夏日支那
入道雲が立ち上っている梅雨明け最初の日曜日。暑いけどまだ抜けるような青空である方が断然気分が良くなる。
昨日鶴ヶ峰の『支那そばや くぼ田』に訪問して、そう言えば『支那そばや』のラーメンを久しく食べていなかった事を思い出した。ラー博卒業以来食べていなかった。本店などは約7年前、佐野実氏追悼訪問して以来行っていなかった。なので久々戸塚にある本店へ訪問してみる事にした。地下鉄で戸塚駅へ移動し店には開店10分前くらいに到着。既に5人の行列が出来ていた。我の後にもすぐ行列が出来た。定刻に暖簾が出され順に入店し入口脇の券売機で食券を購入し席に案内された。感染症対策は神経を使っているようでカウンター席が半分塞がれアクリル板設置で3席しかなかった。あとはテーブル席。これでは初回で店外待ちが生じるのも無理はない。厨房には男の店員2人と女の店員3人。
今日はなるべく店基本の味を食べたかったので醤油、ワンタンだけトッピングした。名古屋コーチンのミンチ使用のやつだ。麺はしなやかとしか言いようがない『支那そばや』のストレート細麺。流れるような喉越し。具は薬味ネギと穂先メンマ、海苔1枚、チャーシュー2枚、トッピングのワンタン2個。チャーシューは実に美味かった。口の中に脂が溶け出るというか。金華豚とか上位のチャーシューは我の駄舌には必要ない事がわかった。スープは鶏油が目立ちあっさりと上品な味わい。一口で『支那そばや』の味を思い出す事が出来た。洗練された一杯というのはこういう一杯を言うのだと思った。スープ一滴残さず完食。大満足で店を出た。
コメント