中」の札が出ており中には客が入っているようなのでようやく「ここだ!」とわかって早速入店。厨房には男の店主1人のみ。客席は厨房周りにL字型カウンター7席ほど。先客は3人いた。ホワイトボードにメニューが書かれており口頭で注文、料金先払い。後客は来なかった。

220614takechyan00220614takechyan01 竹岡式竹ちゃんラーメン 『竹岡式チャーシューメン』1000円

『梅乃家』で注文したのと同じチャーシューメンを選択。味の濃さが調整できるというので「味濃いめ」で注文した。記憶では竹岡式ラーメンは醤油が濃いイメージが強かったのであえて再現度を高める狙いがあった。出来上がりには少々時間がかかった。乾麺を茹でている為だろう。本格的だ。それで提供された一杯は真っ黒いスープに、我の大好きなタマネギのみじん切りがたっぷり乗った実に良い顔をしたものだった。思わず顔がほころぶ。何で黒いラーメンって美味しそうに見えるのかね?中細縮れ乾麺はスープを吸い込み茶色に変色している。具はタマネギのみじん切りの他、雑に切られたメンマ、海苔2枚、小ぶりの四角いバラチャーシューが8枚くらい入っていた。味わいも千葉の漁村で海風がゆるくあたる店内で食べたあの時の記憶を蘇らせてくれた。あまり他店を比較対象にしては何だけど、低温調理チャーシューや鶏油で上品にまとめた金太郎飴のような個性の無いラーメンより、こういった荒々しいラーメンが断然好きなんだよ!濃いめにしたのでなかなか強烈なしょっぱさだったけどタマネギのみじん切りが濃い醤油スープを吸収して美味くなるんだ。タマネギ増しトッピングがあったら必ず注文していたけど、今タマネギが異常に高価になってしまったから難しいか。久々の竹岡式、再現度も素晴らしくスープを完飲完食して大満足で退店した。しかも近場の野毛で食べられる事になったのが嬉しいよ。再訪問確定だ。もう少し夜営業も頑張ってくれれば更に嬉しいのだけれど。

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