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2021年5月12日 (水)

八家変貌

昨夜YouTubeで相鉄和田町駅近くにある家系ラーメン店『八家』を紹介している動画を見た。我はこの店の開店日に一度訪問済み。その時の印象はあまり良くなかった。開店初日というのを差し引いてもあんまりな接客態度だったからだ。開店が5月だったから翌年まで営業していたら落ち着いているだろうから再訪してみようか、等と思っている内に何と約6年の月日が流れていたよ。初訪問時のイメージが良くないと引きずり足が遠のくものだ。

だから失礼だがあの店がどんな風に紹介されんだろう?と斜に構えて動画を見始めた。そうしたら驚いた事に家系の源流を知る事が出来る店と言うタイトルで紹介されてたんだよ。えっ!あの金髪ピアスの若い兄ちゃん店員が厨房にいたあの店が?何かの間違いだろと思いながら動画を見続けるとカメラは厨房で麺をほぐしている一人の爺さんを映した。その店主は『家系総本山吉村家』で11年、大和にあったという我は未訪問の『大ちゃん』という店で8年、『六角家』で11年務めた経歴があり、家系界では「大ちゃん」としてその名を知られた「家系界のレジェンド」だと紹介されていた。「大ちゃん」?この店舗で以前営業していた『大ちゃん』ではないよね?あれは『地獄ラーメン田中屋』系列だったしね。ともかく前回我が訪れた開店当初とは厨房の中が変わっており、屋号はそのままでも別の店になっている事は伺えた。

210512wadamachi01ベテラン家系職人によって生まれ変わった『八家』ならば行ってみたいぞ!という事で定時退社日の会社帰りに久々相鉄線に乗って和田町へ向かった。店に到着したのは夜営業開始から20分を過ぎたあたり。厨房には動画で見た、ねじり鉢巻をした爺さんが一人だけいた。小柄で頭髪の薄い痩せた爺さんなんだけど、厨房に立つ人物が変わるだけでまるでこの店が老舗ラーメン店みたいに見えたよ。入口近くの券売機で食券を購入したら席を指定された。水はセルフ。客席は厨房周りにL字型カウンターに大分間引かれて8席くらい。2人がけテーブル2卓。先客1人後客3人。

210512hachiya00210512hachiya02横浜家系らーめん 八家 『セット(麺かため・油多め)』 1000円

海苔10枚・たまご・チャーシュー4枚・ライスが付くと書いてあるセットを、我の家系定番の好みで注文した。ライスは先に提供されたので卓上からおろしニンニクと豆板醤を投入し家系ライススタンバイ。そしてラーメン登場。

210512hachiya01

由緒正しき水色の丼で現れた一杯はやはり初訪問時とは全くの別モノである種の風格さえ漂っていた。麺は中太平打ストレート。モチモチさを残すほどよい茹で加減。きっとこれが正しい「麺かため」なのだろうなと感じさせてくれる。チャーシューは直系スモークではなく、脂身は少なくさっぱりとした印象ながら豚肉の味と柔らかい食感を楽しめるような仕上がりだった。ほうれん草は柔らか、たまごは黄身しっとり。スープに溶けない家系用の海苔が10枚も付く。家系ライスを作って食べたがご飯が無くなって余ってしまった。そしてスープは昨今の家系ラーメンからすればかなりさっぱりした豚骨濃度なのだけど豚骨出汁の旨さがしっかり味わえた。鶏油の美味さもだ。同じ老舗家系店の『介一家』山手店に相通じるものを感じたよ。家系のスープを飲み干してしまうのはいつの頃以来だろうか。こういう形で化けた店という例は珍しい。完食して大満足で退店した。店の窓の外にはご丁寧に「大ちゃんの経歴」が貼られていて文頭に書かれた内容にプラスして「八家 2年、ラーメンきわめて32年」と書かれていた。この貼り紙がいつ書かれたかはわからないが『八家』は今年で開店6年目に入るのだから、大ちゃん店主が店を途中で引き継ぎ店が変わったのだろうか?興味深い。

和田町駅に戻って早々に家路についた。

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