勢得再訪
朝からシトシト雨が降る金曜平日。午後2時からの通院の為予め有給休暇を取得していた。生憎雨の1日になりそうだが午前中は自由に使えるので都内に出てみることにした。
本ブログを書き始めた2006年頃訪問したラーメン店へ再訪問するシリーズを続けているのだが、そうなるとどうしても今の時流とは違う当時主流(?)だった魚介豚骨ラーメンの名店を再訪問する機会が多くなっていった。『おかべ』@川崎に始まり『こうかいぼう』@門前仲町、そして先週再訪問した『麺屋吉左右』@木場でとどめを刺された。今更も今更、すっかり魚介豚骨ラーメンに魅了されてしまったのだ。なので今も営業を続け、しかも日々行列を生んでいる魚介豚骨の名店へ、あの頃に戻ったかのようにラオタ全開で都心へ遠征してしまう事にした。雨の平日昼間であれば行列も短くなるだろうから、より好都合だ。
最初の目的店は『勢得』だ。2001年3月27日に荒川区町屋で開店したらしいが、行列の苦情で一度閉店し2007年12月1日に世田谷区に移転再オープンした。場所は小田急小田原線と東急田園都市線のちょうど中間あたりを走っている世田谷通り沿い、千歳船橋駅と用賀駅の中間あたりにあり、公共交通機関で横浜から行くとなると都心にありながら結構難易度の高い場所だ。横浜からだとみなとみらい線F特急で渋谷経由で田園都市線に乗り換え三軒茶屋駅で下車し、あとはバスで店の近くまで行った。店に到着したのは開店5分前。あれ?店前には誰もおらずガラス張りの店内にはブラインドが下まで降りて見えなくなっていた。これは平日訪問で多い臨時休業にあたってしまったか…と思ったけど、臨時休業を知らせる張り紙などなく、逆に今月の休業日を知らせるカレンダーが貼られていて今日は営業予定となっている。とりあず開店時間まで待ってみようと店前で待っていると我の後ろにもう1人おじさんが並んだ。結局開店予定時間を5分くらい過ぎた頃に店主がブラインドを上げ入店を促してきた。良かったよ。男の店主1人が厨房に立ち他の店員はいない。店内隅の券売機で食券を購入し着席して食券を店主に渡した。客席は厨房周りにL字型カウンター11席。感染防止用仕切り有り。後客はどこから現れたのか次々と来店し我のラーメンが提供される頃にちょうど満席になった。
メインはつけ麺だが相変わらず我はラーメンが好きなので、約13年半前に初訪問した時と同じメニューを注文した。相変わらず店名を逆にして特製盛りのメニューにしていた。当時は麺少なめ注文していたが今回は朝飯を抜いてきたのでレギュラーサイズのままだ。
今日はやや肌寒かったせいか、後客の注文はラーメンがやや優勢だった。なのでラーメンを注文した客から提供された。まず目を引いたのは提供時から崩れているほど柔らかい巨大チャーシュー。結局食べ終わる最後くらいまで肉片は残っていたほど。他の具はきざみ葱と柔らかメンマ、海苔1枚、茹で卵丸1個。麺は中太でやや波がかった自家製麺。並で250gもある。厨房隣部屋に製麺機が置いてあった。スープはこれまで再訪問で食べた魚介豚骨とは異なりかなり醤油が強く出た魚介豚骨醤油スープ。隣客が「味薄めで」と注文したのが理解出来たよ。店主は『東池袋大勝軒』や『べんてん』@成増に影響されつつ独学で店を出したとか。魚介醤油が元でそこから独自変化させたからなのだろう。そんなわけでスープは飲み切ることは出来なかったが、具と麺は食べきって大満足で店を出た。





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