立川鏡花
『一条流がんこラーメン』立川たま館分店を出て歩いて約10分ほどで次の目的店『らーめん愉悦処鏡花』に到着した。2000年6月に開店し来月22年目突入する店。我は2007年3月31日に一度訪問している。こちらも15年ぶりの再訪シリーズの一環になる。店に到着したのは開店から10分ほどまわった頃だった。店前に待ち客無し!と思ったら暖簾の奥に行列が出来ていた。券売機の奥に待合室がありそこから10人以上並んでいた。タッチパネル式券売機で食券を買った後は前客に続いて進み待合室に到着、着席して25分ほど待ってようやく席に案内された。
店内は照明が極力落とされ各席に小さなスポットライトが設置されている。客席は厨房周りに15席くらい。暗いのでよくわからない。感染防止用の仕切り有り。「庵」の雰囲気がありどこかアトラクション感がある。店員は店主を含め男の店員3人と女の店員1人。こんな雰囲気だけど店主は店全体を目を配って店員は声を出して丁寧な接客をしていた。
メニューは醤油を筆頭に塩、鶏白湯、油そば、汁なし担々麺等結構豊富なラインナップ。我は筆頭の醤油を味玉付きで注文。味玉無しの基本の一杯が1100円だ!なかなかに強気。ちょっと期待が高まってしまう。
麺は中太平打縮れ麺。多加水麺のどこかチュルンとした食感。結構縮れが強いのでスープも持ち上げ力もありなかなか美味しい。具はきざんだ三つ葉と極太メンマ2,3本、海苔1枚、大きなチャーシューが1枚。チャーシューはあまり味付けしていない。味玉は黄身しっとり。スープはたまり醤油を主軸に6種類の醤油を合わせ、鶏・豚・牛・魚介・野菜から出汁を摂ったとある。たまり醤油だけあってキリッとした醤油感はなく丸みのある味わい。重厚感があり素直に美味しいとは思うし1個1個上質なんだろうけど、何故か我は「ラーメンを食べる喜び」を感じる事は出来なかったな。値段も含めラーメンではなく麺料理になってしまっているというか。習慣性の弱い一杯。一応麺と具は食べスープは半分くらい残しての退店となった。
立川駅に戻り来た時と同じコースで家路についた。
コメント