奈良茶飯
我の好きなYou Tubeのチャンネルで「スーツ旅行」という番組がある。本人は鉄道系YouTuberとしてかなり有名らしいのだが、我は新島旅行の情報収集中に東海汽船旅行の動画で知った。その後島根旅行前のサンライズ出雲の動画も参考にさせてもらった。とても20代とは思えない流れるような喋り口調と、ダサダサなBGMのセンスが独特の魅力を生み出している。そんな彼がこの緊急事態宣言下で交通機関の利用がおおっぴらに行えない事情からそれを逆手にとった形で、電動機付き自転車で旧東海道を走破する動画をアップしているのを最近見ている。箱根超えの際自転車を漕ぎながら「箱根八里」をソラで唄っているシーンはいかにも「スーツ旅行」っぽくて良かった。その中で序盤の東海道二番宿川崎の名物として「奈良茶飯」なるものが紹介されていた。「東海道中膝栗毛」で紹介された事から当時は人気となったらしい。
それを提供していたのは創業大正二年の老舗和菓子店『川崎屋東照(とうてる)』という店。店内のイートインスペースで提供されて食べる事が出来る。前述の番組では実際その場で食事していたが、我はカレーとラーメンを連食してしまった為腹がいっぱいでその場で食べる事は叶わなかった。そこで冷凍のものが売っていたのでお土産に1つ買って晩飯として食べてみた。
『冷凍 奈良茶飯風おこわ』756円+『保冷袋』50円=806円
本来の奈良茶飯というのは少量の米に炒った大豆や栗、野菜を醤油や塩で味付けした煎茶やほうじ茶で炊き込んだものだったらしい。それをそのまま再現したらとても現代人が食べられるものではないので、この店では「奈良茶飯風おこわ」としてアレンジを加えたという事になる。もち米と小豆、栗なのでほぼ「栗が入った赤飯」を食べているようだった。





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