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2020年6月20日 (土)

亀戸珍来

揚げたての油条は食べる事が出来たが、それだけで満足出来るものではない。なので予め亀戸駅周辺のラーメン店も下調べしたのだがあまり興味を惹かれるような店は見つからなかった。そんな中ちょっとだけ気になる屋号の店を見つけた。『珍来』亀戸店だ。

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昨年末に「東京ラーメン系譜学」という本を購入した。我はこの本にかなり影響されて、昨年末『ホープ軒』巡りや『つけ麺大王総本店』へ訪問する事までした。その本の中で「最古参のラーメンチェーン」として紹介されていたのが『珍来』だった。1928(昭和3)年創業、東京・埼玉・千葉・茨城に4つの直営店、31のグループ店を展開している。実際はラーメンチェーンというより町中華チェーンと化してる。神奈川県民の我としては全く存在を知らなかった。もちろん入店した事もないのでこの機会に入店してみよう。亀戸店はグループ店舗にあたり2001年頃開店したらしい。珍来グループ店は職人を育てて独立させる暖簾分け的な展開をとっている。さらに地元に密着する経営を推奨しているので各店舗店主の裁量がかなり反映されており、各店舗でメニュー内容が大きく違うのも特徴らしい。『一品軒』から2分ほど歩いて店に到着。赤と白ではっきりと目立つ外装で一見チェーン店のように見えない、普通の町中華然とした店構え。入口は自動ドア。入店すると店内は意外に広い。ファミレスのように仕切りのある広めの4人がけテーブル席が7卓くらいあった。厨房には男の店員3人。厨房前にも一列のカウンター席がいくつかあった。でも先客ゼロ。「お好きな席にどうぞ」と言われたのでテーブル席を一人で座った。後客は1人づつ4人くらいフラッと入ってきた。

200620chinrai00200620chinrai03手打ちらーめん 珍来 亀戸店

『ラーメン』 510円+『半チャーハン』 510円=1020円

セットメニューは餃子とラーメンのセットになっていたのでスルーし単発注文した。筆頭基本のラーメンと半チャーハンを注文。

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いわゆる豚骨鶏ガラスープに若干生姜を効かせた町中華のラーメンの味。具はきざみねぎと平メンマ数本とチャーシュー1枚。やはり手打ちらーめんを名乗るだけあって麺に特徴があった。黄色く太い縮れ麺。モチモチとしてプツンとした歯ごたえが楽しめる。そして麺量が通常の店より多め。麺を食べる目的で作られたラーメンって感じ。

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一方の半チャーハン。半チャーハンなのでこじんまりとしている。唸るほど美味しいという事はないけど基本に忠実で実に美味しい。これもチャーハンで職人の腕を確認する『珍来』グループの力だろう。これなら普通盛り注文すれば良かった。後客が頼んだ大盛りチャーハンは強烈なボリュームだった。ともかく満足して支払いを済ませ店を出た。

商店街に戻って抜けて亀戸駅へと戻った。時計を見ると亀戸の滞在時間は1時間ちょうど。秋葉原で京浜東北線に乗り換え横浜に戻った。

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