創始武蔵
いつの間にかラオタの中でも中堅クラスになってきた…と思っている我。そんな我がラーメン食べ歩きを始めた頃、既に破竹の勢いでラーメン界で存在感を放っていたのが『麺屋武蔵』だった。当時ラーメンの知識などほとんど無かった我は少しでも知識を得ようとして『麺屋武蔵』の各店を訪問したよ。確か創業者はアパレル出身でラーメンのイロハもわからず、サンマ節を使ってスープを作って評判を呼んだと聞いた事がある。でも我が訪問した頃にはもうそのサンマ節の使用を止めてしまっていたんだよ。それが今月21日『麺屋武蔵』新宿本店がリニューアルし、屋号を『創始麺屋武蔵』に改め、ラーメンも創業当時のサンマ節を復活させたという情報を聞きつけた。これは行くしかあるまいと、新島から帰ってきた翌日に早速新宿湘南ラインに乗って新宿に出た。
相変わらず西新宿方面に出るのに苦戦したが何とか店に到着した。開店から20分経過したあたり。店前に待ち客無し。改装したらしいけどあんまり外観に変化はないね。早速入店。入口にタッチパネル式券売機。厨房に男の店員4人。厨房周りにL字型カウンター19席。アクリル板設置有り。ありゃ満席で店内待ち先客4人だよ。でもその後は空いてきた。
筆頭基本のあっさり味を選択。麺は平打縮れ太麺。以前はうどんのように丸い麺だったので変わっている。具はきざみ青ネギと細切りメンマ、海苔1枚、豚の角煮1個。スープは以前は明るい澄んだ茶色だったけど魚粉が見える渋い色に変わっている。啜ってみると蕎麦つゆに似た味わいだけど、もっと節系の出汁がでていて油分がある。感動するまでには至らないけど美味いと思う。少なくともリニューアル前よりは我は好きだね。ラーメンに豚の角煮というのは発明だね。満足して退店した。
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