臓韮菜麺
変異種株による感染拡大第4波到来が懸念されている。今年もGW期間の旅行は危ないかな。その分せめて週末は近場の知らない街を歩いて気分転換を図ろう。もちろん食べ歩きも兼ねて。
我は約2年前に長崎・大分・福岡を遠征し、ご当地ちゃんぽん及び一蘭プレミアム店巡りというものを敢行した。その際福岡にご当地ちゃんぽんというものはないか探したのだがその時は見つける事が出来なかった。最近になって確かYouTubeだったと思うのだが「福岡ちゃんぽん」なるものを東京で提供している店があるのを知って気になっていた。緊急事態宣言中は自粛していたので今日はそこへ向かってみることにした。店の場所を調べると世田谷区深沢というどの駅からも遠く離れた場所にあった。早速グーグルマップで調べてみると自由が丘駅からバスで店の近くに行ける事がわかった。
みなとみらい線直通東横線Fライナーに乗って自由が丘駅に降り立った。朝はどんよりと雲に覆われて肌寒い感じだったが、こちらに到着すると清々しい青空が広がっていた。ちょっとばかり早く到着してしまったので自由が丘駅付近を散歩。我にはほとんど縁がない場所だからね。閉店間近というピーコックの閉店セールで少し買い物をした後駅前のバスロータリーから駒大深沢キャンパス行きのバスに乗り込んだ。バスは途中から完全住宅街一車線の場所を縫うように進んでいった。車内案内には「降車フリー区間」と表示されている。住宅街の高齢者に向けたサービスなのだろう。指定時間内だけのサービスらしいがそんな事もやっているんだ。初めて知ったよ。
駅から約20分かけて深沢不動前というバス停で下車。駅から遠いと言っても世田谷だからね。普通に街中の場所だった。その大通りに近い場所に目的の店『さいこんたん』を見つけた。開店5分前くらいだったかな。シャッターが半分降りていた。店前に人は無し。店前にあった椅子に座り開店を待った。すると開店2分前くらいに暖簾が出され入店を促された。我の後にすぐ2人客が続いた。中は明るい内装の小さな定食屋っぽい造り。厨房には店主と思しきおじさん店員とおばさん店員2人の3人体制。客席は厨房前一列のカウンター4席、4人がけテーブル席2卓、座敷に3人卓が2つ。口頭で注文。後客5人。

福岡ちゃんぽん さいこんたん 『もつ韮ちゃんぽん』 1200円
筆頭メニューは福岡ちゃんぽん。博多ではなく福岡と表記しているところを見ると福岡県内でも福岡地方以外、つまり北九州、筑豊、筑後いずれかにあるちゃんぽんなのかな?でも我はあえて博多もつ鍋を想像させる「もつ韮ちゃんぽん」を注文してみた。ちゃんぽんはラーメンに比べて個性が出しにくい麺料理なのは経験でわかっていたし、何よりもつ鍋にちゃんぽん麺って美味しそうではないか。これを体験したかった。しばし待って着丼。あれ?スープが白濁していないで澄んでいる。実際飲んでみると鰹出汁を感じる和風の味わい。これは記憶にあるぞ。大分の「日田ちゃんぽん」に似ているんだ。おそらく大分に近い北九州地区か筑豊地区のものなのではないだろうか?佐賀・長崎に近い筑後地区の「久留米ちゃんぽん」は「長崎ちゃんぽん」と同じ真っ白豚骨スープだったし。等と地麺巡り経験をしていればこその推理が出来て面白い。麺は若干茶褐色を帯びた断面長方形の太麺ストレート。シコシコとした食感。キャベツ、豚バラ肉、もやし、玉ねぎ、にんじん、きくらげ、かまぼこ。追加オプションと思われる韮と糸唐辛子、それともつがゴロゴロ。これが食感が良くて楽しくキャベツの甘さも際立つ。なかなか美味しかった。やっぱりもつ鍋の味わいとちゃんぽん麺は合う。それが確かめられた事は収穫だ。ただちゃんぽんとしては量が少なめだったかな。すぐ食べ終わってしまった。支払いを済ませ退店した。
バスを待って自由が丘駅へ戻る。


コメント