透明徳島
昨日より雲が多く太陽が遮られる事が多いが概ね晴れるようなので朝布団を干した。
我は一極集中というか馬鹿の一つ覚えなところがあり、放っておけば今日も東京家系店を目指してしまうところなので、そこは自らストップをかけ方向転換を図った。疲れも溜まっているし近場での移動に留める事にした。なるべく家系から離れた一杯を狙った。そこで選んだのは京急弘明寺駅近くにある昨年11月1日に開店し1周年を迎えた『麺屋ひんな』だ。我は開店翌日に訪問して以来2度目の訪問となる。店に到着したのは開店5分前。近くのスーパーで買物をしようかとも思ったがシャッターが降りた店の前で開店を待つことにした。定刻に開店し1番乗りで入店。その後に4人が続いて入店した。店内隅にある券売機で食券を購入し着席する。厨房には男の店員3人。L字型カウンターには1席づつ仕切り板有り。結局後客は5人だった。
麺屋 煮干しと鶏 ひんな 『徳島らーめん ~肉三銃士~』 850円
ご当地ラーメンインスパイア第2弾と銘打たれた限定メニューがあったので単品注文してみた。提供されて驚いたのはスープがほぼ透明で本場徳島ラーメンとは全然かけ離れた見た目をしていたんだよ。麺は北海道ラーメンで多用されるようなレモン色の中太縮れ麺だし。具はわけぎと紅生姜のきざみと穂先メンマ、薄切り豚肉の甘辛煮。薀蓄によると透明なスープは、鶏ガラベースに牛・豚の3種類の肉を使用したそうで、だから肉三銃士という事のようだ。食べてみるとその豚肉の甘みがスープに広がるから「徳島ラーメンっぽくね?」としてこのネーミングを付けたのだと思う。いや我は今更本場と比較して云々で評価するような事はしないよ。美味きゃ良いし。透明スープの徳島ラーメンって面白いと思ったし実際美味しかった。食べすすめると今度はきざみ紅生姜の酸味がスープに溶け込み色もやや赤色に変化した。これほどオリジナリティに溢れた徳島ラーメンには初めて出会ったよ。スープも完飲し完食し店を出た。
正午過ぎには帰宅し自宅でゆっくり休暇時間を過ごした。
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