三度蒔田
火曜平日。今日から2月。感染者の数増加状況を考慮し在宅勤務を選択した。
今日の昼は一昨日臨時休業で訪問出来なかった『和歌山家』蒔田店へ。この2号店へは今回で三度目の訪問となる。開店時間をちょっとまわった頃に到着。するとちょうど店員が出てきて扉の札を営業中に変えて店内に促された。店主と女店員2人。接客も良く敷居が低くなり入り易くなったような気がする。口頭で注文。後客はすぐ来て通算6人で2人が店内待ちだった。
『和歌山中華そば』800円+『茶碗カレー』200円=1000円
メニュー表にオススメマークがついた筆頭基本メニューを注文。+200円で茶碗カレーが付くセットがあったので合わせて注文した。今日から値上げしたらしい。確かに初訪問時から100円値上げされていた。でもこれはこの店に限らず物価が上がったので致し方ない。感染症拡大の影響で海上輸送費が上がって輸入品が軒並み上がったらしいからね。この店はまだこの程度の値上げで済ませてくれているという事だ。
以前ほど待たされないでラーメンが提供された。千代巻がパンダのものに変わっていてる。それだけではなくラーメン自体も寿町本店の野趣あふれる雰囲気が薄れて随分おとなしくなった印象だ。特にスープの濃度。寿町と蒔田町、比較的近いとは言え地域差によって客層が変わっただろうからそれに合わせていくのは仕方ないのかな。但し、ごつい叉焼は健在で、他の店ではなかなか味わえない、肉にかぶりつく喜びを味わえた。
茶碗カレーも茶碗ではなくミニサイズのカレー皿。よく見つけてきたね。あと初訪問時レンゲで食べるしかなくて食べにくかったが今回はちゃんとスプーンも提供された。しっかりした濃厚なカレーでとても美味しかった。カレー単品を食べに来たくなったレベルだ。大満足で支払いを済ませ店を出た。外待ち客も生じたようだ。すぐ帰宅して午後の業務にとりかかった。
値上げの話に戻るが、いよいよラーメン1杯1000円時代到来を覚悟しなくちゃいけないのかなと思い始めている。いや100円200円の値差の話ではなく「ラーメンのあり方」が変わってきてしまう事を危惧している。券売機で食券買ってすぐ提供されて啜ってライス食べて腹が満たされすぐ退店…ていうファストフード的なものからどんどん遠のいていく。そうなると客の意識も変わって「これだけ払ったんだからゆっくりと食べよう。食後にコーヒー、デザートも」という風になってレストラン化してしまうのではないか。そうなると客の回転率も落ちて個性的な小さな店舗ではやっていけなくなりラーメン店は激減する、或いは資本系ばかりになるとか。そんな事まで考えてしまった。考えすぎかも知れないけど、やっぱり今楽しめる事は感謝して楽しんでラーメンを食べておきたい。
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