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2022年1月22日 (土)

中村屋休

今日は2週間前に予約していた床屋へ行く。2ヶ月ぶりになってしまった。ちょうどまん延防止期間に入り県境をまたぐ移動の自粛を心がけるタイミングでの床屋タイム。偶然だけど結果的に正解。先週に東京遠征をしておいて良かったよ。11時で終了しさっぱりする事が出来た。

220122ebina001 一度横浜駅に出て相鉄線快速に乗り海老名へ向かった。海老名なんて随分ご無沙汰だなあと調べたら約9年ぶりだったよ。目的の店は2000年代初頭「天空落とし」でその名を轟かした超有名店の『麺処 中村屋』だ。その店が来月2月13日をもって店舗契約満了を機に営業を終了するとネット情報で知った。店主は大分前からニューヨークに拠点を移していてそちらに専念するという事だそうだ。休業としているが事実上日本から撤退することを意味していると理解した。開店から22年だって。我は高座渋谷時代にギリギリ訪問し、海老名移転後一度訪問している。それももう約13年前の話だ。そんなわけで正直言って我自身はこの店にハマったわけではない。でも『中村屋』という屋号を久々に聞いた瞬間、あの常軌を逸した当時のラーメンブームの頃を思い出し、面白い時代だったんだなあと懐かしく思う感情が湧き上がって来た。閉店までまだ1ヶ月弱ある内に行ってみてみようと思ったわけだ。

220122nakamuraya05 食べログを見て店に向かったのだが自分の記憶とは全然違う場所にあった。店に到着したのはちょうど正午。あれ?記憶していた店舗はもっと立派なものだった記憶があるのだが勘違いしたかな?店前には20人弱の行列が生じていて相変わらず人気は健在のようだ。実は店内にも行列が生じていて30分並んでタッチパネル式券売機で食券を買って渡してから着席。広い厨房には男の店員4人と女の店員3人。客席は厨房前に一列8席と壁向かいに一列4席のカウンター席とテーブル席が2人卓が2つと4人卓が3つ…だったと思う。おしぼりとコップが置かれ卓上のピッチャーから水はセルフ。

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麺処 中村屋 海老名

『中村屋らーめん塩』990円+『まかない飯』380円=1370円

屋号を冠したメニューで醤油と塩が選べて塩を選択。サイドメニューの日替わりまかない飯は「スパイス焼豚飯」だった。

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基本のラーメンと屋号を冠したメニューの違いは豚ロースと鶏ももの2種の炙りチャーシューがのっている事だそうだ。麺は敢えてスタンダードのまま。初訪問時注文した真空平打麺は有料な割にあまりインパクトを感じなかった記憶があったから。ストレート細麺はこのスープに十分合っていると思う。具は多めの細切りメンマとほうれん草と乗り4枚、半味玉、豚と鶏の2種の炙りチャーシュー各1枚。まずスープを一口。最初の感想は初訪問時の感想と同じく「ああ『くじら軒』の味とよく似てるなー」というものだった。だから結構我の好きな味わいと言える。しかしながら食べ進めていく内にスパイシーな味付けをされた炙りチャーシューから徐々に味が侵食されてしまったように感じた。それで少しスープを残してしまったが麺と具は完食した。一時代を築いた『中村屋』のラーメンを今一度記憶出来た事が出来て満足だ。

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サイドメニューのスパイス焼豚丼はスパイシーでもあるけど甘辛いタレで味付けされていて馴染みやすいいい味だった。サイコロチャーシューも適度に歯ごたえが感じられ美味しく完食した。店を出るとまだ大行列は続いていた。閉店日が近づくにつれその行列は長くなっていくのだろう。今日の内に食べる事が出来て良かったよ。

そのまま寄り道はせず駅に戻り電車に乗って家路についた。

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