小見川栄
また千葉のDrさんのブログを拝見していたら気になる情報が書かれてあった。小見川カレーそば?カレー風味のソースラーメン?またもや千葉に地麺発見の情報?今更だけど気になって調べてみると、所謂町おこし系とかではなく、自然発生的で局所的な地麺らしい。しかもスープ焼きそばというラーメンなのかどうかも曖昧な存在のようだ。調べると余計気になり訪問してみたくなった。
昨日有給を使って強引に4連休にした最終日。最終日はジタバタせず休養に充てたい気持ちが強かったので悩んだけど、天気予報では今日1日快晴だという。悩んでいる時間も無駄だ、悔いを残さず行ってしまうおうと小見川遠征決定。ただし外房というのは横浜からだとギリギリ日帰り可能な距離なんだよな。朝7時前に家を出て横浜から成田空港行きの横須賀線に乗車。成田から成田線に乗り換え小見川に着いたのは10時半近く。約3時間の鉄道の旅だった。改札を出ると想像通り駅前にコンビニもない、のんびりした田舎の風景が広がっていた。昔の吉幾三の歌じゃないけどさ、電車は1時間に1本、休日はバスもほとんど通らない、もちろんレンタサイクルなんてあるわけがないといった有様。タクシー乗り場はあったけど使いたくないしな。目的店は2km弱も離れていて歩いて回るには結構骨が折れるけど、昔に戻ったつもりで食べ歩きを楽しむしかない。青空が広がりそれほど寒くもない、散歩日和でいいではないかと自分にはっぱをかけて出発。
最初の目的店は『お食事処 ニュー栄』という店。先の千葉のDrさんの記事によると、小見川カレーソーススープ焼きそば元々『さかえや』という店で提供されていたものだったが、その店は残念ながら昨年辺りに閉店していた。たまたま跡地を通ったら割れた立て看板だけ残して更地になっていた。で、そのご子息が営業しているのがこの『ニュー栄』なのだそうだ。はるばる歩いてきたけど開店の40分以上前に到着してしまった。裏手にカインズホームがあったのでそちらで時間を潰したがそれでも余って店の近くでスマホを見て暖簾がかかるのを待った。懸念しているのが、こういう田舎の、普通の食事処が定刻に開店するのか?そもそもちゃんと営業するのかなど何の手がかりもないこと。一応店の入口にはそのような貼り紙が無かったので暖簾が出るのを待つしかなかった。そしていよいよ定刻!あ!店主が暖簾を出したぞ。真面目な店主らしい。ホッとしたよ。そうしたらその前に地元の常連と思しきおばあちゃんが先に入っていった。後に続いて入店。厨房には店主とおばさん店員の2人。店主夫婦かな?言葉は交わさず寡黙に作業をしている。客席は厨房前に一列のカウンター8席。座敷席もいくつかあるようだが仕切りがあってよくわからなかった。口頭で注文。後客は6人くらい。
お食事処 ニュー栄 『カレー焼きそば』 850円
メニューにはラーメン、ミソラーメン、塩ラーメン、各々そのバリエーションがあって、その下にカレーラーメン、焼きそば、カレー焼きそばと書かれている。ここでカレーラーメンを頼みそうになるけど、今回の目的はカレー焼きそばの方にあるのでそれを注文。15分ほど待って提供されたのは、たっぷりのスープの中に麺がありその上に青のりと紅生姜がのった結構破壊力のある絵面の一杯だった。確かにラーメンでも焼きそばでもどちらでも取れるビジュアル。でも前情報なしで何も知らずにラーメン頼んでこれが出てくるより、焼きそば頼んでこれが提供された時の方がショックは大きいと思われる。何故かお吸い物も付いている。麺は中細ストレート。具はきざみ人参ときざみキャベツ、豚肉と完全に焼きそばの具。スープはソースの味が強く出ている。わずかにカレーを感じる程度。船橋ソースラーメンにかなり近い味わい。
我はこういうB級然とした味わいが好きなので、ボリュームはあったがどんどん食べすすめた。食べている時は完全にラーメンとして食べていた。ほのかにカレー風味のソース味のラーメン。小見川まではるばるやって来た甲斐があったというものだ。満足してお代を支払い店を後にした。


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