急雨遅昼
在宅勤務日。いつもの時間に昼食に出かけようとしたら土砂降りの雨。何もこんな時に外出することもないだろうと昼飯は後回しにして業務を続けた。午後2時くらいになって雨も止んで晴れ間も出てきたし仕事も一段落したので出かける事にした。
目的店はもはや我のホーム店となった『龍宝』。ところが到着すると暖簾はなく「準備中」と書かれた札が出されていた。えーこの店2時には店終いしてたのか?驚きと落胆は大きかったが、嘆いても仕方ないので代理の店検索へ頭を巡らせた。『豚仙人』は今気分ではない。とすると手前の『さつまっ子』か…。かなり迷ったけど暖簾を割ってみた。この店の暖簾を割るのは約3年ぶり。ちょうど前客が出ていくところですれ違い入店。先客どころか厨房にも人影なし。何かやだなーと思っていたが入口脇の券売機で選んでいると厨房に男の店員2人が入ってきた。ようやく「いらっしゃいませ」と言われた。厨房周りにL字型カウンター12席くらい。2席づつアクリル板の仕切り有り。着席しカウンター越しに店員に食券を渡した。意外なことにこんな時間に後客が4人立て続けに入ってきた。
こういうラーメンショップ系店舗は他の個人店舗に比して相対的に拘りはあまりなくて、質より量になるか、懐に優しいかどちらかという先入観が我にはあった。でも意外と結構いい値段で基本のラーメンが730円だった。ただ昔からある店なので店でスープを作っており店内には豚骨臭が漂っていた。ラーメンショップ系ならネギラーメンだろうなと注文したら200円増しだった。17時まで半ライスサービスだったので頼んだ。
麺は平打気味の中太縮れ麺。具はきざみネギとほうれん草と海苔1枚、存在感の薄いチャーシュー1枚。トッピングのネギは豆板醤でたっぷり和えた『千家』のようなシャキシャキタイプ。ラーショのへたシャキネギではなかった。スープは店内の豚骨臭のわりにはけっこうあっさりとした豚骨濃度で醤油ダレもあっさり。なのでトッピングのネギの豆板醤味に支配されていた。でもこの辛味の中和具合が我にはちょうど良くシャキシャキとしたネギの食感も相まって結構満足出来た。卓上にはおろしニンニクと豆板醤が完備されていたので家系ライスをいつもの習慣で作ってしまったが海苔1枚では持て余してしまった。でも遅めの昼飯は満足出来た。
さて家に戻ってもう少し頑張ろう。
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