嵐山風流
『東東』でどこか懐かしい感じの美味しいラーメンを食べご機嫌になった後阪急嵐山駅に降り立った。京都嵐山は初めての訪問。風光明媚な場所だと聞いていたのでそれに期待してここを今日の宿泊地に定めた。今回の宿は桂川沿いに面したロケーションばっちりのホテル。素泊まりで6千円だ。おまけに4階の部屋にしてもらえたので渡月橋がばっちり見えた。ホテル自体は結構古さを感じさせエレベーターもなく階段で上り下りする事になったけど。
荷物を置いて身軽になって早速渡月橋へ向かった。噂では風光明媚とは聞いていたけど、聞きしに勝る穏やかな風景が広がっていた。驚いたね。平日という事もありここも観光客はまばらだった。
まだ昼の3時前だったので時間を有効に使おうと嵯峨野トロッコ列車に乗ってみる事にした。嵯峨野から亀岡まで保津川渓谷沿いを走る観光列車だ。駅に到着して便所に行ってから受付に行ってみると次の列車の出発予定時間ちょうどくらいだったが、何かの理由で列車の到着が遅れているらしく運良く切符を購入できた。せっかく天気が良いので窓ガラスがない吹きさらしのリッチ号車の席にした。片道630円だった。
驚いた。渡月橋でも感じていたが大都会京都から地下鉄や電車で3,40分でこんな景色が見れるのか?途中時空間を飛ばしたのじゃないか?と見ている光景が信じられなかったよ。そして時期も良かった。日が差し込んでも暑過ぎず風を浴びても寒い事はなく、むしろ涼しくて快適だった。往復で50分程度だったがとても楽しめた。
次は個人的に嵐山で1番行ってみたかった例の竹林だ。あれは京都って感じがするからね。
人は少ない方だとは思うがやっぱりゼロの状態を写真に収めるのは困難だった。明日早朝もう一度来てみよう。
桂川に戻ってきた。夕方の川の近くって何でこんなに清々しく気分が良くなるのだろうか? 夕暮れ時の嵐山。この情景が見たくてここに宿泊したのだ。天候にも恵まれ望んでいた情景を目の当たりにする事が出来た。とても有意義な休暇の時間を過ごせていると思うよ。旅に出て本当に良かったと思う。
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