雨休神田
3年ぶりに行動制限のかからないゴールデンウィーク初日。それでも我は旅行の計画は立てなかった。単純にそういう気分にならなかったからだ。こういう時は自分の直感というか感覚を信じた方が良いとこれまでの経験から判るので。それに天候も不安定のようで今日は昼から雨になるという予報だった。なので近場で済ませようかとも考えたが、せっかくなので都内に出るくらいはしよう。今日は神田まで足を伸ばした。またもやブログ開始時訪問して以来再訪問していない店巡りシリーズ。目的の店は『神田ラーメンわいず』。開店したのは2000(平成12)年3月。我はブログを書き始めて12日後の2006年6月7日に訪問して以来となる。当時職場の人に誘われて訪問した。全然ラーメンの事を分かっていない我は予め自分のラーメンの好みを伝えた上で教えてもらったのだが不安だったね。家系が好きとは伝えていたけどこの店は家系とは謳っていないからね。結果的には上質の家系っぽい一杯だったので高評価していた。でも機会に恵まれず今日の再訪問まで約15年10ヶ月の歳月が流れてしまった。
店に到着したのは開店30分後くらいだったが、既に満席で先客1人が店外待ちだった。この辺りはラーメン激戦区ですぐ近くに家系ラーメン店もあるのだがそちらはガラガラだったので人気のほどが伺える。でもこの店は相変わらず家系は名乗っておらず「濃厚旨口醤油」としか書かれていない。先客がすぐ退店するタイミングだったので1分程度の待ちで着席出来た。荷物は座席の上の棚に置き場があった。うなぎの寝床のように奥に長い店内。入口脇に券売機。厨房には男の店員3人。客席は厨房前に一列11席。後客も10人くらい来ていた。やはり人気店のようだ。
初訪問時と同じメニューを注文。立地のせいか基本メニューも850円と高めの値段設定。15年前から270円も値上がりしている。当時はなかった「台湾まぜそば」と2本立てになっているらしい。しばらく待って提供された一杯は初訪問時からかなり変貌を遂げていた。当時は麺はストレート気味でスープもどちらかというと黄色っぽい色をしていたのだが、縮れが印象的な中太麺と濃いめの茶色のスープになっている。具は家系標準に近いが海苔は1枚だね。そしてチャーシューも燻製チャーシュー2枚に代わっていた。見た目は吉村家直系か武蔵家系に近くなっているが味もそれに近くなっている。見た目ほど醤油味は強くなかったけどね。だからライス必須という感じでもなかった。美味しかったけど少々お高いのが気になった。満足して退店。店外には客が雨の中待っていた。すぐ帰宅して午後は雨音を聞きながら昼寝をして休日時間を堪能した。
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