白揚咖喱
また冬晴れ快晴の土曜日。太平洋海側の横浜はこの時期いつもこんな感じなので「山側や日本海側の地域の人は大変だよなー」とお節介にもいつも思ってしまう。それくらい好天が続く。
こんなに良い天気だとそろそろ遠出したくなる。しかし緊急事態宣言下なので当分地方遠征をする事は出来ない。近所を散歩するのも悪くはないけど見慣れた街の景色だけでは我のストレス発散効果は弱くなってしまう。なので今日は多摩川を超えることは控え鶴見川を超えるに留める。川崎まで足を伸ばすことにした。気になった店を見つけたからだ。
JR川崎駅東口の大通りを7,8分ほど歩いて少し細い路地に入った場所にあるスナックに間借り営業しているカレー店『しまや』だ。この店のロースカツカレーがかなり評判だと聞きやって来た。開店10分以上前に到着してしまい近場を5分ほどウロウロとした後戻ってみると既に1人の男が待っていた。後に続いて待つ。定刻に開店。入店を促された。店内はいかにも場末のスナックという感じで狭い。厨房には店主夫婦と思しき中年男女店員2人。厨房がやたら狭く大変そう。客席は厨房周りにL字型カウンター4席。アクリル板が設置されている。奥に4人がけテーブル席2卓。男客ばかり先客1人後客7人。口頭で注文。
しまや 『国産極上ロースカツ&豚バラ煮込みカレー』 990円
この店人気No.1という筆頭看板メニューを単品注文。やたらに白い衣を纏ったとんかつがのったカレーだ。おそらく低温で揚げて熱による肉質の変化を抑える為だろう。衣のカリカリ感は望めないのでとんかつという料理としては魅力減になってしまうが、カツカレーとして収まっているとむしろ良い組み合わせになっている気がする。豚肉の脂の甘み、肉の柔らかさは確かに特筆すべきものがある。
カレーは豚バラ肉が入っている以外は具材は見当たらない。カレーショップで提供されるものとそれほど変わらず辛さもほとんど感じない。でもそれがこの白いとんかつと合うんだよ。マッシュポテトがちょっと添えられている。美味しく完食した。評判は確かだった。食後一口サイズの飲むヨーグルトのサービスが付く。料金を支払い退店した。
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