晩十条藤
夕暮れ時の嵐山探索を終えた後ホテルには戻らずそのまま阪急嵐山駅に向い電車に乗った。ラオタ心を抑えきれず京都中心部へ向かってしまった。せっかく京都に来ているのだし片道40分弱で行けてしまうのだから。「誰の足だよ、テメェの足だろっ」て事で我の旅なので好きにする。目指したのは『ラーメン藤』京都本店。ここも『ラーメン横綱』と同じく京都からチェーン展開していった店の本店だ。近畿・北陸に21店舗展開しているそうだ。創業は1973(昭和48)年。製麺会社が始めたらしい。場所は地下鉄烏丸線十条駅近く。京都駅から少し南下した所にある。店に到着したのは午後6時過ぎ。早速入店。厨房には男の店員3人。客席は横に長い赤いL字型カウンター24席。口頭で注文し料金後払い。水はセルフ。先客13人後客6人。提供されるまで時間がかかったな。
ラーメン藤 京都本店 『ラーメン(麺かため)』 750円
筆頭基本メニューを注文。京都では珍しく麺のかたさを確認された。麺は白っぽい中細ストレート。具は細いもやし、多めの九条ネギ、薄切り豚ロースが数枚。ネギが多くてよく確認出来なかった。スープは澄んだ醤油色をしていて表面に油分がしっかりある。味はややしょっぱめだが動物系の旨みが出ている。やはり『第一旭』に近い。京都の醤油ラーメンだ。全然チェーン店っぽくない。
+『豚めし』 310円=1060円
晩飯なのでご飯物も注文。結構大ぶりの丼で提供された。紫玉葱と錦糸卵が入って色鮮やか。関東だと温泉卵とかが入るところを錦糸卵を入れるのがどこか京都っぽい。満足な晩飯を食べる事が出来た。支払いをして退店。まっすぐ嵐山へ戻った。
夜7時過ぎには嵐山に戻って来れた。またもやホテルに直接戻らず、ホテルから歩いて2分くらいの場所にある日帰り温泉施設に入った。ホテルにチェックインした際に半額入浴券を貰ったからだ。旅行中は普段よりかなり歩くので風呂は必須になるのだが、どうせならそこで贅沢したい。今夜宿泊するホテルは狭いユニットバスだったので残念だと思っていたけど嬉しい展開に喜んだ。貸しタオル分200円を入れて700円なら安いもの。しかも専門の施設なのでそれなりに湯船は広いし露天風呂もある。手足を伸ばして贅沢な気分になった。風呂上がりにコーヒー牛乳を飲んでホテルに戻った。今日は実に良い1日だった。
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