日吉盛飯
関係業者からいただいたカレンダーをもらっていよいよ年末を実感し始めた水曜平日。今夜はガッツリ菊名盛りでも食べようかと思ったが、ラオタとしての妙な好奇心が働き、同じ『武蔵家』でも先発の日吉店に久々出向いてみたくなり、菊名からわざわざ東横線に乗り換え日吉へとやって来た。
駅前の真ん中の路を進みちょっと脇道に入ると目的の『武蔵家』日吉店が目に入った。おそらくは新中野系『武蔵家』としても古い店で最初に横浜市内に進出した店舗だったと思う。我は菊名店が出来て以降めっきり訪問回数が減り約5年3ヶ月ぶりの訪問となる。ラーメン激戦区日吉駅前においても完全に勝ち組で、他店が入れ代わり立ち代わりで変わっていく中、2004年3月の開店してからもう17年以上営業を続けている。しかも店前に行列が生じている率が高い人気店なのだが、我が訪問した時は店前に待ち客はおらずそのまま入店出来た。券売機で食券を購入すると店員に「お好きな席をどうぞ」と案内され着席。食券を手渡し好みを伝える。水はセルフ。厨房には男の店員2人。客席は厨房周りにL字型カウンター15席。感染防止用の仕切り有り。先客6人後客7人くらい。
『特別ラーメン並』 1000円+『あぶりチーズ』 150円=1150円
菊名店と比較がし易いように、定番の菊名盛り並+炙りチーズの言わば「日吉盛り」を作成する為、特別ラーメン並にあぶりチーズトッピング、好みは麺かため・脂多め指定、無料のライスは大盛りでお願いした。ライスはたんまり山型に盛ってくれた。残すのは厳禁だ。フルタイムライス無料サービスというのは横浜市内では珍しく「なんで日吉駅前にあるラーメン店だけこぞってフルタイムライス無料なんだろう?学生街の激戦区だからかな?」と思い勝手にこのサービスを「日吉ルール」と名付けていたが、実はこの『武蔵家』こそがその震源地だったと我が知ったのは最近の事だ。家系ラーメンには白飯は必須と言っていいからね。
あまり待つことなくすぐに提供された。ここまで程よい接客等も菊名店と同等で好印象。そして出てきたラーメンは海苔8枚、ほうれん草増量、味玉丸1個、チャーシュー5枚のせの特別仕様。結論から言ってしまうと我の駄舌では「菊名盛り」と全く同じ味に感じた。濃厚でしょっぱめの豚骨醤油スープは美味かった。違いはチャーシューが1,2枚多いくらいで炙りチーズトッピング込だと日吉店の方が150円高い。我はチャーシュー音痴な為チャーシューはそんないらないので、わざわざ日吉まで出向く事はない、通勤導線上にある菊名店で十分という事が判り良かったよ。具材が多くそれだけで大盛りライスは消費してしまいスープは少し残す形になったが大満足。丼を上げて卓上を拭いて「ごちそうさま」と店員に声をかけて退店した。もう腹がいっぱいでキツイ。でも笑顔になれたよ。
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