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2020年8月28日 (金)

新島難度

我は今まで離島旅行の経験を積み重ねていた…と思っていた。けれども新島への旅の準備をする段階で、自分がまだまだ離島初心者のレベルだった事が明白になっていった。今まで我が訪問した離島は観光にレンタカーが必須になるような大きな島ばかりだった。大きな島だから当然そこに住む住民もそれなりにいるわけで、コンビニやビジネスホテルもあったりしてほとんど不自由なく旅行が出来る環境が整っていた。でも新島は違う。小さな島で住民も少ない。コンビニも一店舗もないしホテルも1軒あるかどうかで民宿がメインになる。更に今年は感染症リスクの為今年の営業を見合わせる民宿が続出。そんな中我が何とか予約出来たのはドミトリーのホステル。なかなかオシャレで女子受けしそうな内外装ではあるけど。

200828nabla00200828nabla01ドミトリーというのも初体験だ。風呂は無くトイレとシャワーは共用、飯も外で弁当を買うか自炊するかだ。布団のシーツカバーもセルフ。寝室も同じ空間に別の人がいるので静かにものを整理しないといけない。幸い同じ部屋でも離れたところに他客がいたので圧迫感はなかったけどね。冷蔵庫も無いので飲み物は外に出て自販機で購入するしかない。今回の旅は恐ろしく汗をかいたので日に10本くらいミネラルウォーターを買ったと思う。もちろん電子マネー等使えるはずもないので小銭を大量に持っていって大正解だった。

問題は晩飯。小さな離島では飲食店も少ない。民宿に宿泊した観光客は宿で刺し身料理を食べる事になり外食需要が少ないからだろうね。けれども夕方自転車で町を巡っていた時に『札幌ラーメンどさん子』の看板を見つけてしまった。おそらく新島唯一のラーメン店だろう。これはいい!ここにしよう!まずは島の観光をしてから店に戻ってきた。ところが店内は真っ暗。え!営業終わっちゃったの?失意の中店を去り代わりの店を探す。日が傾いたとはいえ暑い中自転車で町を徘徊する。焼肉店や鮨店は見つけたけど1人では入りづらいな。宿の近くに弁当店があったのでそこで弁当買って宿の共用スペースで食べるしかないか…。いや、ダメ元でもう一度「どさん子」へ行って確認してみよう。臨時休業の張り紙も無かったから。すると店内に灯りがついて暖簾がちゃんとかかっているではないか!やった!迷うことなく暖簾を割った。人によっては「何で新島に来てまでどさん子に入るのか?」と思うだろうが、我からすれば島に来て刺し身と鮨とか食べても腹が満たされる気がしないのだ。厨房には男の店員4人もいた。前客ゼロ。客席は全てテーブル席で、4人卓☓2,6人卓☓2、座敷に6人卓☓2。いずれもアクリル板の仕切りが設置してある。席は指定され水とピッチャーと薬味や割り箸が後から提供される。感染症予防対策がきちっとされている。口頭で注文。BGVは安倍首相の辞任会見だった。後客は5人家族。

200828dosanko00200828dosanko02 札幌ラーメン どさん子 新島店

『黒ごま担々麺』 980円+『ライス』 200円=1180円

店の壁に貼られていた宣伝ポスターにオススメと書かれていたので黒ごま担々麺とライスを付けて注文。半ライスではなくてライスなので多め。これでガッツリ喰える。麺は中太縮れ麺。具は青ネギの小分け切り、白髭ネギ、糸唐辛子、挽き肉たっぷり。黒胡麻入りは確かだけど、ごまの風味はおとなしめで、どちらかというと辛味噌に近い。麺を食べ終わった後レンゲでご飯を掬ってスープに浸してから食す。美味い!この暑さの中でバテ気味だったので、ほんのちょっとのピリ辛具合が食欲を増進した感じがして尚更美味かった。満足の食事。この店が新島にあってくれて良かった。救われた思いだ。支払いを済ませ気持ちよく退店した。
200828dosanko01宿に戻ってシャワーを浴びて早々に就寝。明日の朝も結構早いんだ。

 

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