拉麺横綱
本日の宿泊地がある京都に到着したのは午後4時過ぎ。予定より早めに到着出来たので時間的に余裕はある。またインターバルを置けたので腹もこなれてきた。まだラーメン食べ歩きモードの状態のまま早速京都で1軒行ってしまおうと考えた。新幹線から降りて在来線ホームに向かった。京都線に乗り次の西大路駅で下車した。
京都のラーメン店は様々だがチェーン店化して全国展開する店が京都に本店を構えているパターンが多いのも特徴的。代表的なのは『天下一品』だし、『魁力屋』や、滋賀に本店を移したが元々京都にあった『来来亭』なんかもそうだ。資本力があるところと提携してチェーン展開する場合もあるけど、元々提供するラーメンに地元の支持の最大公約数的な品質があったからチェーン化したという事もあるので我は地方のラーメンチェーンも重要視している。その中で関東地方への出店こそ少ないものの、冷凍食品コーナーでよく見かけるラーメンチェーンがある。『ラーメン横綱』だ。その本店が京都市南西部に位置する吉祥院という場所にある。1972(昭和47)年屋台から始まりその5年後この地に実店舗を出したそうだ。西大路駅から約1.5kmも離れている。途中京都らしい町並みとは無縁な一般的な国道沿いの風景の中をひたすら20分近く歩いてようやく到着した。基本は車で来店するんだろうな。早速入店する。和風なデザインの明るい店内。仕切られたテーブル席がたくさんあった。食べログによるとカウンター12席と4人がけテーブル席8卓。店員は男女3人くらいだと思うが良く判らなかった。口頭で注文。変な時間帯だったので客入りは5,6人程度だったと思う。
筆頭基本メニューを注文。卓上には輪切りにしたネギが置かれ入れ放題になっていた。麺は中太ストレート。具はわけぎと柔らかメンマ数本、茹でもやし、柔らか薄切りチャーシューが数枚。スープは関東の人間からすると甘めに感じる豚骨醤油。正直我にはちょっと苦手なのっぺりとした印象があるスープだった。そこで卓上の「自家製ニントン」と書かれた辛味入の缶があったので少し投入してみると味がしまって良い感じになった。『一蘭』の秘伝のタレみたいな感じで。なので満足して支払いを済ませ退店した。本日はこの5杯目で終了。
その後バスに乗って西院駅まで出て、阪急線京都線で終点の河原町駅で下車。今夜の宿泊地である祇園四条へ無事到着する事が出来た。
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