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2022年2月23日 (水)

三地麺調

220223fuji001 水曜祝日。令和の天皇誕生日。冬らしく晴れて遠く富士山がよく見えた。

通年だと2月はあまり食べ歩きが進まないのだが、今年はパンデミックのせいでひきこもり生活が長引いているせいか逆に活発になっている。あまりに天気の良い休日なので我慢しきれず都内の気になっていた店へ訪問する事にした。今日の目的店は小伝馬町駅近くにある『中華そばたた味』という店。昨年3月31日に開店した新店だが、青森にある辛葱ラーメンで有名な『あさ利』という店に触発されてラーメンを作ったという。「青森辛葱ラーメン」、また我の知らない地麺?が出てきたな…。しかもそれのインスパイアに留まらず、東京で受けるよう千葉の隠れ地麺である「アリランラーメン」、更に「ラーメン二郎」のエッセンスまで加えた三種の地麺をかけ合わせたスタミナラーメンを提供しているという。我は個人的にこういう複数の種類のラーメンをかけ合わせ新しい味を生み出す店に魅力を感じる質なのでずっと気になっていた店なんだよ。営業は不定期なのだが今日はTwitterで営業が告知されていたので訪問してみる事にした。はりきって開店35分も前に店へ到着したのだが既に1人先客が待っていた。しばらくすると我の後ろにも7,8人並んだ。予定より10分前倒しで店員が暖簾を出して入店を促された。店内入口脇の券売機で食券を購入。厨房には男の店員2人。忙しそうなのに卒のない丁寧な接客対応で好印象。コートをハンガーにかけて着席。客席は厨房周りにL字型カウンター8席。感染防止用の仕切り有り。すぐ満席になり外待ちが生じたようだ。

220223tatami00220223tatami02中華そば たた味 『特製スタミナ中華セット』 1280円

小ライスと生卵が付く券売機左上ボタンのセットを注文。無料トッピングはニンニクorショウガ、辛味の有無、背脂の量が選択出来る。二郎のコールのように提供直前に確認された。我はニンニク、辛味、背脂多めを選択。辛味は別の小皿で提供された。

220223tatami01220223tatami03麺はブリブリの縮れ太麺。スープは透明度がある綺麗な醤油色。見た目どおりしっかり醤油味なのだが、しょっぱさよりは僅かに甘みを感じる。具の葱や玉ネギからの影響かな。そこにきざみニンニクが加わるから二郎系に似た味わいになっている。予めブラックペッパー等も入っていて無化調ならぬ多化調だそうだ。具は葱、玉ネギ、ニラ、牛モツ、チャーシューとスタミナラーメンらしい布陣。特製は牛モツ3個とチャーシュー2枚が追加されているらしい。葱は太い筒状で、玉ネギも厚くきざんである。食べると甘みを感じる極上のもの。作り置きではなく都度炒めていた。モツは柔らかいけどプリプリで食感が楽しく、ラーメンの具ではなく単体でも美味しいと思われるレベルだ。チャーシューは脂身が少なくやや固めな食感でバランスを取ろうとしているのがわかるよ。更に同じく脂身の少ない角切り煮豚も美味いんだよ。辛味は自家製香唐辛子だそうだ。自家製ラー油に近かったな。流石都内で行列を生み出す店は本当に細かい所まで神経を使っているのがわかり頭が下がる思いだ。『あさ利』を未訪問のなのでよくわからないが、ブリブリ太麺と甘さを感じる醤油スープは「ラーメン二郎」を彷彿させ、大ぶりの甘い玉ネギが「アリランラーメン」を思い起こさせた。でもこの店が凄いのがチグハグさを全く感じさせず上手にまとめられているということだ。もうデフォルト状態で全部平らげたかったくらい美味しかった。でもせっかく生卵と辛味もあるので後半使用しそのバラエティも楽しんだ。残ったスープや生卵、具材を全てライスにかけて完飲完食の大満足!もうひとつのメニューである「辛スタミナ中華」にすると、より「あさ利」、より「アリラン」感が出てくるのだろう。それも気になったので再訪したいなー。丼等をカウンター上に上げで汚れを拭き取り店員に「ごちそうさま」と言いコートを腕にかけ退店した。店前には10人以上の行列が生じていた。朝飯を抜いてきたのだけど予想以上に満腹になってしまった。連食も想定していたが無理するのはやめた。腹ごなしに秋葉原駅まで歩いた。祭日の都内は人通りが少なかった。

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