出雲周遊
出雲に来たらここに行かなきゃどうする、という事でやって来た出雲大社。大国主大神を祭神として日本全国から八百万の神が集まる日本有数のパワースポットとも言われる場所だ。こんな時期だけど流石に大勢の参拝客で賑わっていた。
感染症予防という事で手水舎にも柄杓はなく直接水で清めるなど通常とは異なる状況が体験できた。またツアーで参加したのでご朱印帳というものが付いてきた。なので初めて御朱印というものを書いてもらったよ。
実を言うと我はこの出雲大社に来るのは二度目になる。もう30年くらい前の話だが初めての一人旅として鳥取境港と出雲大社を訪れた事がある。だからその頃の記憶と比較してしまうんだよね。初訪問時は大注連縄はもっと迫力を感じたし、さすがは出雲大社!と感動したのは覚えている。でもその頃の記憶より何となく肌感覚で印象が薄くなっているんだよ。後で調べると「平成の大遷宮」というのがあって建造物や大注連縄も新調しちゃったようなんだよね。道理でしっくり来なかったはずだ。
続いて訪れたのは出雲大社から1kmほど離れたところにある稲佐の浜。国譲り神話の舞台となった浜で、旧暦の10月10日には全国の八百万の神々をお迎えする浜としても有名だ。浜にある大きな岩は弁天島と言われ昭和60年前後までは波が打ち寄せていたが、近年砂浜が広がってこのような状態になったという。
美しい夕日を求めて日本海側に車を走らせた。目指すは日御碕。日御碕神社は日沈の宮とも言われている。
神社の近くには普通の漁港しかなかったので坂を登って日御碕灯台付近まで行ってみた。大勢の観光客が夕日を見に集まっていたが残念ながら雲がかかってしまった。でも幻想的な光景が見る事は出来た。
出雲市駅の方に戻る途中に海岸線が真っ赤に染まっているのが見えて慌てて車を止め、その日が沈む瞬間を撮影した。なんという幻想的な光景だろう。1分も経たない内に太陽は海に没していった。
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