塩担々麺
政府の非常事態宣言は昨日解除された。その前に先週木曜日から出勤を続けている我。電車の混雑状況は月曜日とは明らかに違い増えていた。それでも学生がいない分、かつての日常までは戻ってないが。そのままかつての日常などにすぐ戻れるわけはなく、時差出勤は奨励されているので、我もしばらく続ける予定。
という訳で早出勤の定時退社日、夕方5時半前に大口駅に降り立った。夕日の日差しがさす中駅前にある『まるは担々麺』へ向かった。ここには開店直後の昨年6月28日に一度訪問している。その後何度か店前を通ったが営業していない事があった。だからこの店が自粛騒動の中生き延びているか情報が無くてちょっと不安だったのだが今日は無事営業していた。初訪問時、筆頭看板メニューの『担々麺』ではなく『ごまらーめん』を注文していた。なので今度訪問しら担々麺を注文しようと思っていたのだ。ところが店前の貼り紙を見ると「おとなの塩担々麺」と書かれている。どうやら1年を待たずリニューアルしてしまったらしい。まあいいや。早速入店。入口に券売機。メニューは塩担々麺のみ。あとはトッピング類。厨房には男の店主1人。店内も大分手を入れられて、テーブル席は廃止されL字型カウンター7席のみとなっている。先客は女客1人のみ。後客ゼロ。
『おとなの塩担々麺(ラー油抜き)』800円+『ライス』 100円=900円
ラー油抜きも食券購入段階で選べる。それだと胡麻自体の風味を楽しめるとの事。我はごまラーメン好きなので抜きにした。でもそうしたら前回注文と同じではないか…。それにしても塩担々麺とはあまり聞かない。店主がいうには胡麻の風味を味あわせたい為だけに醤油ではなく塩を用いたオリジナルらしい。しばらく待って登場したものは前回頼んだ「ごまらーめん」とはちょっと違った。麺は多加水中細ストレート。具はきざみ葱、ほうれん草、ザーサイ、鶏肉チャーシュー2枚。スープは胡麻ラーメンを更に進化させた感じですり胡麻の風味がたっぷり味わえる濃厚クリーミーなスープで、胡麻好きならぜひおすすめしたくなる一杯。すり胡麻ラーメンってなかなか食べられないから貴重だ。でも担々麺を食べようとして注文したらこれが提供されてどう思うか?だ。挽き肉も入っていないし、だいぶ本来の担々麺とは異なる。そこで後半店主に頼んでちょっとだけラー油を入れてみてもらった。「ウチのは結構辛いのでほんのちょっと」と言って店主はほんのちょっと入れてくれた。そして同時に卓上にあった花椒も多めに投入。そうしたら不思議なことに立派な担々麺の味になった。そこにライスを丸ごとスープの中に投入。このすり胡麻濃厚スープにご飯が合わないわけはない。汁一滴残さず完食!店主は話好きらしく前客とも我とも話かけてきた。胡麻増しがあると店主に勧められた。凄そう。次訪問の機会があればやってみたい。それまでどうか営業を続けていて欲しいと思った。
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