福富極濃
夕方から雨が降り出した木曜平日。このまま明日1日中雨降りが続くらしい。梅雨秒読みといったところか。
多摩川駅近くに本店をもつ『麺家歩輝勇(ぽきお)』。我はセンター北駅近くに出来た2号店には訪問済みだが、この度福富町商店街入口付近に3号店として関内店を開店したそうだ。今月1日から9日までプレオープンとして営業していたらしいが、今日から正式オープンとの事なので会社帰りに立ち寄ってみる事にした。福富町にラーメン専門店が出来るのは今はなき『地獄ラーメン高屋』以来じゃないかな?あの時は半年ぐらいで撤退しちゃったけど今回はどうなるか。店に到着するとガラス貼りで青い外装でおよそラーメン店とは思えない店構え。でも「GOKUNOU RAMEN」と書かれている。タッチパネル式券売機は店外に設置されている。タッチパネルと言ってもスマホ画面を大きくしたようなもので、好みの指定をする際画面をスライドして操作する必要があったりする。先客のおじさんはそれに戸惑って長い間迷ってホーム画面に戻してしまい店員を呼びに行っていた。注文時すぐ厨房に情報がダイレクトに伝達されるので、出てくる紙は食券ではなくレシートだ。ここまでやっておいて現金対応のみ。ようやく入店。厨房には男女2人の店員。客席は厨房周りに「く」の字型カウンター8席。先客1人後客2人。
『極濃とんこつしょうゆ 歩輝勇ラーメン』1200円+『ライス小』50円=1250円
店壁にも書かれている「極濃ラーメン」を屋号を冠したメニューで注文。好みは今日麺かためだけ指定した。あとライス小も付けた。箸やレンゲがのったトレーで提供された。
麺はかなりかために茹でられた平べったい中太ストレート麺。具はほうれん草、海苔6枚、穂先メンマ2本、味玉丸1個、大きめの薄切り低温調理チャーシューが3枚。1番印象に残ったのが白髭葱。かなりシャキシャキで量も多め。そしてスープだが確かに豚骨濃度が高くドロドロ。そして醤油感も強めに出ている。それでいて鶏油はあまり感じられなかったので家系ラーメンと思って食べると結構違和感があった。センター北店で同じ屋号を冠したメニューを食べているがそちらとはかなり様相が異なる。値段も異なるし。そしてこの店に限っては家系とは名乗っていないし。かなり強烈な濃度なので逆にライスはいらなかったかな?とちょっぴり後悔したほどだ。油多め指定しないで本当に良かった。オプションで200円増しで超極濃に出来るらしいが、もうそうなると完全にネタになってしまうのではないかと危惧してしまう。食後は満足したけどかなり胃に負担がかかった感じがする。生活圏に出来た新店なので再訪は容易。次回はもう一方の「あっさり背脂しょうゆ」を試してみたい。
退店後傘を開いて家路についた。
コメント