鴨浸魁星
三連休初日。この時期らしい抜けるような青空が広がった日になった。しかし緊急事態宣言下の日常だ。
もうかれこれ二ヶ月床屋に行っていなかったので頭がいい加減うざくなったので正月明けに本日朝イチで床屋の予約を入れた。ようやく今日行ける。さっぱりする事が出来たけどその間夢うつつの状態になって寝ぼけ眼状態で床屋を後にした。電車には乗らないようにして歩いて伊勢佐木モールへ移動、ポンパドールでパンを買って有隣堂で雑誌を買った。その後『麺や魁星』へ。こういう状況下を逆に利用して近場の店を再確認出来る良い機会が得られている。この店では「コク塩」しか食べていなかったので今日は醤油でも注文しようかと思い訪れた。開店から15分ほど過ぎたくらいに入店。厨房には男の店員2人。先客6人もいた。この店は口頭注文なので店員が注文を取りに来るまで待たなくてはならない。後客2人。ラーメンが提供されるまで20分近く待つことになった。
店員が注文を取りに来るまでメニューとにらめっこして気が変わって鴨つけそばにした。以前は限定で出していたが格上げされレギュラーに加わったメニューとのことで期待が持てたからだ。茶褐色のかために茹でられ冷水で締められた中太麺は日本蕎麦のよう。つけ汁はサラッとしているが油っぽく濃いめの醤油味。そこに鴨出汁が加わっているので更に日本蕎麦感が増している。具は麺側に白髭ネギと三つ葉、海苔2枚、メンマ3本、鶉の卵2個、鴨肉チャーシュー2枚。薬味として別皿に青唐辛子が提供された。日本蕎麦寄りのつけ麺だが、見た目も華やかだし、つけ汁は油分があり麺も縮れがあるので食感は異なる。ラーメンの魅力も入っているので美味しい。少量の青唐辛子も予想以上の味変効果が感じられた。食べ終わり温かい割りスープで温度を取り戻したつけ汁は美味しく全て飲み干してしまった。満足の一杯だった。
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