カテゴリー

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 綱島鯛塩 | トップページ | 鍋焼豚骨 »

2020年12月10日 (木)

裏通炒飯

中村橋商店街…といってもほとんどの店のシャッターが降りたままだったり、歯抜けのように駐車場と化している今や残骸といった感じ。その昔路面電車が通っていたなんて信じられないよ。そのメインから外れた裏道にまるで隠されていたかのような「いかにも昭和」といった風情の外観の町中華の店をみつけた。先々月に『豚仙人』に行った時のことだ。しかも看板がなく店名不明なのに結構客で賑わっているようだったので気になっていたのだ。調べてみると屋号は『龍宝』という店らしい。

久々在宅勤務を選択したので平日の昼抜け出して店へと向かった。開店20分をまわったあたりに店へ到着。すると店の外に置いてある席でじいさんが一人この12月の空の下ラーメン啜っていた。何だか知らないがディープだなあ。我はそれを横目に入店。するとほぼ横一列、よく見るとL字型カウンター9席が並んでいて、その向こうの厨房に店主夫婦と思しき男女と先代店主っぽい爺さんが一人。ラーメンと生姜焼きのセットが670円かぁ。ラーメンと半チャーハンのセットは800円だ。惹かれるけど今日はラーメンではなくレギュラーサイズの炒飯を食べたかった。なので餃子も付けて各単品注文した。先の店外にいた爺さんを入れると先客4人。我が食べている間に後客5人も来た。ほとんどが定年退職を昔に過ぎた爺さんだ。内装も絵に描いたような町中華の雰囲気。まるで昭和に戻ってしまったかのようだった。

201210ryuuhou00201210ryuuhou01龍宝 『チャーハン』 660円

チャーシューの刻みたっぷり、玉子たっぷりで見た目からして美味そうな炒飯登場。もちろん中華スープは付いている。あまり塩コショウに頼っていないでこのシンプルな美味さよ。奇をてらうことのない王道の炒飯。パラパラかしっとりかなんてどうでもいい。店の雰囲気にやられただけではなく、我が求めていた炒飯とこんな所で対面したという事だ。我はこういうのが食べたかったんだ!

201210ryuuhou02

+『餃子』 400円=1060円

焼きたて、アツアツの餃子7連。皮は厚くもちもちしていて香ばしさも味わえる。かぶりつくと小籠包ばりに中から肉汁が溢れてくる。これには驚いた。我は何故か今まで外で餃子を食べるとがっかりしてしまう機会が多かったのだが、これは文句なしに美味かった。大満足の昼飯がとれたよ。まるで絶品だったかのように書いてしまったが、町中華として個人的にストライクだったという意味だからね。

完全に「灯台下暗し」だったよ。こんな我好みの店が近場にあったというのを見落としていた事が不思議なくらい。これは近々再訪する事になる。その時はラーメンのセットメニューを注文したい。でもチャーメンもいいかなあ?等と期待は膨らむばかりだ。

« 綱島鯛塩 | トップページ | 鍋焼豚骨 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 綱島鯛塩 | トップページ | 鍋焼豚骨 »