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2020年2月21日 (金)

星印名物

反町付近にある『ラーメン星印』。店主は『支那そばや』出身。我は開店間もない2014年3月26日に一度訪問しただけ。そんな店が唐突に、我が好きだった『名物屋』をイメージしたラーメンを期間限定で提供しているという情報を聞きつけた。『名物屋』は黄金町駅近くにあった夜だけ営業する老舗ラーメン店で老夫婦が切り盛りしていた。なんとも懐かしさが漂う店内の雰囲気があり、狭い店内ながらいつも満席状態だった。店主夫婦が高齢だったこともあり2017年に惜しまれつつ閉店してしまった。そんな『名物屋』の記憶が薄らいでしまっていた頃にそんな情報が入ってきたのだからたまらず、会社帰りに東神奈川駅から歩いてやって来てしまった。厨房には店主と男の店員の2人。先客5人後客3人。口頭で注文。

200221hoshijirushi00200221hoshijirushi01ラーメン星印 『イニシャルM チャーシューメン』1200円

『名物屋』での我の定番はチャーシューメンだったのでその形で注文。麺は中細ストレート。具はきざみネギと焦がしネギ、多めの柔らかいメンマ、ロースチャーシュー4枚入り。そして生姜の効いた醤油スープ。矢沢永吉が流れる明るい店内でこれを出されても『名物屋』を思い出すのはなかなか困難だったが、食べすすめていく内に、生姜の味わいと焦がしネギの香ばしさの混じり合いによって「あーこんな感じだったかも知れない…」とジワジワと思い出してくる感じだった。特にメンマなんか再現度が高いね。店主は支那竹ワンタンメンが好きだったのかな?チャーシューはあまり似ているように感じられなかった。それでも二度と食べられないと思っていた『名物屋』に似ているラーメンを食べる事が出来て満足だ。少子高齢化が進みしかたなく店をたたむ名店はこれから増えてくるはず。こういう形で良いものを残して伝えていくというのはとても良い試みだと思う。難しいとは思うけど、他の店にもこういう試みが広がってほしいな、と思った。

近くのバス停からバスに乗り横浜駅に出て家路についた。

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