濃肉咖喱
今日はうっすら雲は広くかかっているものの朝から陽光が挿し込んでいる日曜休日。ようやく布団が干せた。
このところ新規開拓やら行列店やら老舗店やらガツガツとまわっていたのでさすがに今日は麺休日にしよう。ラーメン以外が食べたくなった。そんな時にタイミングよく弘明寺にある奇妙な肉料理店『ねこ娘とねずみ男』が今日のランチに限りカツカレーを提供すると聞いたので目的店に定めた。まず桜木町のサミットで食料品を買い込んでから地下鉄で弘明寺へやって来た。開店予定の30分前に到着。誰も待っていなかった。開店までに我の後ろに6人くらい並んだかな?定刻に女の店員に店外で注文を聞かれ店内に案内された。外待ちがあったか不明。「かなりお待たせしてしまいます」とか話しているのが聞こえた。カレーだけにテイクアウト注文が多かったようだ。
『カツカレー大』1500円+『目玉焼き』100円=1760円
カツ350gの大を目玉焼きトッピングで注文。ライスはガーリックライスと白米が選べたので白米を選択。カツカレーは日本のカレーだからだ。辛さは「通常よりちょっと辛いくらい」と説明を受けたので普通で注文した。
15分ほど待たされようやく提供された。我が望んでいた日本のカツカレースタイルだ。前回この店で食べたカレーは土鍋のカシミールカレーだった。今回こそしっかり日本スタイルのカツカレーの肉料理専門店Ver.が味わえると期待していて満を持して提供された。しかもその完成度は高かった。カツの肉はあえて繊維を噛み切る歯ごたえ重視のやつで、素揚げのように衣はうっすら。肉にかぶりつく喜びを味わえる揚げたての分厚いカツだ。単品で食べるのカツとは別もので、カツカレーとして食べる目的で作られたカツはこういうものだよ!とここの店主に教えられた気がする。そしてルーはもう使い古された濃厚という表現が軽く感じるほど濃厚。味が濃いのではなく深みがあると言ったら良いのか。妙に香辛料にこだわったエスニック感などは皆無。日本のカレールーをかなり濃縮にしたようなドロドロさ。辛さもこの濃厚カレールーに合っているちょうど良い辛さだった。これも肉厚のカツにちょうど合うように計算されているようだ。そんじょそこらのカレー専門店でも味わえないくらいの素晴らしい完成度のカツカレーだった。もうカツカレー専門店を別に出して欲しいと思ったくらいだ。でもここの店主のスタンスとしてそういう事はしてくれない気がする。せめて月1回提供するようにしてくれないかなー等と食べながら考えたほど美味かった。カツカレー好きの我が過去食べた中でも一番と言って良い。ちょっと感動してしまった。もちろん大満足で支払いを済ませ店を出た。
早々に家路について午後は家でゆっくりと過ごす事が出来た。外にいると少し蒸し暑かったが、家の中にいるといい風が通り抜けて気持ちよく過ごしやすかった。まだ夏にはなっていないんだなーと感じた。
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