寒大晦日
金曜休日大晦日。いよいよ今日で2021年は終わりを迎える。朝の内は雲が多く太陽光が遮られかなり厳しい冷え込みとなった。なのでこの冬初めてコートを出して朝9時過ぎには家を出た。大晦日だというのに何故にそんなに早く家を出たかというとちゃんと理由がある。吉野町にある大正12年創業の老舗甘納豆店『おもや』で甘納豆を買う為だ。昨年末ここで買った栗甘納豆が衝撃的に美味しかったのでぜひ大量に購入しておきたかったからだ。
甘納豆 おもや 吉野町店
朝10時開店予定なのでシャッターが上る前に並ぶつもりで行ったのだがその20分以上前に店に到着すると既に開店して先客5人が既に買い求めていた。急いで列に並び何とか購入出来たよ。年越し準備で最も難易度が高かった買い物を済ませたので一安心。次は業務スーパーに立ち寄って年越し準備の買い物をした。
今年最後の一杯はどこにしようかなと悩んだ。本心を言えば昨年同様『田中屋』で食べ納めをしたかったところだが既に休業に入った事は確認済。でもわざわざ重くなったバックを背負いながら遠くまで彷徨い歩きたくないし…。そう思いながら歩いているとまだシャッターが上る前の『麺屋M』に人が3人並んでいるのが見えた。どうも年末限定メニューを出すらしい。ちょうどいいや、ここにしようと並んでみた。開店予定の20分も前だった。その後我の後ろにも人が並んだ。開店時間近くになると店長が出てきて店前に机と椅子を準備し始めた。どうも券売機は使わず店主自ら食券販売するようだ。順番に促されて食券を購入。定刻3分過ぎに暖簾が出された。先客に続いて入店し着席した。厨房には男の店員3人体制。
具は帆立の貝殻の上に帆立と牡蠣が2個ずつのっている。牛蒡と蓮根、青菜と結び昆布等正月感満載の一杯。麺はかために茹でられた細麺やや縮れ。スープは帆立の旨味が満載の出汁。出汁を主体にする為かタレは控えめに感じた。やや甘みを感じる美味しいスープだった。我は貝出汁のスープは好きなのだが、食べている途中貝自体への苦手意識が顔を出し始めてしまった。縁起物の七福の具材を準備してもらっているのにかなり失礼なのだが具材なしで食して見たかったというのが本音だ。でもまあ縁起物の一杯で締める事が出来て良かったよ。
店を出てサミット方面へ歩いていると新しいラーメン店が準備中なのを発見した。名古屋を本拠地にしている『からみそラーメンふくろう』という店のようだ。場所は『田中屋』『寿々喜家』の並びの鎌倉街道沿い、『せんだい』までの間だ。「ラーメン店2軒並びの法則」というかそれ以上の激戦になるようで年明けの楽しみがひとつ追加された。
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