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2020年11月21日 (土)

下松下車

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山口県下松市。ここには全国的にも珍しい牛骨ラーメンが広まっている地域。その元祖にして代表的な店が昭和27年創業の『中華そば紅蘭』だ。我は既に8年前に訪問している。なので今回の旅では訪問予定に入れていなかったんだよ。でも我は下松という駅のアナウンスを聞いて電車を降りてしまった。牛骨ラーメンに執着がある我は先月に鳥取倉吉の『いのよし』に再訪した。ならば山陽の牛骨ラーメン代表格の『紅蘭』にも再訪してみようと思い立ってしまった。わずか8年前なのでまだ記憶が残っていて駅から徒歩5分くらいの場所だったはずだ。ああ、見覚えがある店舗発見。入口前に3人家族が待っていた。空席待ちらしい。感染症予防で席を間引いているようで営業時間も3時までだとか。7分くらい待ってようやく入店出来た。店内中央に券売機が設置されていた。厨房は店舗左側の仕切りの向こうにあり女店員ばかり5人いたかな。客席はテーブル席のみで4人卓4つと6人卓1つ、10人卓1つ。常に外待ち客がいる状態。流石下松代表有名ラーメン店だ。

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中華そば 紅蘭 『中華そば(並)』 590円

筆頭基本メニューを注文。8年前と寸分違わずと言っていいくらい変わらぬ顔で登場。麺は白い中細ストレート。具は刻み葱ともやし、バラチャーシュー数枚。白濁したスープはトロンとした感じで甘じょっぱい。甘さばかり気に取られていたがちゃんとしょっぱさも感じる。瀬戸内海を挟んだ向こうにある徳島ラーメンに似た味わい。個性的で美味しかった。予定外だったけど下松牛骨ラーメンと再会は喜ばしいものだった。通り過ぎる事なく再訪問出来て良かった。

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