夏冷昆布
早出出勤の定時退社日。帰宅途中横浜駅で下車し『らぁ麺はやし田』横浜店へ足を運んだ。今年3月5日以来の訪問となる。午後5時半前に店へ到着。店前に人はいない。すっかり行列店になったこの店、こういう半端な時間じゃないと並ぶからね。早速入店。入口脇の券売機で食券購入。厨房には男の店員2人。先客4人後客2人。
『アゴ煮干し昆布水の冷やしつけそば』 1000円
注文したのは夏季限定の冷やしつけそば。麺は冷たく締められた全粒粉入り細麺。その麺は飛魚出汁と羅臼昆布等を合わせた冷たい昆布水に浸っている。具は麺側にスプラウトと葱の筒切り、いんげんと人参が入った八幡巻き鶏チャーシュー2枚。食べ方を書いたプレートを渡された。まずはアゴ出汁と合わせた昆布水に使った麺をそのまま食べろとある。昆布水は麺の引き立て役に徹しているようだ。それでもあごだしは少し感じる。歯ごたえのある全粒粉入りの冷たい細麺の美味さを味わえる。この時点でもう麺大盛り禁止が辛くなっている。次に別皿のピンク岩塩を少しづつ…と書いてあるが量は十分あるのでケチケチせずたっぷりかけた。塩によって味の輪郭がハッキリして美味しさが増す。
通常昆布水つけ麺のつけ汁はアツアツのになっているのが普通だがこれは冷たい。冷たい同士なのでざる蕎麦っぽくもある。つけ汁は丸鶏、鴨ガラ、カマス煮干し、野菜を使ったものらしい。きざみ葱と焼いた葱の筒切り、小松菜のきざみが入っている。葱のせいか鴨の味わいを強く感じた。麺と具を全て食べ、残った昆布水をつけ汁に入れて薄めて飲み干し完食した。全粒粉入り麺、アゴ出汁、煮干し、鴨、昆布水と最近の流行キーワードを全て投入したかのような限定品。『はやし田』はこの夏ラオタ達の誘い水を作ってしまったのかも知れない。我は満足出来たがラーメンは熱い方が好みなので注文は今回きりになると思うけどね。
コメント