宗谷首里
明日水曜日は文化の日で休日。なので平日だが帰宅途中新横浜で下車し久々ラー博へ立ち寄る事にした。前回訪問したのは昨年12月11日。2度目の緊急事態宣言が発せられる1ヶ月前だ。11ヶ月ぶりか。その間ラー博はかなり苦しい状態になったのではと推測するけどどうだったんだろう。持っていた6ヶ月入場パスはとっくに失効してしまった。入場料380円を購入し入館する。
階段を降りてみるとガラガラ状態。平日夜とはいえ厳しい様子だね。
ラオタ達に見捨てられたかのようなラー博にやって来た我がとった行動は実にラオタらしく新メニュー&限定メニュー狙い。まずは『利尻らーめん味楽』だ。先代店主が生み出した看板メニューの「焼き醤油らーめん」に挑む形で、2代目店主がラー博の店限定で「焼き塩らーめん」をリニューアルしたらしいので興味を惹かれたのだ。その名も「宗谷の塩らーめん」。確かに我は利尻島の本店でも塩を食べたけど、やっぱり醤油よりはインパクトが弱い感じだったんだよ。せっかくの利尻昆布をふんだんに使っているのに。食券を買い早速入店。店員は男2人と女1人。先客3人後客1人。
『宗谷の塩らーめん』 950円
ラー博のラーメンとしては早く提供された。この客入りではそうなるか。提供された一杯は以前とは結構違う顔になっている。なんかシュッとした顔つきになっていた。まず麺が違う。以前は黄色い縮れ太麺だったのに白い中細ストレート麺に変更されている。チャーシューも脂身の多い柔らか豚チャーシューから鶏むね肉になっていた。他の具材は水菜、糸唐辛子、細切りきくらげ、紫玉葱の角切り、昆布の細切りだそうだ。スープは何と従来の3倍の量の利尻昆布を使用し北海道産「知床鶏」と鳥取県産「大山地鶏」を加えた「昆布と鶏」のシンプルな構成にしたという。確かに一口目はシンプルな鶏塩の味なんだけどしっかりとした旨味に驚いた。そのまま完飲完食。2代目頑張ったね。でも個人的な好みでいうとまだ「焼き醤油」に軍配を上げてしまう。我はラーメンには繊細さよりジャンクさを求めてしまう性だから。
続いて入店したのは『琉球新麺 通堂』。以前は『居酒屋りょう次』として営業していたが流石にご時世的に出来ないから看板も変えてラーメン店として営業している。食券を買い入店。店内は居酒屋時代のまま。厨房には男の店員2人。何と前後客ゼロだった。
期間限定で昨日から発売された味噌ラーメン。薀蓄によると味噌ダレは「琉球王朝時代から伝わる玉那覇味噌醤油」の味噌2種をブレンドして使用しているとの事。そんなの聞いた事がなかったので興味を惹かれた沖縄味噌ラーメン。スープ表面には背脂が浮き生姜も入ってしっかり濃い味噌味。炒め野菜と挽き肉も入り至って普通の味噌ラーメンだった。まあ沖縄らしい味噌って我も想像出来ていないのでこうなってもしょうがない。残念なのは麺は柔らかめに茹でられた平打中細ストレート麺だった事。食べている内からのびてしまうような印象を受けた。でも味が濃い背脂味噌にはジャンクさを感じて満足する事が出来た。
レギュラーサイズを2杯連食すると流石にキツくなってきたな。食べ終わったら館内散策は全くしないで退館し家路についた。
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