特濃味薄
先週から立て続けに新店開拓をしている。今日も週末金曜日という事もあり会社帰りちょっと足をのばして金沢文庫まで新店訪問の為訪れた。金沢文庫駅に久々に降り立ったせいか迷ってしまい東口と西口を1往復半してしまった挙げ句大きく回り込んでようやく目的の店に辿り着いた。駅東口徒歩1分弱の場所に今年1月11日開店したという『横浜家系らぁめん毘沙門天』という店だ。何でも昨年夏に松原商店街近くに開店した『恵比寿天』の関連店だとか。七福神展開か。店外に券売機が設置してある。食券を買い入店。店内は狭く手前側にコの字型カウンター9席があって奥に厨房がある。厨房には男の店員と女の店員の2人。イスの前には荷物籠があって席の間には透明の仕切りが設置されている。カウンター正面も高い仕切りがあってまるで『一蘭』の味集中カウンターのようだ。接客も悪くなかった。先客2人後客ゼロ。
『特濃らぁめん(麺かため・油多め)』 800円+『小ライス』 100円=900円
筆頭の家系らぁめんは面白みに欠けると思い2番目の特濃らぁめんというのを注文してみた。好みを確認されたので我の家系定番の好みを伝えた。しばらく待って提供された一杯はそのまま家系ラーメンに見える。だいたいこの店は家系ラーメン店だし。麺はモチモチした中太縮れ麺。ほうれん草と海苔3枚は家系に準ずるがチャーシューがやたら肉厚で大きい。この店が良心的なのはわかった。しかし問題はスープだった。言われてみれば濃くみえるが油多めオーダーのせいかはわからないレベルだった。でもレンゲで掬うとたしかにボタボタという感じでトロリとしている。なので豚骨濃度は間違いなく高めなのだろう。但し…味がしない。醤油ダレが薄い?もしかしたら家系ラーメンではない?我が家系ラーメンだと我が勝手に思い込んで食べたからいけないのか?あ!もしかしたら我は感染してしまったのでは?!と思い、冗談抜きでライスに投入していた豆板醤とおろしニンニクを箸先で掬って舐めて異常がない事を確認したくらいだった。味覚の異常ではなかった。頭をリセットしてもう一度スープに挑んでみたが、ポタージュスープのように濃厚である事は確認出来たのみで結果は変わらなかった。なので今回ばかりは我は満足出来たとは言い難い。残念!チャーシューは並の店より良かったようには思うが…。麺と具は食べて退店。すぐ駅に戻り家路を急いだ。
コメント