六角世代
土曜休日。どんよりと曇った空。こういう天気は陰鬱な気持ちになりがちなので嫌いだ。
今日は昨日に引き続いて家系行脚実行。かつては一時代を築いたが約4年半前に六角橋本店が閉店し唯一残った『ラーメン六角家』戸塚店へ訪問することにした。2年前に破産して今は経営者が変わっているそうだ。栄枯盛衰を強く感じさせるラーメン店のひとつだ。
市営地下鉄と江ノ電バスを乗り継いで開店10分前くらいに店に到着した。店前の広場のベンチに腰掛け開店を待つ。そこからでも豚骨臭が漂ってくる。その間2人ぐらい店前に並んだが慌てることなく開店してから店に行って入店した。先客に続き入口脇の券売機に並び食券購入し着席。厨房には中年男と初老の男の店員2人、注文係の女の店員1人。女の店員は注文をとり暗記して厨房に伝えるに特化しているのは六角家の伝統だな。水はセルフ。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。2席ごとに感染防止用の仕切り設置。テーブル席は4人卓2つと6人卓1つだが団体客専用使用になっているらしい。後客は男の1人客ばかりポツポツと6人現れ空席待ちも生じた。
『ラーメン』700円+『ランチ』150円=850円
基本のラーメンを好み全て普通で注文。15時までのランチは小ライスと餃子3個のセット。餃子は本当にオマケ的な感じ。あと直系以外の歴史のある横浜家系の系統はご飯は必須ではないね。そのように作られていいないと改めて感じたよ。そしてラーメンだが、昨日食べた吉村家直系『厚木家』の後だと、本当に同じ家系でくくって良いのかと改めて実感させられる一杯だった。系統が違うというより世代が違うという印象を強く受ける。好み普通だとやっぱり豚骨出汁がよく感じる事が出来る。だけどこちらはデフォルトで油多めなのが良くわかる。5mmほどの油層が出来ているよ。チャーシューが脂少なめのパサパサタイプでこれはこれで良いなーと思ってしまう。豚骨の出汁感に夢中になりついついスープ完飲完食して満足したが退店後しばらくすると徐々に胃に負担がかかってきた感じがした。
店前のバス停でバスを待ち戸塚駅へ戻った。
コメント