反撃豚骨
横浜市青葉区藤が丘もえぎ野公園近くにあった『もえぎ野』。環七で伝説を作った『なんでんかんでん』から派生した『御天』系列の博多豚骨ラーメンの店だ。人通りが少ないもえぎ野公園にまで強烈な豚骨臭を漂わせ、食べれば油ギトギト、鼻腔にいつまでも豚骨臭がこびりつき翌日胃もたれを起こしてしまうような豚骨ラーメンは記憶に残る一杯だった。我は約2年前に訪問したが、その直後に突然閉店を知り驚き寂しく思ったものだ。それが昨日場所と屋号を変えて復活したという情報を聞き会社帰りに立ち寄る事にした。場所は青葉台駅付近、鶏白湯ラーメンのパイオニア『まる玉』青葉台店の対面あたりだ。屋号は『カウンターアタック』とこれまたインパクトがある。シャッターが閉まっている。営業時間がわからなかったので不安だったが中から店員が店舗の写真を撮りに出てきたので聞いてみると「5時から営業しますのでもう少しお待ち下さい」と言われた。良かった、あと3分くらいだ。定刻に開店。入店すると厨房におじさん店主とおばさん店員の2人。客席は厨房周りに一列2席と6席のカウンター席。既に店主顔見知りの客が1人店内に入っていた。後客3人。口頭で注文。料金後払い。
『とんこつラーメン(粉おとし)』 700円+『きくらげ』 100円=800円
ラーメンメニューは「とんこつ」と「トムヤムとんこつ」の2種。トムヤムとんこつがあるという事は間違いなく『もえぎ野』が改名した店だとわかった。今回は標準のとんこつラーメンを粉落とし、きくらげトッピングで注文。麺は極細ストレート。具は青ネギの小分け切りと海苔1枚。卓上から胡麻と紅生姜を投入。豚骨濃度は濃厚。でも…期待していた『もえぎ野』の強烈豚骨ではない。店前で待っている時から「あんまり豚骨臭しないな」と思っていたんだよ。油もギトギトではないからすんなり食べられてしまう。すんなり食べられるのは良いんだけど、ラーメンって食べ物の魅力はそういうものに縛られない。普通の食べ物ではとんでもなく極端である事が逆に魅力になり習慣性に変わる。その魅力が『もえぎ野』にはあったんだけど…。店主は何も変えていないと言うだろうが、場所や厨房が変わったこと、あとブランクがあったせいなのかなあ。ちょっと残念に思いながら完食して支払いを済ませて店を出た。
ぜんぜん胃も持たれないどころが物足りなかったので駅前の『松屋』で牛丼並を食べて家路についた。
ご紹介ありがとうございます!!!!!
もえぎのの閉店から途方もない喪失感に襲われ
御天まで足を延ばすも遠く…必ず近々行ってみます!
投稿: | 2021年4月 5日 (月) 12時10分
吾人は週初、青葉台豚骨ラーメンでネット検索、予告なくいきなり閉店したもえぎ野トンコツラーメンが、2年を経て開店したのを見つけ、歓喜し出かけました、たまらなく美味いです、元の味に近いです。
投稿: runariku | 2022年12月 1日 (木) 16時01分
runarikuさん コメントありがとうございます。
あれから1年半以上経過し豚骨スープの熟成が進んでいい感じになったのでしょうか?気になるところです。
投稿: いぬ吉 | 2022年12月 1日 (木) 18時49分