直系晩飯
中国武漢から発生した新型肺炎は日に日にこの国にも拡散し、この対応の話題ばかりニュースで報道されている。学校は来月から休校するよう政府から要請がなされ、北海道では週末外出自粛要請を出しているとか。これらはパンデミックを抑え込む為の方策とはわかっているが、以前想像していたパンデミックが起こった世界の状況に似ている。東日本大震災の時も感じたけど、子供の頃は「起きたら怖いだろうな」と思っていたSFの世界のような出来事が次々と現実化していくのは不謹慎極まりないけど感慨深い。それでも個人の生活はマスクをしている以外は何も変わらず毎日通勤の日々が続いている。
そして迎えた金曜日。昔ほど顕著ではないが最近軽い家系欠乏症になってきた。行ってみたい新店も無いので久々に家系総本山『吉村家』へ訪問することにした。前回訪問は昨年5月6日。もう何度目の訪問になるのかわからない。するとどうしても意識がマンネリ化してしまい、どうでも良い事ばかりに目がいってしまいがちになる。帰宅途中に家系総本山に立ち寄れる環境というのは当たり前とは思ってはいけない。遠くの街からはるばる地麺巡りに来た気持ちになって店に向かった。まずは店内に入って食券を買って列に並ぶ。このプレ厳戒状態など全く無関係かのように店前の待ち席は埋まっている状態。25分ほどの待ちで入店着席。今日は二代目抜きで男ばかりの店員8人。
『チャーシューメン(麺かため・油多め)』 810円+『玉ネギ』 100円+『ライス』 110円= 1020円
いつものメニュー、いつもの好みで注文。やはり直系総本山だけあっていい顔をしている。鶏油でスープが黄金色だ。スモークチャーシューの香ばしい香りが直系家系ラーメンを食べている実感を高めてくれる。麺は以外と細い中太やや縮れ麺。まずは卓上から豆板醤とおろしにんにくを多めにライスに投入し、海苔を使って家系ライスで食す。玉ネギを投入した直系家系ラーメンと交互にライスを食べる。ラーメンを食べているという喜びに浸れる。家系ラーメンってやっぱりいいなー。満足の晩飯となった。





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