夏新島去
楽しかった新島への旅も今日が最終日。10時15分発の高速船に乗船し新島を去る事になる。やたら早い出発時間だが、先月我が予約した段階では新島を12時過ぎに出発する予定だった。今月に入って急に東海汽船側から減便の連絡があって早まってしまったのだ。でも結果的には我は好都合だった。何しろこの強烈な日差しの下では何も出来ないからだ。出発する前までは祈るような気持ちで晴天を願っていたが、まさかこのように行動の制限がかかるほどの影響があるとは思ってもいなかった。
今日も朝から強烈な日差しが照りつけている。こんな中外に出て活動的に観光へ乗り出すような気力は我にはない。更に昨日の式根島での海水浴の影響で顔や背中が日焼けで熱をもっている状況だ。これは船の出る1時間前まで部屋で安静にしておくのが最良だ。ゆっくりと荷物整理をする。今回は汗をかくことを想定して着替えを多めに持ってきたし、ホテルと違ってバスタオルも自前を準備しておく必用があったりだとか元々荷物が多いのだ。一応日焼け対策として日傘も購入し持っていったが、浜辺では風があるのであまり使えなかったし、制汗剤もここまで強烈だと焼け石に水だった。そういう細かい経験を積んだので次回の離島旅行に活かせればと思う。
9時になったので宿をチェックアウトし港へ向かった。この港までのたった約1.5kmの道のりでさえ死の行軍に出発するかのような気持ちになっていた。日陰が見当たらない。
ただ港へ向かう道から見える海でさえ新島の海は美しい。暑いけど名残を惜しんで港近くの浜辺へ降りてみた。
客船待合室にようやく到着。何とか辿り着いたという気持ち。ここまで来る間に早速ミネラルウォーターを1本消費してしまったので、売店で追加購入。更にアイスも1本購入。中と外から冷やしても待合所に到着して20分過ぎないと復活出来なかったよ。
帰りの便は何で3時間もかかるのかと疑問に思っていたが途中式根島と大島に立ち寄るからなんだ。減便の影響か。伊豆諸島の住民からすれば、これこそ緊急事態だ。次の便は満席になっているね。昨日式根島の観光協会に立ち寄った際も全ての宿は満室になっていた。観光客は多いのに…。
定刻に高速船は出発するとの案内があった。さて船に乗り込むとしよう。さようなら新島。記憶に残る夏休み時間をありがとう。
式根島野伏港、大島元町港への立ち寄りを経て午後13時10分、ほぼ予定通りに船は竹芝桟橋に着岸した。無事到着出来て安堵した。それにしても突然の景色のギャップが凄いな。とりあえず都会は日陰が多いので助かったよ。
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