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2020年8月 8日 (土)

天神冷麺

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天神に戻ってきたのはまだ夜7時前で日も落ちきっていない。しかしこの時点で疲労感が半端ではない状態。すぐにでも宿に戻って横になりたかったが、一度宿に戻るともう外に出たくなくなってしまうだろうという事は自分でわかっている。今夜の時点でどうしても訪問したい店がもう一店あったので、気力をふり絞り本日最後の店へ向かった。その店も今回の重点4ポイントのひとつではあるがラーメン店ではないのだ。それどころかラーメンとも言い切れないものが狙い。

食べログマップ頼りに近くにやって来たが目的の店は見つからない。あ、このビルの8階か。エレベーターで上がり扉が開いたら丸の中に太の文字が書かれた紫の暖簾と対面した。『博多創作居酒屋ふとっぱら』天神総本店だ。福岡市内に7店舗展開している人気店らしい。居酒屋だから夕方6時から営業開始なので暖簾が出ていて一安心。この感染症騒動で営業停止中とかではなくて良かった。とは言え我だってこの時期に夜の繁華街の居酒屋へ入店するのはそれなりのリスクは感じる。入口で非接触体温計で検温パスになり中に入る。フロアまるまるの店舗なのでそれなりに広く客席も160席だとか。でもやっぱり先客は少なかったね。10人くらいじゃないかな。後客も入ったか不明。とりあえず席に案内され着席。するとメモを渡され「感染者が出た場合お知らせするのでお名前と電話番号をお書き下さい」と言われた。プライバシー的に不安だったがまあ書くよ。タッチパネル式メニューか。居酒屋だけど我は酒は頼まずただ目的のメニュー1本釣りだ、悪いけど。200808futoppara00200808futoppara01博多創作居酒屋 ふとっぱら天神総本店 『ラーソーメン』 495円

博多にはラーメンの麺を使って冷やしソーメンにした「ラーソーメン」なるものがあるのを知ったのは二度目の福岡遠征くらいだったかな。その時は居酒屋での提供ということで「ラーメンじゃないだろ」と判断し黙殺していた。しかしその後テレビの影響かわからないが急速に知名度を上げてパクる店も出始めたの聞く。3回目の福岡訪問時には「焼きラーメン」も食した我。地麺巡りをしていると、ご当地のラーメン周辺の食べ物もどうしても気になってしまう。心残りを残さぬように今晩で解消してしまおうとラーソーメン元祖のこの店にやって来たのだ。本日最後の食事としてポチッとなと注文する。本来は飲んで食べた後の〆として食べるものらしいが、我はここまで猛暑の中を電車を乗り継ぎ歩いてヘビー級の豚骨ラーメン3杯と鉄板焼き肉1人前を食している。今の我にとっては今日の〆の食事だ。そんな状態の時にこの涼やかな料理を提供されたら顔もほころぶよ。

200808futoppara02200808futoppara03 先に味の感想を言ってしまうとソーメンそのものの味だよ。つけ汁は鰹出汁としょうがが効いためんつゆだ。ただ関東で食べるよりやや甘いかな。地元福岡産の特別な醤油を使っているそうだ。そして麺は『一蘭』でも店舗限定で使用していたラーメン専用の小麦「ラー麦」を使用した細麺ストレート。これを氷水でキュッと締めた状態で提供される。我のようにラーメンを食べ歩いているような人間にとっては普通のソーメンよりも歯ごたえがあり好きだ。小麦の美味さを感じることが出来る。この猛暑の中歩き回った我からすれば、最高の〆の一杯となった。でも替え玉はしなかった。明日も食べ歩くのだから腹を壊さないようにしなければ。支払いを済ませ退店した。それにしても居酒屋にとっては本当に危機的な状況だな。

コンビニで大量の飲み物を購入してからホテルに戻った。店から徒歩3分程度の場所のホテルを予約しておいてよかった。もうこの時点で我も限界だったからだ。マスクをした状態で真夏の福岡食べ歩きがこんなにキツイものだったとは誤算だった。おまけにズボンの内股に穴が空いて内ももが擦れるわ、履き慣れた靴なのに両踵の皮が剝けるわ、スマホのバッテリーが無くなるわで心身共に疲労困憊。即部屋の冷房をガンガン効かせてシャワーに入って汗を流し落とし、とりあえず明日の準備だけ簡単に整えてすぐベッドに倒れ込んだ。明日の朝は早いんだ。21時過ぎには眠りの世界に落ちていたと思う。

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