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2021年5月15日 (土)

駒岡鷄昆

白っぽい青空だが暑くなりそうな土曜休日。新店情報が入ったので臆面もなく向かう事にした。我としては遅い朝10時頃に家を出て東横線綱島駅へ。駅前のバス停から川崎駅へ向かうバスに乗車し揺られること約10分、駒岡十字路というバス停で下車した。こんな僻地と言っていいところに今月11日開店したのは『TORIKOM』というラーメン店。「とりとこんぶのラーメン屋」だそうだ。到着したのは開店30分前。早く到着し過ぎたのでちょっと離れたところにあるコンビニで飲み物を買いに向かい、開店20分前くらいに店に戻ってみると既に先客2人が待っていた。その後に続き開店を待つ。我の後にも開店迄に7人以上の行列が生じていた。開店直前に店員が手の検温が入り定刻に開店。入口脇に券売機。厨房には店主と思しき男と接客担当の女の店員1人と男の店員1人。接客は丁寧。水はセルフで順番に着席。内装はセンスを感じるおしゃれな雰囲気。厨房の壁はレンガ調になっている。客席は厨房周りに間隔を空けたカウンター7席だけ。壁側には待ち席の長めのソファーが設置されていた。後客は続々来店し店外に行列が生じていた。

210515torikom00210515torikom01TORIKOM~とりとこんぶのラーメン屋~

『塩』 920円+『味玉』100円=1020円

筆頭は醤油だったが塩を選択。塩の方が20円だけ高い。最近我は塩優先になってきた。流行りの和え玉とかもメニューにあり他客のほとんどはそれも注文していたけど、我は我慢して味玉トッピングだけして単品注文。3杯づつ作るようで本日最初のロットにありつけた。小袋が添えられていて「ご縁がありますように」と書かれていた。中には5円玉が1枚入っていた。麺は複数の国産小麦から作った自家製の細麺ストレート。適度な硬さがあり麺自体が美味しいと感じる品質レベル。具は白髭ネギ、穂先メンマ、海苔1枚、炙り豚チャーシュー1枚と鶏チャーシュー2枚。トッピングの味玉は黄身の中心部だけややとろみが残りあとはしっとりという絶妙な仕上がり。そしてスープなのだが一口啜っただけで「ああ、これは今日このスープを残さず飲み干すなあ」と確信した。昆布と貝柱から旨味を抽出したカエシと、鶏100%と利尻昆のダブルスープからなるものらしい。昆布出汁というとどうしても和風な仕上がりになりそうだけどこのスープは違った。旨味の深い塩スープ。塩を選択して良かったなーと思ったよ。いやいずれ醤油も食べてみたいけど。店主はとても新人とは思えない落ち着いた手際だった。突発の和え玉注文にもそつなく対応していたし。経験値が高そうな店主がこの駒岡という僻地を選んだのは、家賃だけではなく行列も想定していたからなのではと推測した。今日も行列だけどおそらくこれからもっと凄い行列になってしまうだろう事は想像がついた。ラオタ達にはすぐ見つかる。そして常時行列が生じると近所対応がやっかいになるだろうしね。方向性は違うけど『ラーメン日陰』のように。麺、具、スープ、どれも美味い。最初の予感通り麺と具を平らげスープも一滴残さず飲み干し完食マークを出した。美味しい冷茶を飲んで大満足で店を後にした。

道路を挟んだ反対側にあるバス停に移動しバスで川崎駅へ向かった。

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コメント

奇しくも二日連続で同じお店でした。
求めているものが同じ方向だったのかもですね。

塩と醤油と、とりこん玉を二人でオーダーしました。
私は醤油の方がブラボーでした!
とりこん玉は鶏クリームと胡椒がかかっていて凄く美味しかったです。
とりこん玉の麺量は一玉だったので、ハーフは欲しいとおもいました。
いぬ吉さんにもくっきりした醤油をいただいてほしいと思います。
できれば和え玉系もw

ryu3星人さん

>求めているものが同じ方向だったのかもですね。
⇒新店訪問はラオタの宿命ですから。被りもしますよ。

>私は醤油の方がブラボーでした!
⇒筆頭メニューですからね。これは早いこと再訪しないといけないかな?
 場所と行列のハードルが高いなー。

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