肉狸饂飩
我の好きな面白い作家が凄く絶賛していたうどん屋が八王子駅から少し離れた場所にあったので、八王子へ行く事があったら訪問してみようと前々から思っていたので今日訪問を試みる。『初富士』訪問の次に楽しみにしていたよ。地図上では京王八王子駅の方が近いようだったので終点でバスを降り住宅街を歩くこと10分くらいのところで店を発見した。15人以上の行列が出来ていたのですぐ判った。到着したのが正午5分前という事もあるが、家族連れ、老夫婦、土方の集団等地元住民と思しき人達が列をなしていると期待が膨らむ。急いで我も最後尾に付く。我の後ろにもどんどん列は伸びていった。それでも流石うどん屋だけあって10分ちょっとで入店出来た。中はテーブル席がたくさん設置され、奥には座敷席も広がって店内は賑わっていた。食べログによると44席あるそうだ。厨房にはうどんを打っている初老の店主とおばさん店員6人くらい。ほんとうに地方の大人気食堂に入ったようなアットホーム感。更にローカル感を醸し出しているのがこの店の注文方式。メモ紙に自分の名前と注文内容を書いて店員に渡すのだ。それから席を指定され湯呑を手に持って着席する。我は入口の席に案内された。卓上にはお茶入りのポットと冷水入ピッチャーが置いてある。まず割り箸と炒り胡麻と唐辛子が渡された。それから10分ほど待ってうどんが提供された。
『うどん1.5玉 温』450円+『たぬき』 50円+『肉』 150円=650円
その作家さんが絶賛していた組み合わせで注文。うどんは1.5玉にしておいた。美味そうな見た目だなー。別皿でお新香が付いてきた。麺はいかにも手打ちうどんって感じの不揃いの平打ち極太麺。弾力というより噛みごたえがあるようなうどん。トッピングの肉は豚肉でかなり煮しめられて柔らかくも噛みごたえもある。そしてたぬきの天かすも写真の通り上質でサクサクしている。卓上から炒り胡麻も投入した。うどん汁はいかにも関東風で鰹出汁と醤油の味と甘みが強めに出ていた。我は関東風うどんがちょっとだけ苦手意識があるのだけどこれは美味しく食べられたね。完飲完食したから。ただ前情報でハードルを上げ過ぎた為か衝撃を受けたというほど感動…とまではいかなかった。季節が変わったら評判の冷やしざるうどんを食べに来ても良いかなと思った。実はうどんよりこの店の雰囲気が気に入った。「ここ本当に東京都?」って思いながら食べていたから。大満足で支払いを済ませて店を出た。JR八王子駅方面に歩を進めた。




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